酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

放し飼い鶏

2011-02-18 | 旨かった話
卵の殻。
白い鶏が産んだのは白。茶色の鶏が産むと赤になるのだそうな。
先日買ったのは後者が生んだ模様。



放し飼いでのびのびと育った鶏。ストレスのない健康な鶏が産んだ卵ですよと言われ、それだけで美味しさや安全性を期待してしまうのは、エコとかスローとかそんなことに好印象を抱いているからか。

1パックくださいなと言ってから、値段を聞いてびっくりしたのだが、後にも引けず買った卵の黄身は黄色。



黄身だから黄色は当たり前だろと言うなかれ。
黄身の色は餌によって変わるらしい。トウモロコシなどをメインに食べていると黄色、イエローになり、赤い色素のある野菜を与えると赤みがかった黄色、オレンジっぽくなるのだとか。
ちょっと赤っぽい方が料理でも見栄えするとか、栄養がありそうに感じるので、餌に花を混ぜたりして、色を調整するというのも、近代養鶏ではアリなんだそうだ。
ちなみに色の違いで栄養の差はない。

なんだか養鶏業界の回し者のようになってしまった。

で、卵かけごはん。

我が近年の流儀は、まず卵をよく溶いてご飯に混ぜる。そうしてから醤油をたらす。



その方が、卵の味と醤油の風味が引き立ち美味しい。醤油は卵に直接醤まぜるよりも少なくて清むので減塩にも。
これに青海苔や唐辛子などを加えるても美味しい。

ちなみにカラザ(黄身についてるヒモみたいの)。あれには特有の栄養(抗がん効果)があり、取り除くよりはあえて食べることに価値があるらしいが、自分はけっこう取り除く派だ。

ちなみに白身。生食する際、あのドゥルンという食感が苦手なので、自分は気合いを入れてかき混ぜる派だ。

ちなみに、長くなるのでこのへんで。


嬉しい便り。

2011-02-17 | 写真部屋
マンションの郵便受けに往復はがき。

お、アサヒカメラさんからだ。

ひょっとして入選?



おおっ、ファーストステップ入選とある。
しかも特選って朱筆してないか。
なんか、やった~、だよ。

今月初旬、3か月ぶりに応募した作品。数点出したうちの「沈黙の牧場」というのが審査員のお目に留まったようだ。
来月発売号で入選者発表に記載。再来月発売号で作品掲載という運びとなるらしい。

応募したのは1月に行った美瑛でのものだった。
しかし、その作品の何が良いのか、自分自身、そのポイントが分らないのである。
決して謙遜ではない。確かに気に入った作品ではあり、だから応募(動機は出すことに意義アリ程度)したのだが、風景写真というのは、実はよく分っていなかったりする、いまだ未知の分野なのだ。

しかし(2回目)、アサヒカメラ誌として評価されたということは、自分が良いと思った感覚は間違ってはいないということに。少なくとも自分は間違ったことをやってないのだなという、小さな確証を得た気分。

改めて、自分の中で何かが始まった気がする。

なんてな。

ともかくは嬉しいのである。

(自我自賛にて恐縮)

その旨さ問題アリ。

2011-02-17 | 旨かった話
昼食の話である。近頃はその方面に用事などあり、結果しばしば顔を出している下町の居酒屋ランチ。

昨日の日替わりは豚汁定食。



豚汁、ご飯、お浸し、目玉焼きがセットになっている。
ボリウムも十分だ。

そこに

「こたさん、これ食べな」とマスターがご飯の上にポンと盛ってくれたもの。



出た~。またもや生たらこの醤油漬け。昨日は良い鱈を仕入れたようだ。

それにしても旨い。
困ったことに御飯があっというまに減っていく。他のおかずとのバランス調整に難儀するのだ。サービスはうれしいがどことなく過食なムードは否めない。
というのも、これ、コレステロールが多いような気がする。たっぷりのたらこ、目玉焼きは多分L玉で拵えたと思しき大きさのものが二つ。さらには、朝ごはんも卵を食べたことを思い出す。

その夜、食べようと思って密かに楽しみしていた明太子(浜で買ってきた解凍品)は、オトナ的判断にて中止となったのだった。 おわり


【ちょっとカミングアウト】
ブログでのニックネーム「こたりん」であが、実はこれ自分が街での通り名なのである。繁華街のママなどにこたりんと呼ばれてから久しい。
なので仕事のペンネームや写真を発表するときの匿名も「こた」となった。

女将の仕事。

2011-02-16 | 酒風景
といって、前記事「わさび部長の仕事」の続編という訳ではないのだが。

先日訪ねたいつもの女将の店。
珍しく(?)気合いが入っているというか、とにかくは美味しいものにありつけたのであった。

〆サバ刺身。



サバも良いが、付け合わせが旨かった。甘酢生姜とキュウリの和えもの。これだけ小丼のようなものに入れてもらい、もりもり食べたいサラダ感覚。サバとの相性もちろんよろしく、箸がやたらと進むのだった。

こんなのも。



粕汁ふうの汁物。
粕と白みそが半々になっているんだそうな。

いわゆる正統な粕汁というのは、どうも馴染みがないのだが、こういうのだと美味しく食べられる。お代わりもした。

酒蔵が三つもある旭川。こうした酒粕料理はもっとあってもよいのではないか。増毛町の酒蔵の向かいにあるラーメン屋。そこの酒粕ラーメンは旨い。そんなのを例に、いろいろあったら楽しいだろうと思う。

今まで考え付かなかったのはなぜか。飲むばかりではいかんな。

わさび部長の仕事。

2011-02-15 | わさび部長
今朝起きて、目に入ったもの。



お年始にもらったタオル(ビニル包装)。



ご丁寧に、袋を開けてくれようとしたようだが、面倒なので途中でやめたようだ。

そして、ストーブ前が気持よくて仕方ない、相変わらず眠くて眠くて仕方ないわさび部長なのであった。