酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

大根菜っ葉を堪能。

2014-09-06 | 酒風景
大根菜っ葉が手に入った。
それはそれは立派な葉振りで、大根としてでなく大根菜だけが商品になったもの。

そして、それはそれは立派に虫が食って穴だらけ(笑)。無農薬の証である。

青虫がいないか確かめてから(笑)、まずそれをさっと湯掻く。
冷めたところで菜っ葉を刻み、塩とだし粉で浅漬けに。微量なゴマ油と煎りゴマで風味もプラス。
虫食いも刻んでしまえばもう忘却の彼方へ(笑)


もちろん菜飯でしょ。

味見は青虫に先を越されちまったが、味は上出来。
新鮮な菜っ葉が実に美味である。

これなら秋山小兵衛も太鼓判(笑)。
剣客商売(池波作品)にたまたま立ち寄った居酒屋で菜飯を褒めるという下しがあるのだが
そもそもその作品に出合わなかったら自分も菜飯なんぞにこだわらなかった。

ほろりと苦い、なんとなく秋を思わせる物悲しい味である。
なんて、カッコつけすぎであるが
おかわりにはジャコを足して再び満足。

そうそう、マヨラーに朗報。
ふと思いついて、ひと口だけど試したみたら
菜飯にマヨはなかなか良いぞ。


旨いものは人をクリエイティブにする。