難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

全国初の手話で全教科を学ぶ中学誕生へ

2009年05月11日 01時28分55秒 | 生活
私立の明晴学園が小学部に続いて、中学部を開校するための準備資金を集める募金活動を報道がYoutubeで放映されていた。
http://www.youtube.com/watch?v=CeZvg1_Hdj8&feature=sdig&et=1241952139.07

日本語対応手話と日本手話と二つあると指摘されているが、どちらも手話であることには変わりない。
どうして二つあるのかの説明はなかったと思うが、日本語対応手話が「良くない」というイメージがあるのだろうか。
難聴者、中途失聴者は日本語を使うので、日本語対応手話で会話するのが一番学びやすく、伝えやすい。

ろう児が日本手話を使うのは「権利」だ。日本手話で自由に学んだり遊ぶ中で、成長して、いろいろな力を獲得していく。
難聴者や中途失聴者も、日本語対応手話を学ぶなかでいろいろな力を身につける。手話を学ぶことはエンパワメント上も必要でもあるし、権利でもある。

いろいろなことを考えた。
ろう児が成長して、地域社会やネットと関わるようになれば、書記日本語や手話通訳を使いこなす力も求められる。中学部、高等部のろう児が地域や学校外で社会参加する時、手話通訳は地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業で派遣されるのだろうか?

ろう者と難聴者はある程度は手話で通じるのだろうが日本手話と日本語対応手話は異言語に近いので、コミュニケーションの内容によってやはり通訳が必要になる。手話通訳は公費で派遣されるか。


ラビット 記

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