こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

やすらぐ

2017年06月22日 11時13分09秒 | Weblog

今朝はのんびり
天国と地獄の天国タイムです。
昨日仕上げた
朝顔の垣と張った網の具合を
しばし観察。
破れた網に加えた修正も
いまのところ大丈夫みたい。

庭に目を転じてみると、
緑の天下です。
そんな中、「負けません!」と、
あげた顔がりりしい花。
庭は時々刻々と、
その表情を変えているようです。


ちょっと楽しく明るいマンガ、
足柄山の金太郎君と、
鬼退治の桃太郎君が、
プロ野球にスカウトされて、
ライバルになって競い合うという、
ゆめいっぱいのスポーツマンガでした。
寺田ヒロオ氏の、
醸し出す明るさは、
天性のものだった気がします。
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でもなあ?

2017年06月22日 08時35分26秒 | Weblog

また
おとうさん食べたでしょ」

いきなり娘が怒った。
冷蔵庫にいれてあったケーキを
食べたからだった。

「あれ食べ残しだろ?」

「おいてたの。後で食べようと思ったの」

これはまずい展開になった。

「大体意地汚いんだから、
お父さんは」

妻まで口出しを始めた。
いつも同じパターン。
孤立無援のお父さんだが、
一応反論!

「前に言ったろ。
大事にしまっているものなら
名前を書いとけって」

下手な弁解が口に出る。

「何言ってるの。
名前なんか書かなくったって、
あなたが気を付けてればいいのよ」

「そうよ!
おとうさん
ハイエナなんだから」
(ハイエナ?)
万事休す!
口ではかなわぬ母と娘のスクラムに、
無力なおとうさんが勝てる要素は皆無。
ハイハイ、
無条件降伏だ。
ハイエナだから。
わかってても、
繰り返してしまう。
お父さんはハイエナなんだからと
開き直っている。(笑)


平田弘史氏の
マンガ(劇画というべきかな)は
戦国武士や剣豪などを描く
第1人者だった。
優雅な『子連れ狼』を描いた小島剛夕氏と
対極にあった気がする。
荒ら荒らしく、豪放磊落で、
そして野性的な男の悲哀に
リアルさがあった。
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つれづれに

2017年06月21日 15時23分08秒 | Weblog

いま宅配が届きました。
表にお茶川柳コンテスト入賞と
ありました。
開けてみると
お茶の詰め合わせでした。
お茶好きな私には、
最高の贈り物です。
作品は
道の駅「飯高駅」に展示されてあります。
三重県です。
ちょっと足を伸ばせば行けそうな距離です。
夏シーズンに計画するとして、
今は銘茶で、
当該地への思いを募らせtみようと思います。

大人のマンガです。
サトウサンペイさん、
心癒されるキャラクターが、
思い出されます。
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めまぐるしく

2017年06月21日 01時04分57秒 | Weblog

ここ数日、てんてこ舞いしていました。
18日から19日午前中にかけて、
20日必着の投稿原稿に掛かり切り。
合わせて25枚書き上げました。
おかげでほかのことは
一切手が付けられませんでした。
といって
ましな原稿が完成したわけではありません。
ああ~!くたびれ損の体です。
19日の午後は、
手が付けられていなかった畑の世話で
いっぱいいっぱい。
そして20日は、
ウォーキングです。
朝早くから弁当を用意して、
集合時間ぎりぎりに駆けつけて、
網干湿原散策ウォーキングです。
驚きました。
集まったのは250名。
平日、しかも田舎町加西のイベントに、
この数は異常(笑)です。
網干湿原が、
兵庫県一の湿原に昇格したからでしょうか。
トップを飾るネームバリューの効果は、
すごいものだと感心します。
京阪神のほうから半数近くの参加者でした。
行きと帰りに歩いたのも加算して18000歩。
まあまあ歩いたって感じです。
そして帰宅すると、
すぐに明石へ向かいます。
そう!
娘の演奏会があるのです。

ここから親ばかぶり発揮です。

演奏は弦楽三重奏。
主旋律を担当のヴァイオリン奏者が娘。
会場は
明石市西部公民館のロビー。
100人近い観客であふれていました。
そして登場の演奏者たち。
「!」
息をのみました。
娘がまるで別人です。
ヴァイオリンを演奏する姿は、
美しく輝いて見えました。
そして流れる旋律の素晴らしさと言ったら!
(親バカぶりはまだまだ続きます。笑)
なんに増して、娘が美人に見えます。
日ごろ家では甘えん坊で
ぐーたら(?)娘が……!(信じられない!笑)
モーツアルトに始まり、
ハイドン・バッハ・パッヘルベルに
ヘンデル・ボロディーンーー!
心に侵入してくる
魅惑の旋律は、
娘の手から生まれているのです。
父親で幸福だと感じたのは、
久しぶりでした。
これで親ばかぶりは終わります。
お相手いただきありがとうございました。

家に帰りついたのは
夜の11時過ぎ。
風呂に入った後、
いまブログを開いています。
でも、眠い!(笑)


青春時流行っていたのが
かっこいい番長が戦う学園マンガ。
巨人の星の原作者と組んだ
新進の漫画家壯司としおが
いい味を出して描いた学園ドラマです。
心すっきりをもたらしてくれたマンガに、
今も感謝を忘れていません。
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昔のお話し・ハネムーン?

2017年06月20日 00時39分18秒 | Weblog

今の時代、
ハネムーンは
豪華さを競う一方だ。
娘もニュージーランドへ。
どこへ行こうが、
どれだけ豪華にしようが、
それで
結婚生活がうまくいくなら
親として
何も文句はない。

私の場合、
近くで済ませたハネムーン。
身重な妻の体も考えて、
新婚旅行は
いかないつもりでいたが、
親兄弟に
世間体があるからと勧められ、
急きょ決めたのが
京都嵐山行き。

実は十二月、
京都は
シーズンオフだった。
形だけだからと
出かけたものの、
嵐山は
寒風が
吹きすさんでいた。
体を寄せ合い、
雪さえ
ちらつき始めた
嵐山を歩いた。
宿は
駅前の案内所で
決めた民宿。
宿泊客がいなく
閑散とした部屋は、
隙間風が
容赦なく吹き込んだ。

「なんてハネムーンだ。
花嫁が気の毒だ」と、
友人はいうが、
妻も私も
実は満足していた。

シーズンオフの京都で
二人の心を
一にした貴重な体験は、
絆を
絶対のものにしてくれた。

三十五年続く
円満な結婚生活は、
あの特別なハネムーンを
体験したから
得られたものだと思っている。


虜になったマンガがある。
石森章太郎(のちに石ノ森章太郎に)の、
名作『サイボーグ009』だ。
仮面ライダーの生みの親である。
少女漫画から青春ストーリーなんでも
器用に描き分けた
稀代の漫画化だった。
SFマンガは
とにかくテーマが壮大だった。
009も後半は神との闘いに発展したのである。
彼は多作漫画家。
残した作品は膨大な量なのだ。
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必死のふり

2017年06月18日 10時59分59秒 | Weblog
今日は締め切り消印日。
3時までに
書き上げようと懸命です。
10枚、
やっつけ仕事になりそう。
しかし、
このチャレンジを一度なまけると、
次も、次もと、
悪連鎖するのは明白。
だから無駄でも書くしかない。(苦笑)
目も頭も疲れたところで一服。
と言いながらもう何服目になるかな。(笑)

ちょっと手元のアメコミに目を通した。
あのバットマンである。
最近はスーパーマンと対決している。
昔人間には、
(一体なんだよ)と言いたくなるが、
そんな時代なんだよなあ。
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空梅雨

2017年06月18日 07時48分51秒 | Weblog


雨が降らない。
梅雨ですよね?
また野菜が高くなりそうだ。
さっき収穫した
我が家の野菜、
数年何も作らず放置していた畑、
100均の種子、……?
いろんな悪条件を乗り越えて、
自然がプレゼントしてくれたもの。
昨日は
なすとピーマンをいただいた。
感謝しながら味わうことは、
久しぶりです。
すぐに
いんげんはボイル、
胡麻和えにして食べたら最高!

昼間の暑い時間は、
からからに乾いた畑を見ながらも、
水やりは夕方まで我慢する。
試行錯誤しながら、
昔の野菜作りを思い出している。

プランターのミニトマトは
順調に実をつけている。
隣のなすびとともに、
路地に植えている仲間よりも、
成長はいい。
一人っ子(?)は、
至れり尽くせりで育てられるせいだろうな。(笑)


手塚治虫氏のマンガに、
ユニークなものがあった。
とはいえ、
すべてのマンガと同様に
据えられたテーマは、
時代の先取りをしている。
未来への警鐘ととらえて、
読みなおしてみた。
面白い!
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年齢に抵抗?

2017年06月17日 11時11分52秒 | Weblog

きのう久しぶりにイオンへ、
自転車を飛ばした。
飛ばしたと言うより、
押して歩いたというほうがいいかな。
実は
自転車のタイヤ、
空気が少なくて、
またがればタイヤが横に広がってしまう。
これは(ヤバイ!)と、
歩いては、
なだらかで舗装された道は自転車に乗った。
目的は、
イオンにある自転車販売コーナーで、
タイヤに空気を入れるため。
空気不足のままでは、
ちょっと近くに行くのも支障がある。
やむにやまれずという行動である。

ここ数日は、
畑と庭の世話と、
まちライブラリーの企画に忙しくて、
外出が大儀になり、
家の周囲にとどまっていたのだ。

イオンまで歩けば50分ぐらい。
乗り歩きの自転車で35分でたどり着いた。

フ―ッと溜息をついたとき、
(あれ?)
しょっちゅうイオンまで歩いて通っていた時に、
感じなかった倦怠感に気付いたのだった。
(これはヤバイぞ!)
若い時と違い、
一日動かなければ、
体力の低下は数日分になるんじゃないのかな?
よし!
明日からまた歩こう!
その誓いも、
今日からではないんだよなあと、
なんとなく可笑しくて笑ってしまった。(苦笑)


大人のマンガをチェック。
杉浦幸雄と富永一郎両氏の作品。
ちょっと毒ある、
エグさもほどほどのコミカルなもの。
やはり時代を彩った作風が懐かしい。
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あの日の原稿

2017年06月17日 01時20分57秒 | Weblog

おとうさんは、ひと月ぶりに帰って来た。えらく疲れ果てている。


人が変わって口数が少ない。ひと月前の明るい饒舌ぶりが微塵もなかった。


高学年のタカシにも、そんな大人の変わりようは理解できない。


「どうやったの?もう限界って顔してるよ」


 おかあさんは気を使って訊いた。


「ああ、もうアップアップだよ。もう寝るわ」


 おとうさんはごろりと横になった。そのまま眠って、大きないびきを掻きだす。頬の肉が落ちてげそっとした顔だった。


 タカシは堪らなくなり訊いた。


「おとうさん、よっぽどしんどいんだね」


「大変なお仕事をして来たんだもん。仕方ないのよ」


 おかあさんは首を軽く振り笑った。


 ひと月前、熊本に向かったおとうさんは、現地で電気の復旧工事に追いまくられた。


地震で破壊された送電施設は無限に近かった。 


電力会社から派遣された電気技師のおとうさんは、現地スタッフを監督しながら、工事に携わった。


気苦労は人の数倍したし、尽きることはなかった。


 おかあさんの説明に、タカシは頷いた。


でも、おとうさんの大変さは、想像すらできない。


「タカシは覚えてないかな、まだ小さかったから。震災で家が焼けてしまったの……」


「うん。覚えてないけど、お話しはいっぱい聞いたよ」


 阪神大震災。タカシの家は縦に横に揺れて崩れてしまった。そして、燃え移った火で跡形も残らなかった。


幸い家族は命拾いしたものの、それからの苦労は言葉に言い表せない、と両親からしょっちゅう聞かされて育った。


「その時ほかの県から応援に来てくれた人たちの不眠不休の活動のおかげで、みんな救われたの。おとうさん『その人たちへ感謝を忘れたら、絶対あかん!』って口癖にしてた。『今度の災害は恩返しや!』熊本へ出発する日に、おとうさんが言ったの覚えてるやろ」


 おかあさんに言われて思い出した。


あの時、お父さんの目がギラギラ光っていたのを。あれはおとうさんの覚悟を示していたんだ。


「出来んことをしようとしたら、そらもう邪魔なだけや。だから出来んことはせんこっちゃ。非常時は出来ることをやらなあかん。それが一番役に立つ。タカシ、よう覚えとくんやど」


 こんこんと言い聞かされた。


 おとうさんなら出来ることを精いっぱいやる。役に立ったのは間違いない。邪魔になるなんて考えられない。


思わずおとうさんの寝顔を見た、尊敬のまなざしで。


「ムニャムニャ!」


 寝言で誰かを叱咤する。現地での奮闘を夢の中で再現している。げそっとした顔に逞しさが浮き上がる。


おとうさんは闘って来た。未曽有の状況下で、闘いが終わることはない。


たぶん、いや今も闘いは続いている。おとうさんの戦場を引き継いだ人が闘っている。


(ありがとう、おとうさん、頑張ってくれて……!)タカシは心の中で呼びかけた。


「ああ、よく寝たな」


 目覚めたおとうさんは驚いた。


タカシが体にしがみついた状態で眠っている。


よくよく確かめると、タカシの表情は、とても安心しきったものがある。


(フフフ。こいつめ)


 おとうさんはタカシの顔に頬をすり寄せた。ここにも守ってやる大事なものがある。全身全霊かけても悔いはない宝物だ。


「あらあら、やっと起きたんだ」


 おかあさんだった。


「ああ、疲れが取れたよ。もしかしたら、タカシが手伝ってくれたのかもしれないな」


 おとうさんは、体から離れない小さな息子の手を見つめながら、心底そう思った。


 悪夢のような現地での悪戦苦闘ぶりを夢に見ていた。


向こうでは仲間がいた。信頼しあい復旧に向けて働いた。そして、ここでは、愛する息子タカシの応援を受けている。


「……負けるな、おとうさん、頑張れ……!」


 タカシの寝言は心強い。これ以上の援軍はない。おとうさんはつくづくそう思った。


「しばらくゆっくり出来るの?」


「いや、また熊本へ行くことになっている。すこしでも役にたたなきゃなあ」


「体だけは大事にしてよ。あなたを必要とする、タカシがいるんだから。絶対だよ」


 息子を見つめ、おとうさんは力強く頷いた。


今夜の一冊は、
シートン動物記
まさかマンガ版に出会えるとは、
思いもしませんでした。
しかし、
素晴らしい、
感動的な絵とストーリーの
シートン動物記はありました。
漫画が人の心へ
届けるものが無限だと
感じさせてくれた作品でした。
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詩のようなもの

2017年06月16日 09時55分11秒 | Weblog
ひょいと
頭に浮かんだりする
息子の顔
もう五年会っていない
だから
照れくさそうな笑顔は
あの日のもの
遠くで就職した
息子の旅立つ日の笑顔
いま
会っても
もしかしたらわからないかな……?
いや、
親子って
そんな希薄なものじゃない


とりとめなく
大人のマンガを
引っ張り出しました。
青春時代、
漫画サンデーや漫画読本、コミックパンチなど、
薄っぺらな週刊漫画誌を
本屋さんでこっそりと立ち読みしたものです。
中でも惹かれたのは、
清酒「黄桜」のCMでカッパがユニークだった
小島功氏の作品です。
その独特の画風に
何度となく心を和ませられました。
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