酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

キノコなしあわせ。

2014-09-09 | 酒風景
言ってはみるもんだ。

秋刀魚刺身にイクラという旬の味覚を堪能した先日。贅沢にも、あとは鮭とキノコを食べたいと念願してみたら

届いた、落葉キノコ(俗名、正しい日本名はハナイグチ)。
我が親のお知り合いが採ってきたもの。


カラマツの下にだけ生る希少なキノコを三升漬け和えで。
これを食べずして秋は来ない。酒のあてにも、こりゃ堪らん。

山菜も外国産がスーパーで売られる時代。
ついには落葉キノコまで売り場にならぶが、農産品ならいざしらず山で採れたものには手が出ぬ。
すぐそばに有毒物質を出す廃液処理場があるかも知れないのに。
というのうのは憶測に過ぎないが、あながち無いとも言い切れない。

山菜は自分のお里の、知ってる山のものを食べるが宜しい。
それが人の業と思う。よその山のものにまで手を出すから枯渇するのだ。


ともかくは、有り難い事に落葉キノコを堪能。
次なる願望は舞茸(天然)なのであるが、
雨が少なくてもダメ、多くてもダメといわれる天然ものだけに、特に今年はどうか心配。

鮭はどうか。財布にもありがたい感じでやってきてくれるといいのだが。