難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

散髪のバリアフリー

2005年06月05日 19時17分42秒 | 生活

050605_0656~001.jpg早朝、杜の都仙台まで出かけたがちょっと早く着いたので、ライオンヘアーの頭をさっぱりするために駅下のバーバーに入った。
店員が私のラメの緑色の補聴器を見て、タオルでうやうやしく受けてくれた。
実は、難聴者にとって散髪は鬼門なのだ。洗髪するので補聴器を外すのだが、髪の分け方から長さや襟足の、処理などどうするか聞いてくる。聞こえないから補聴器をしているのに、外したら聞こえないということが分からないらしい。適当に、はいはいなどと言っていると、あまり変わらなかったりする。何のために床屋に行ったのかわからないし、とても損をした気になる。
補聴器をしていた場合は注文の確認を文字や写真で確認できるような配慮が欲しい。整髪料の選択も、指差しで確認をしてもらいたい。
バリアフリーな社会とはこうした配慮や理解が行き届いた社会ではないだろうか。
今度は散髪屋に紙で説明しよう。

ラビット 記



全ろうの村議

2005年06月05日 09時05分35秒 | 生活

050605_0807~001.jpg昨年の春まで、長野県の白馬村で、村会議員をしていらした桜井清枝さんにお目にかかった。
たった一人の女性でまったく聞こえないのに議会に手話通訳、要約筆記を認めさせてきた方だがまったく気負いというものを感じない爽やかな方だ。


ラビット