HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Lちゃん お姉さんの演奏と「ドレミのうた」

2017年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小1):
いつもの時間にレッスンに来たら、思いがけず6年生のMちゃんがいて、レッスンしてる音が聞こえてきました。
明日が小学校の卒業式なので、Mちゃんのレッスンを今日に振り替えていたのです。
LちゃんにとってMちゃんは「保育園のときのお友だちのお姉さん」で、教室の生徒の中で唯一、知っている人です。
頼もしく、また憧れの先輩でもあるのではないでしょうか。
ちょうど良い機会なので、Mちゃんに、卒業式のときにピアノ伴奏する曲を弾いて聞かせてもらいました。
いつも一人だけでレッスンしてるLちゃんなので、大きい人のピアノを こんな近くで聞くのは初めて。
付き添いのママともども「すごい~♪」と目を見張りました。
上手な人の演奏を直接見たり聞いたりするのは、とっても良い刺激になります。
Lちゃんの心に、ピアノのすてきな音がたくさん届いたことと思います。

さて、今日のレッスンは先週やった「ドレミのうた」です。
Lちゃんが右手のメロディー、先生が伴奏を弾いて、連弾で合わせます。
「ソは青い空、ラはラッパのラ、シはしあわせよ、さあ歌いましょう」
この部分が、シャープやフラット、ナチュラルがいっぱい出てきてとっても難しいです。
指番号をまちがえると、次のメロディーにつながらなくなってしまうので、指番号を間違えないよう気をつけて、クロッシング(指をくぐらせる)のタイミングも外さないよう、いっしょうけんめいに弾きます。
楽々弾けるようになるまで、何度もくり返してメロディーを弾き、楽譜どおりに弾けるようになりました。

そうしたら、次は楽譜に書いてない、「ソードーラーファーミードーレー」とか「ドミミ、ミソソ、レファファ、ラシシ」とかの部分も弾いてみます。
できるできる。ぜひこれも入れて続けよう。

まず、メロディーを2回くりかえして弾きます。
つづいて「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、ド、シ、ラ、ソ、ファ、ミ、レ、」と音階を弾き、その次には「ドミミ、ミソソ、レファファ、ラシシ、」と軽快なBメロを弾きます。
それがすんだら「ソードーラーファーミードーレー・・・」の所を弾いて、それが終わったら、また最初にもどって「ドはドーナッツのドー」と繰り返し、最後は「ドレミファソラシド、ソ、ド!」とポーズして終わりです。
先生との連弾で、イントロ&エンディング付き、堂々3コーラスの「フルバージョン・ドレミのうた」が弾けました!\(^o^)/
楽しかったね♪

Mちゃん 明日は卒業式

2017年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん( 小6 ):
明日は いよいよ卒業式です。
そしてMちゃんは、卒業生全員で歌う「青い竜」という合唱曲のピアノ伴奏をするのです。
本当は、明日の金曜日がピアノのレッスン日ですが、明日は卒業生と謝恩会があるので、レッスンを今日に振り替えました。
なので、今日は明日の本番のための最終レッスンとなるわけです。
もう何度も何度も弾き込んだ「青い竜」。
躍動感あふれる生き生きとした演奏、さすがヒバリ教室の生徒だ。
ちょっと「生き生き」すぎてテンポが走りそうになったり、ジャンプが隣の音に着地しそうになったりしても、ドンマイだよ!
合唱する人たちや指揮の人、6年生みんなで、思いっきり歌い上げられれば最高だ。
Mちゃんのレッスンの終わり頃、次のLちゃんとママが来たので、最後にもう一度「青い竜」を弾いて、聴いてもらいました。
2人のお客さんを前にしての予行練習です。
Lちゃんとママは「すごい〜」と大絶賛してくれました。
明日は着物に袴という姿で卒業式に出るというMちゃん、袂( たもと)がジャマにならないかどうか、バスタオルを袂代わりに腕に掛けて練習してきたとのこと!
明日の本番、うまくいきますように。
がんばれー!

ビリーブ: Aちゃんの練習能力

2017年03月23日 | レッスン日記(小中高生)
Aちゃん(小3):
先週 両手で弾いた「ビリーブ」、今日は完成できたでしょうか。
一応、成果をきいてみます。
「どう?上手に弾けるようになった?」
「ダメ!弾けない」
Aちゃんは、あわてて両手で弾き始めました。
自分でどれくらい弾けるか確認してみてる様子です。
ところが、バタバタと焦った速さで弾くもんだから、ミスやつっかえだらけ。
「そんなに大急ぎで弾くから、間違えるんだよ。これくらいでゆっくり弾いてみようよ」
先生がゆったりとしたテンポを示し、Aちゃんも弾いてみます。
「ほーら、この速さならずーっとうまく弾けてるじゃない?」
と自信を付けさせます。
「1ページ目は完璧に弾けてるから大丈夫だね。2ページ目の、この辺がいまいちなのかな?」とヒントを与えてみました。
決まってつっかえるのは、2ページ目の3段目、「悲しみや 苦しみが」のところなのです。
「うん、ここがいつも間違える」
「じゃこの段だけ練習しようか」
Aちゃんは「うーん、ちょっとやりにくいから、その前の段から弾いてみる」と 助走( ?)をつけてから弾いてみました。
まず両手で。
その結果、左手の流れが把握できていないと感じたらしく、左手だけを何度も弾いて 流れを手に記憶させているようです。
先生はその様子を興味深く観察しつつ、時折り「シのフラットを忘れちゃうね」などとヒントを与えます。
すると、Aちゃんは右手のシの音をエンピツでマークしたり( ついでに猫の顔にしました)左手のシには♭記号を書いたりして注意し、自分でチェックしたポイントだけ何度も繰り返して、手と頭に覚えこませています。
右手、そして左手。
何度も覚えた後、それぞれの音を忘れないように気をつけながら注意深くゆっくり弾いて、なんとか間違えないようにがんばっています。

Aちゃんが 今やってること…
ちゃんとポイントを押さえた、的確な練習だね。
うまく弾けない所を探し、弾けない原因を見つけ、それに注目できる方法を考え、正しく弾けるように気をつけながら 覚えるように繰り返す。
先生からいちいち指示されなくても、1人でこれだけの練習がやれるって、大したもんだなーと思います。
Aちゃんの練習能力( ? )を再発見した、本日のレッスンでした!