ずっと気になっていたバックナンバー。
こういう特集に
学生時代に講義を受けた、かの岡田先生が執筆していることに
何となく驚きつつ
読んでみて共感することにも驚きつつ。
しかし、今日は
吉岡洋「死者のまなざしの中にみずからを置くこと」から。
芸術がたんなる娯楽ではない真剣さを伴っているのは、そのためである。
基本的に娯楽は生者に、芸術は非在の者たちに向けられている。
私は芸術という言葉に抵抗があって、
自分がやっているものが芸術だとも思わないし
目指そうとも思っていない。
だって
今生きている自分のために
そして、今共に生きて聴いてくれる人たちのために
演奏することがすべてだ。
娯楽だって、真剣勝負なのである。
アルテス Vol.1 特集【3.11と音楽】 | |
坂本龍一,片山杜秀,吉岡洋,佐々木敦,大石始,石田昌隆,三上敏視,輪島裕介,川崎弘二,毛利嘉孝,谷口文和,山崎春美,長谷川町蔵,三井徹,加藤典洋,岡田暁生,椎名亮輔,高橋悠治,ピーター・バラカン,大友良英,三輪眞弘 | |
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こういう特集に
学生時代に講義を受けた、かの岡田先生が執筆していることに
何となく驚きつつ
読んでみて共感することにも驚きつつ。
しかし、今日は
吉岡洋「死者のまなざしの中にみずからを置くこと」から。
芸術がたんなる娯楽ではない真剣さを伴っているのは、そのためである。
基本的に娯楽は生者に、芸術は非在の者たちに向けられている。
私は芸術という言葉に抵抗があって、
自分がやっているものが芸術だとも思わないし
目指そうとも思っていない。
だって
今生きている自分のために
そして、今共に生きて聴いてくれる人たちのために
演奏することがすべてだ。
娯楽だって、真剣勝負なのである。