難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者は携帯の解約ができない?

2012年03月25日 18時35分53秒 | バリアフリー
義母が難聴で携帯電話が聞こえない、メールも使えないので解約することに。
月末の日曜で春休みだからか最初の店はいっぱい。
2店目で、難聴で聞こえないから呼ばれてもわからないと言うと番号の表示を見て下さいと教えてくれた。気がつかなければ呼んでくれると。

しかし、解約は名義の本人確認のため電話に出て、氏名と生年月日を言ってもらう必要があるという。それは電話が聞こえないので無理、向こうから一方的に電話で氏名を話すのもだめだという。

本人に委任状を書いて下さいと言うが80歳を越えた義母はそんな細かい内容は無理ですと言うと、何かセンターに電話していたが、結局本人の確認がとれない以上、解約できないと言うことだった。

わかったこと。
・難聴者はローンでもクレジットでも契約行為が本人確認が電話なので難しい。
・難聴者はメールで連絡しても、着信がバイブに設定してあったり、電源を切ってあったりすると気がつかない時はどうしようもない。
・一人でいる難聴の義母に連絡する方法がないということが改めてわかった。何か災害時にこちらからは安否を確認する方法がない。

ラビット 記

鳥取市でも人工内耳装用児にFMシステム給付の事例。

2012年03月25日 11時02分38秒 | 機器について
「補聴器と人工内耳装用者に朗報!」で人工内耳装用者と難聴者に、FM送受信システムの給付について紹介した。
その後、鳥取市在住の方とコメント欄で給付の認可についてやり取りがされていたが、昨日、給付決定の連絡があったことが分かった。

ラビット 記
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http://bit.ly/szHPbQ
ご報告申し上げますあ。
先日、突然福祉課より連絡があり、FMが支給されることが決定しました。
それより数日前に福祉課に赴き、学校生活での必要性などを説明し4月に再申請をすると合意していたのですが、急きょ就学前の支給となりました。
というのも、私のこどもともう一人の方が同時期に申請されていて、その方の案件が更生相談所にのぼっていました。その子供さんは病院でFMをつけての語音明瞭度検査等をし、なおかつ主治医から人工内耳用も補装具として区別なく支給されるべきという意見が更生相談所に直接あったそうで、それが決め手になったようです。
ひとまずほっとしています。これで新入学を迎えた子供にも力強い見方ができた気分です。
今回は色々とご教示いただきありがとうございました。