ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

鷲のマーク!

2011-08-27 20:01:47 | 昔々
「鷲のマーク」と言えば、昭和のテレビっ子世代だと「鷲のマークの大正製薬」とゆうキャッチコピーのCMが思い出されます。(今の子は知らんか・・・

中でも「リポビタンD」のCMは、昭和52年の勝野洋・宮内淳コンビから歴代配役を変遷しながら、今でも「ファイト~・一発(いっぱぁ~っ)」とゆうおなじみのキャッチコピーで続いています。

時には崖をよじ登り、倒木を持ち上げる登場人物たちを見て私の師匠は「こぎゃん元気な者は、リポビタンDば飲まんで良かッ!」と言い放ったのを覚えています。

話は変わって、ベテランのルアー・フライアングラーの中で「鷲のマーク」と言えば、
もちろんこれ・・・

ご存知、「フェンウィック」です。

アメリカのロッドメーカーの老舗で、現在でもオリジナルでロッドの製造をしている大御所であります。
ロッドのジョイントで、バットのオス側にティップのメス側のフュルールが入る日本でいうところの「逆印籠継」は今では主流なのですが、このスタイルはフェンウィックが「フェラライトフュルール」として世界で最初に開発しました。(アメリカでは1965年に特許取得)

国産メーカーでは、まだ本格的なルアー、フライロッドが少なかった1971年、ティムコが日本へフェンウィック製品の輸入を開始し、この「鷲のマーク」は当時のルアー少年達の憧れでした。

ロゴの鷲が掴んでいるのはフライロッドで、同社のフライロッドはハーフウェルズのコルクグリップと独自のフックハンガーがオリジナリティ溢れてましたね~。
HMGグラファイトでいち早くグラファイト素材を導入し、これは現在のグラファイトロッドの草分けでもありました。

私が、憧れのフェンウィックロッドを手に入れたのも、社会人になって給料をもらうようになってからでした。

ロッドケースも特徴的でしたね。

フェラライトグラスのブラウンのブランクに「鷲のマーク」と独自の飾り巻き!

上がスピニングのFS55、下がベイトでFC60!
FC60はモデル名のプリントが擦り消えちゃっています・・・

世代的には、グリップやガイド等のパーツが富士工業製に変わった頃の製品ですが、この太いスウェルドバットがグラスロッドのアクションに絶妙に効いていました。

FS55はカーディナル33とセットで渓流用にしていましたが、グラスロッドでもバットが効いてくれるのでバス釣りで酷使するようになり、ガイドのスレッドにクラックが入ってしまいました・・・

FC60はトップウォータープラグのバス釣りには、まさに「テッパン」で、アンバサダー5000Cとのセットで多くのバスをトップウォーターで釣ったものでした。

その後、私のメインロッドの座はスピニングはスーパーパルサー、ベイトはスーパーストライカーと国産タックルに移り変わって行きましたが、この「フェンウィック」のロッド達は青年時代にたくさんの思い出を作ってくれました・・・

コメント
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