三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

幻想の金魚。

2016年07月16日 | 読書
金魚が好きです。

本物の金魚も
模様になった金魚も。

金魚の浴衣はもう2枚持っているので
これ以上は買うまい。年を考えろ。
でも、帯なら欲しい。

蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)
室尾犀星
講談社


今年、映画が公開された室尾犀星原作の幻想小説「蜜のあわれ」。
真っ赤な金魚の化身である少女、赤子と
金魚の飼い主である老作家との
全編会話文で進む小説。
どこまでが現実で、どこまでが想像なのか判然としない、
夢うつつの物語。

「幻想文学」というキーワードにはずっと惹かれるのだけれど、
幻想と怪奇もまた境目があいまいで、
手を出すのに怖気づくものがあるのです。



今日は図書館に行ってきました。
小説は一冊も借りてません。



コメント
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