Cちゃん ( 年中 ) :
先週やった「10にんのインディアン」。
カスタネットでのリズム打ちが楽しかったらしく、今日も、いそいそとカスタネットを手につけて準備をしています。
この機会をうまく利用しようと、先生は「じゃリズム打ちやるよ。『タタ』 ( 8分音符のリズム読み ) の音符のところを きちんとたたいてね」と 暗に「8分音符」を強調し、楽譜を1音1音 指さしながら歌います。
歌の声も、8分音符の刻みを強調しながら。
♪ ひーとり、ふーたり、さんにん、いるよ、
という具合です。
Cちゃんは先生の指さす音符を真剣に追いかけ、歌を聞きながら、一生懸命にリズムをたたいていきます。
次はピアノで弾いてみます。
ドードド、ドードド、ミーソソ、ミード、
途中 ミスはあっても、ちゃんと楽譜通り8分音符で弾いているので、音符が理解出来ていることがわかります。
4分音符の2倍の速さで弾く訳なので、幼児の柔らかい手にはちょっとしんどいですが、時々つっかえながらも「あれ?」「あれ?」と言いながら 一心にチャレンジして、最後まで弾けた時は満足そう。幼いながら小さな達成感を味わっている様子です。
ピアノは、こういった小さな努力、小さな達成感の積み重ねです。
将来 大曲を弾くようになっても、今日のCちゃんがやっているように 1音・1フレーズをひとつひとつクリアし、その都度得られる小さな達成感を糧にして、大きな曲全体の完成を目指していく、地道で孤独な作業です。
だからこそ、努力して達成できた時の喜びは大きく、自分の好きな歌や知っている曲が 自分の手で音楽として生き生きと流れだす嬉しさと一緒になって、ピアノを弾くことの大きな喜びとなるのです。
「インディアン」が合格になったCちゃんが、次のページの「むすんでひらいて」にとりかかり、音符とにらめっこしながら最後まで弾いたとき、お迎えのパパが来ました。
今日はパパのお迎えだったんですね。
Cちゃんは、「パパに『インディアン』聞かせてあげる」と言って、さっき合格したばかりの「インディアン」を弾きました。
知ってる曲を歌い、力いっぱいカスタネットで発散し、音符が読め、がんばって上手に弾けるようになり、そしてその喜びを、大好きな人とシェアする。
なんて幸せなことでしょうね!
子どもたちのこの幸せな気持ちを、ご家庭の皆さまにもぜひご想像いただき、一緒に受け止めてあげていただけたら嬉しいです。
先週やった「10にんのインディアン」。
カスタネットでのリズム打ちが楽しかったらしく、今日も、いそいそとカスタネットを手につけて準備をしています。
この機会をうまく利用しようと、先生は「じゃリズム打ちやるよ。『タタ』 ( 8分音符のリズム読み ) の音符のところを きちんとたたいてね」と 暗に「8分音符」を強調し、楽譜を1音1音 指さしながら歌います。
歌の声も、8分音符の刻みを強調しながら。
♪ ひーとり、ふーたり、さんにん、いるよ、
という具合です。
Cちゃんは先生の指さす音符を真剣に追いかけ、歌を聞きながら、一生懸命にリズムをたたいていきます。
次はピアノで弾いてみます。
ドードド、ドードド、ミーソソ、ミード、
途中 ミスはあっても、ちゃんと楽譜通り8分音符で弾いているので、音符が理解出来ていることがわかります。
4分音符の2倍の速さで弾く訳なので、幼児の柔らかい手にはちょっとしんどいですが、時々つっかえながらも「あれ?」「あれ?」と言いながら 一心にチャレンジして、最後まで弾けた時は満足そう。幼いながら小さな達成感を味わっている様子です。
ピアノは、こういった小さな努力、小さな達成感の積み重ねです。
将来 大曲を弾くようになっても、今日のCちゃんがやっているように 1音・1フレーズをひとつひとつクリアし、その都度得られる小さな達成感を糧にして、大きな曲全体の完成を目指していく、地道で孤独な作業です。
だからこそ、努力して達成できた時の喜びは大きく、自分の好きな歌や知っている曲が 自分の手で音楽として生き生きと流れだす嬉しさと一緒になって、ピアノを弾くことの大きな喜びとなるのです。
「インディアン」が合格になったCちゃんが、次のページの「むすんでひらいて」にとりかかり、音符とにらめっこしながら最後まで弾いたとき、お迎えのパパが来ました。
今日はパパのお迎えだったんですね。
Cちゃんは、「パパに『インディアン』聞かせてあげる」と言って、さっき合格したばかりの「インディアン」を弾きました。
知ってる曲を歌い、力いっぱいカスタネットで発散し、音符が読め、がんばって上手に弾けるようになり、そしてその喜びを、大好きな人とシェアする。
なんて幸せなことでしょうね!
子どもたちのこの幸せな気持ちを、ご家庭の皆さまにもぜひご想像いただき、一緒に受け止めてあげていただけたら嬉しいです。