HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「いとまき」連奏記録更新中。

2017年03月28日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(年中):
レッスンの順番が来て、ピアノの椅子に座って、さあ、今日は、あの曲弾くかな?!
テキストを広げて・・・
弾いた!\(^o^)/
「いとまき」。毎週必ず、いちばんはじめに弾く 現在Cちゃんの「マイブーム曲」です。
今日で連続、何回弾いてるんだろう。
そういえば、こんなこと、以前にもレッスン日記に書いたことがあった・・・
探してみたら、ありました。
2013年の9月です。
登場人物は、誰なのか、ご想像にお任せします。
やまのおんがくか 連奏記録

これの前の週の日記がこちら
大好きな曲はいいことばかり

やっぱり、小さいみんなは、大好きな曲を何度も何度も弾きたいんだなー。
そして、それをくり返しながらも、その都度バージョンアップして、ピアノそのものも上達していくんだ。

今日のCちゃんの「いとまき」も そうです。
あんなに大変だった右手の8分音符も、難なくスラスラ弾けるようになっていたので、先生が提案しました。
「ねえ、こんなに上手に弾けてるんだから、伴奏もつけようよ」
「うん、いいよ」
そして、右手のメロディーに合わせながら、左手を和音でジャン!ジャン!とつける伴奏を考えていきました。
「いとまきまき」のところは、Cのコードを合わせます。(Cちゃんはまだ小さいので、Cのコードはドとソの二つだけです)
ひっぱって、とんとんとん のところは、G7(これも2音)、C、G7、C、とコードを替えて。
でーきたできた は 伴奏なしの右手と左手の掛け合い(これはCちゃんが考えました)
こびとさんのおくつ は ひっぱってとんとんとん と同じメロディーなので、伴奏も同じ。

これを、両手で華やかに弾き、先生がカスタネットでパーカッションをつけました。
そのあと、テキストの方も順調に進み、左手の新しいポジションを読みながら伴奏をつける課題も簡単にこなしました。
着々と上達してるCちゃんです。

音階練習 バーナム2

2017年03月28日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(小3):
先週 緑のバーナム(バーナム2)でやった「階段をおりよう」という課題。
「速く弾こう」ということになっていたので、「よーし」とモーションかけて張り切っています。
いちばん高い方のドから4オクターブ下のドまで、両手そろえて一気に駆け降ります。

ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレド!

3年生のHちゃんにとって、両手4オクターブ分のピアノ鍵盤は広い!高音は雲の上、低音は地面の下、くらいの落差に感じられてるんじゃないかと思う・・・
2オクターブ下りたところで、指をまちがえた!もう一度!
今度は3オクターブで間違えた!
高い音、低い音はどうしても手の位置に無理が出そうになり、フォームが崩れて、そのためつい違う指を使いたくなってしまうのです。
Hちゃん、椅子の上でちょちょっ!と移動しながら弾いてみたりしましたが、そのうち「えーい」と立ち上がりました。
「椅子いらないね? 取っちゃうよ」と先生が椅子を遠くへ外し、「うんっ!」とHちゃんは、ピアノの最高音位置に勇ましく仁王立ち。
せーの!

ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレ、ドーシラソファミレド!

音が下がるにつれてHちゃんもカニのように横ばいで移動しながら弾く。
ドーシラ、ソファミレ、ドーシラ、ソファミレ、とリズムに乗り、ヒザではずみをつけながら。
うん、そのリズム、なかなかいいな。

見ていたS子ちゃんから「うわー、すごいことやってる」と驚かれながら、Hちゃんは大健闘して「階段を降りよう」を弾きとおし、合格することができました。
ふうー、がんばったね!

このところ、「音階」に取り組んでいる人が、Hちゃんを含め たまたま何人かいて。
それぞれがテキストも課題も各人各様で、なかなか興味深いです。
でも、音階の理想形は同じ。
なめらかに、粒をそろえて、はやく正確に。
音階の道のりは長い・・・

花のファンタジー 来週しあげよう!

2017年03月28日 | レッスン日記(小中高生)
S子ちゃん(小3):
「ぴあのどりーむ5」の最終曲、「花のファンタジー」終盤にかかっています。
先週、中間部のところを一通り、一緒にやってみて、「来週までスラスラ弾けるようにやってきてね」ということにしてあったのですが、スラスラとまではいかず、ちょっと手こずってるようでした。
もしかしたら、今日、この曲合格するぐらいになってるかな、とも思ってたんだけど、さすがにそれはムリだったか。

宿題になっていた中間部、右手はオクターブの跳躍が続き、同時に左手は ベース音を保持しながらの伴奏、という形なので、右手・左手別々にならうまく弾けても、両手いっしょにとなると難しいようです。
何度か左右の手を別々に練習し、それぞれをよく覚えてから両手合わせてみます。
ゆっくりなら、なんとか大丈夫、弾けそうだ。
だけど、曲の初めから通すと、どうしてもこの部分が遅くなってしまいます。
最初の方がとってもきれいに出来上がっている分、よけいにギャップが出てしまうのが惜しい。
「よしっ、じゃ来週までもう1週間、がんばってくることにしよっか。」
「うん・・・ここが遅くなっちゃうから・・・」
S子ちゃんも残念そうにうなずきます。
「そうだよね。ここだけがんばって、ほかのところに追いつけるようになればいいんだから。今、春休みだから、春休み中はこの曲がんばる、ってことにしよう。そして来週、全部がおんなじ速さで弾けて『合格』になったら、新しい本もらう、ってことにしよう!」
「うんっ!」
今度はS子ちゃん、パッと顔をかがやかせてうなずきました。
さあ、来週、スラスラ弾いてくれるの楽しみにしてるからね。

音階の練習・ハノン38番

2017年03月28日 | 音符・楽譜・テクニック
K子さん(大人):
「ハノン」の練習がけっこう楽しいとのことで、レッスン曲の合間によく弾いているみたいです
たまたま先日も、「ハノン」について書いたばかりですが、今日は39番の「音階」のひとつ手前、38番を弾いてみました。

38番は、音階の予備練習といった感じの課題です。
いちおうハ長調の音階ですが、ドレミファソラシド、と1オクターブ弾くだけで、同じパターンを繰り返していくというもの。 
39番に比べればずっと気楽に弾けるのです。

気楽な分、指や手のフォームに気を配る余裕が持てそうですね。
いつも、今弾いている音よりひとつ先の音がスタンバイできている状態をつなげていくと、なめらかな音階が弾けます。
たとえば「ド」の音を出した時には、「レ」の音の上に次の指がいるように、です。
あと、指だけでなく手全体の動きとか、上体の重心移動とかにもきをつけて、やわらかに円を描くような動きで重心を移動していきます。
それらに気をつけながらK子さんが「ドレミファソラシド」を弾いてみたら、とってもやわらかに、きれいな音階が弾けています。
「その調子!今のを忘れないように、お家でも弾いてみて!」と応援しました。
音階は、ピアノの基本ですからね。
これがきれいに弾けていれば、今後いろんな曲を弾くときにも、いい音で弾けることでしょう。
それを楽しみにがんばりましょう。