三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

楽に唄うか。頑張って唄うか。

2016年07月18日 | 三味線のはなし
今頃になって
唄のキーに迷いが生じる。

本調子にして低めのキーで
楽に声が出るところで唄うか。

二上がりにして高めのキーで
出ないわけではないけど
楽でもない音域で唄うか。

高い方が聞こえやすい、ような気もするのだけど。
聴き慣れてるからなのかもしれない。


楽器が一つしかないので、
なるべく調子は変えたくないのです。
あるいは、三味線がよく鳴る音域だとか、
開放絃を使いやすい調子の選び方だとか、諸々の事情で
唄いやすい調子を選ぶ、ってわけにはなかなかいかない。

これは、いつもジレンマ。



コメント
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