HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

3月のアレンジは「思い出がいっぱい」

2017年03月04日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん ( 小6 ) :
コードネーム付きの1段譜 ( 伴奏パートがなくメロディーのみの楽譜 ) 曲集を使って、自分で伴奏やアレンジをして弾く練習をしています。
実はNちゃん、「おばあちゃんの影響」とのことで、昭和ポップスが大好きなんです。
だから使っている曲集も、昭和時代のJポップやフォークソングを集めたものです。
小学校の卒業式が間近に迫った今月・三月は、曲集の中から卒業に関連した2曲を選びました。
「思い出がいっぱい」、そして「夢で逢えたら」です。
先週この2曲を選び、今日はNちゃん 自分でひと通り伴奏も付けて弾いてきています。
どちらの曲も、メロディーはいい感じのノリで弾けていますし、「思い出がいっぱい」の方など 譜面に書いていないコードも自分で加えて 滑らかな流れを出していたり、サビに入る部分ではリズムを変化させたりと、ごく自然にポピュラーっぽいアレンジが出来ているので、感心しました。
いつの間にか、自分の力だけでこれだけのアレンジができるようになっていたんだ…
Nちゃん、たいしたもんだね。
一方、「夢で逢えたら」の方は、冒頭からサビで始まる変則的な構成になっています。
この サビの部分が、この曲のメインといった大事な部分で、オリジナルではコーラスで歌われています。
そこで、右手はいきなりブロックコードで始めることにしました。全体のリズムはボサノヴァ的な軽いタッチにして、A-B-C などの区切りごとにリズムも決めました。
これで仕上げてみて、ということでレッスンを終わりましたが、小学生が終わろうとしている今、Nちゃんがなかなかのポピュラーピアニストになってくれて、コードやアレンジの用語などもサッ!と受け止めてくれるまでに成長してくれたことを嬉しく思っています。