難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

心理学の最初のレポート提出。難聴者の社会福祉の学習

2009年05月03日 21時38分20秒 | 社会福祉の学習
090503-140642.jpg090503-140657.jpg介護福祉士の学習2年目。医学一般と介護概論に次ぐ3科目は心理学だ。心理学入門ではなく、「臨床心理学」を学ぶ。

心理学とはどういう学問かではなく、「できるだけ、具体的に日常の生活場面で、目の前にいる人を理解し、どのような働きかけをしたらよいのか、役に立つ知識や理論」(『臨床実践の心理学』(岸良範編)はじめにより)を学ぶのだ。

具体的な場面で目の前の相手を理解することは、介護や心理学的援助だけではなく、職場でも、難聴者運動の中でも必要なことだ。それは相互理解の中で行われるからだ。

学習のしおりには、実証科学としての心理学とは違い、「臨床の実践をめざす心理学は主体的な接近は・・・『まさに私とあなたの世界の中で相互の信頼関係をもって結ばれつつあるときのみ可能なものとなる』」
とある。

相手の人間の理解は、相手との関係を理解することと同様に、自分自身をも見つめる姿勢が重要とある。
自己を感じる意識selfawareness,自分の心のありようを敏感に感じ取る感性を養うことの大切さを指摘されている。

自分を見つめるというのは、これは相当厳しいことになる感じがする。


ラビット 記
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Ⅰ.臨床心理学は、個人のよりよい適応や望ましい人格を意図して心理学的援助を行い、これを理論的・実践的に研究する学問である。これは、人間を一般化してとらえる「基礎心理学」と異なり、”個の心理学”といえる。
臨床実践のための心理学について、以下の問いに答えなさい。
1.心理臨床の目的を述べなさい。

2.臨床心理学の目指すものを述べなさい。

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写真は2年ぶりに葉がぐんぐん伸びてきたアマリリス。
一昨年の初夏以来、葉だけ、それも昨秋からは一葉しか残っていなかった葉の根本から若葉みたいのが見えてると思ったら三日ぐらいでぐーっと伸びてきた。