聴覚障害者コミュニケーション教室で、「孤独力ー人間を成熟させる「ひとりの時間」」※を書いた津田和寿澄氏の講演会があった。
消極的な孤立Lonlinessから積極的な孤独Solitudeへの転換を奨めるもので、人は誰しも成長の過程で一人になる力を持つようになる。
勇気や決断の要るときは一人になる時間が必要と述べられた。孤独の効用として他にも自己バランスがとれること、など5点ほどあげられていた。
※講談社 ; ISBN: 4062594544 ; (2003/09)
聞こえなくて嫌応なしに、孤立させられてしまう難聴者は、それを積極的な孤独に換えるためには何が必要か、伺ったら、自分の軸を持つのがソリチュードだから、難聴には関係なく必要だし、できるということだった。
つまり、聞こえないという環境や人とのコミュニケーションが持てないという状態から、聞こえないということを越えた意識になるのがソリチュードということのようだ。
イチローやタイガーウッズは間違いなくソリチュードの人だというので、清原もソリチュードでないかと質問したんだけれどなあ。
ラビット 記