Hさん(大人):
先週「1段だけ先に進めましょう。その次の段の『プレスト(急速なテンポで)』にはまだ入らないし、ドラマチックに盛り上がりますから」と進めていた「バッハ・平均律クラヴィーア曲集」2番のプレリュード。
今日は、なんとこの曲の一番の難所、先週の続きの「プレスト」の部分までやってありました!!!
すごい、すごいです!
もうここまで来たら、あともう少しだから弾いてしまいましょうよ、と誘って、「え~っ、ムリですよ~」と言いながらも、Hさんは曲の最後、堂々としたパイプオルガン風のエンディングまで弾き切りました。
いけますねー!
でも、まあいきなり半ページ分も新しい部分を練習してくるのは大変でしょうから、来週までの宿題は「プレスト」まででいいですよ、ということに。
Hさんのピアノの音色が、以前に比べるとよく響くようになり、タッチもよくなっていると思ったのでそうお伝えすると、
「でもわたくし、いつも弱音ペダルをセットしたままなんです」というお返事です。
「あら、せっかくきれいな音が出てるのに、もったいない」
「いえいえ。そうじゃないとご近所に聞こえちゃうでしょ、つっかえつっかえのピアノが」
「上手になったときだけ、弱音なしで弾けば?!」
「ダメですよ~」
と 絶対シャイなHさんなんです。
「わたくしの練習時間はね」
とHさんは教えてくれました。
「ご近所の皆さんがお仕事に出かけてたり、いろいろ忙しくしてそうな 午前中9時から11時くらいの間ね。」
「なるほど」
「それと、夜は9時から10時くらいの間。」
「その時間なら皆さんテレビをつけてるだろうから、ピアノの音が目立たないだろうってことで?」
「そうですそうです。でも、『相棒』と『カラオケバトル』と『〇〇〇〇』←(聞いたけど何だか忘れてしまいました)の時間以外でね!」
「その時間は自分もTV見てるから、ピアノは弾けないと。」
「そ~うです」
「なかなか、練習時間にも策略をこらしてますねえ」
そして二人で「アハハハ」と笑ったのでした。
先週「1段だけ先に進めましょう。その次の段の『プレスト(急速なテンポで)』にはまだ入らないし、ドラマチックに盛り上がりますから」と進めていた「バッハ・平均律クラヴィーア曲集」2番のプレリュード。
今日は、なんとこの曲の一番の難所、先週の続きの「プレスト」の部分までやってありました!!!
すごい、すごいです!
もうここまで来たら、あともう少しだから弾いてしまいましょうよ、と誘って、「え~っ、ムリですよ~」と言いながらも、Hさんは曲の最後、堂々としたパイプオルガン風のエンディングまで弾き切りました。
いけますねー!
でも、まあいきなり半ページ分も新しい部分を練習してくるのは大変でしょうから、来週までの宿題は「プレスト」まででいいですよ、ということに。
Hさんのピアノの音色が、以前に比べるとよく響くようになり、タッチもよくなっていると思ったのでそうお伝えすると、
「でもわたくし、いつも弱音ペダルをセットしたままなんです」というお返事です。
「あら、せっかくきれいな音が出てるのに、もったいない」
「いえいえ。そうじゃないとご近所に聞こえちゃうでしょ、つっかえつっかえのピアノが」
「上手になったときだけ、弱音なしで弾けば?!」
「ダメですよ~」
と 絶対シャイなHさんなんです。
「わたくしの練習時間はね」
とHさんは教えてくれました。
「ご近所の皆さんがお仕事に出かけてたり、いろいろ忙しくしてそうな 午前中9時から11時くらいの間ね。」
「なるほど」
「それと、夜は9時から10時くらいの間。」
「その時間なら皆さんテレビをつけてるだろうから、ピアノの音が目立たないだろうってことで?」
「そうですそうです。でも、『相棒』と『カラオケバトル』と『〇〇〇〇』←(聞いたけど何だか忘れてしまいました)の時間以外でね!」
「その時間は自分もTV見てるから、ピアノは弾けないと。」
「そ~うです」
「なかなか、練習時間にも策略をこらしてますねえ」
そして二人で「アハハハ」と笑ったのでした。