酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

なにげに郷土色

2013-12-25 | 酒風景
ちょいと用事(飲酒以外の用事)があって立ち寄ったいつもの炉端の店。
女将のお母さんが遊びに来ていて、あら~久しぶりなんて話をしているうち結局、一緒に呑むことに。

めいめい食べたいものを勝手に頼む。


あさり酒蒸し。汁をなるべく残し、あさりを食べ終わったら雑炊をこさえてもらう。


鰰(ハタハタ)の飯寿司。
こういうのが出てくると、ああ冬だなあと思う。

今画像を見て思い出したが、右下にチラと写っているのは子ネギの漬物。生を刻んで食べる時よりも格段にネギっぽい、不思議に美味。

他いろいろ食べたはずなのに、なお食欲全開。


搾菜のお茶漬け。
あさり酒蒸しで雑炊を食べておきながら、また飯か。困ったものである。

再び画像を見て思い出したが、左上にチラと写っているのはいぶりがっこ。
これがまた旨かった。これまで食べたものよりぐんと燻煙香が強く、歯応えも相当に良くいかにもいぶりがっこな味(どうもうまく表現できん)。早い話がこんな旨いいぶりがっこは初めてなのだった。

ふと思えば秋田名物、鰰、いぶりがっこ。ほんとの産地はどこだと言及はしないが、そういうものが美味しい季節、ということさ。
外はしばれても、温かいのである。