ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

江戸川

2008-03-29 01:58:07 | へらぶな
少年時代、佐賀でへらぶなはとても身近なターゲットで、中学の時は釣り同好会を作り自転車でよく友達と釣行しました。その釣友の一人が「ジュニアへら研」に所属しており、当時としては高価だった「江戸川」とゆう並継ぎのグラスロッドで颯爽と釣るのを見て、羨ましく思っていたものでした。

30代になり、転勤で再び佐賀で暮らす機会があり、昔、通ったポイントを眺めている内に我慢できずに、「江戸川」11尺(カーボン)を思わず衝動買いしてしまったのですが、結局は9尺、13尺、15尺を次々に買い足し、とうとう釣台をはじめ道具一式新調するはめになってしまいました。



昨今のへらぶな釣りは、粉状の麩やグルテン、ペレット等を状況に応じてブレンドし、水加減や練り加減を調整しながら浮きにアタリを出して行くとゆう非常に奥深いものですが、道具さえ揃えてしまえば近場でも楽しめる財布にやさしい釣りでもあります。

その技を極めると練り餌でバスを釣ることもできます・・・

写真は花園の池で釣ったバスです、へら竿(ハリス0.4号)で釣ると非常にスリリング!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大使

2008-03-26 20:37:39 | タックル
ご存知、ABUの大使(アンバサダー)であります。
このリールのすばらしさについては、故開高健先生も「フィッシュ・オン」の中で切々と述べておられており、世界中にそのマニアを持つ希有のリールであります。
以前の記事でも書きましたが、若き貧乏アングラーにとってはまさに「高嶺の花」であり、いつかそのリールを手にする日を夢見ておりました。

左端の5000Cは、給料をもらえる身分になって初めて購入したABUのリールで、釣りキチ三平が「イトウの原野」の章で鮎川魚紳さんからプレゼントされ、2mの巨大イトウを釣り上げたリールであり、最初からあなたに決めていました!

その後、堰を切ったように給料の大半を注ぎ込んで2500C、5500C、1500C、6500Aと買い漁って行ったものであります。この写真以外にもパーミングカップ&インスタントアンチリバースのモデルも何台か購入したのですが、今ひとつ?ピンとこないので手放してしまい、結局手元に残ったのはこの5台だけとなりました。

この5台の共通点といえばドラグの端が角ばっている、いわゆる「角ヅメ」と呼ばれるタイプで、ドラグ作動時にカクカクとラチェット音がする点です。魚が走ってドラグが作動した時にドラグサウンドがすると、「おーっ頑張ってるね~」と実感することができるため、感性の領域で気に入っているのだと思います。

そういえば、最新のハイテクスピニングリールにおいても、このドラグサウンドについては、機能的には無くても特に問題はないと思うのですが、アングラーの琴線に触れる部分で重要なファクターになっているのではないでしょうか。
バスプロのバーニーシュルツ氏もステラのドラグサウンドを「ドラグが歌っている♪」と形容していましたね・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷魚ゲーム

2008-03-25 01:18:25 | タックル
その昔、ルアーを始めた中学時代、私が住んでいた佐賀では当然のことながらブラックバスもおらず、メインターゲットといえば雷魚で、私のルアーフィッシングの原点でした。(今では他県からも佐賀へ雷魚釣りに来られるようですが・・・)

社会人になっても、まだまだ雷魚ゲームは王道で、当時タックルはダイコーのスピードスティック6-16HOBBを所有していましたが、このロッドにセットする富士工業製ダブルハンドルのデザインが今ひとつで、バットコネクターを外してフェザーウェイト社のロンググリップに付け換えたりしたものでした。

そんな時、スミスからスーパーストライカーFL-59リリーパッドハスキーが発売され、ビビットなカラーといい、最初からフェザーウェイト社グリップ用のコネクタが付いている点が気に入り購入しました。本当ならば、雷魚ゲームには後発のマグナムハスキーなのでしょうが、すでに同色のFO-60を所有しておりトータルコーディネイト?で揃えてみました。

ルアーはハリソン社スーパーフロッグ(たしか3代目)がメインでしたが、ウィードガードが飛び出ているためカバーの上を引くときはひっくり返ってしまいました。また、ブログタイトルにもなったヒックリジョーも大のお気に入りでした。但し、ヒックリジョーはレッグがすぐに溶けてしまい、レッグ無しの方が飛距離は出るのですが、ハスの葉に乗せてゆっくり落とそうとするとハスの葉を貫通してしまうという不良息子ぶりでした。

狙うエリアも、ヒシとハスの混生エリアでのエッジ狙いで、現在の雷魚ゲームほどヘビーではなかったため、このタックルでも十分通用したんだと思います。
今では雷魚だけを狙って釣行することはないのですが、リリーパッドのカバーを見ると妙に血が騒ぎます
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「選抜チーム」

2008-03-25 00:11:58 | タックル
若気の至りで増えすぎたバスルアー達が満載されたアムコのタックルボックスは、もはやオカッパリからの実際の釣りに持って行くのは不可能な状態となっておりました。
そこで、「選抜チーム」と呼ばれる先鋭部隊が編成されたのでありました。
タックルボックスはやはり小型のアムコなのですが、内容はスピナーベイトやディープダイバー、ワーム等の釣る気満々のラインアップで、当時トップオンリーの釣友からは卑怯者呼ばわりされたものでした。

ロッドはダイコーのスピードスティック「コブラ」で、平織りカーボンシートをバットに1プライしたデザインは当時としては斬新でした、そしてセットするリールは当然のごとくスピードスプールBB-1L(リョービ製の2代目)で、当時リョービがTVコマーシャルをしていたキャスプロV同じV型スプール搭載となったモデルです。米バスプロのシャッグ・シャヒド氏が角砂糖をフリップキャストして、女の子が手にするワイングラスの中に入れるコマーシャルがとても印象的でした。

また、このセットは当時ダイコーのロッドビルダー石黒氏がキャスティングのデモンストレーションで使用していた組合せで、JLAAのイベントで氏の華麗なキャスティングテクニックを初めて見たときに衝撃を受けて即購入しました。
このタックルで、ゴムのキャスティングシンカーをフリップキャストして空き缶に入れる練習をしていたのを思い出します。

最近では、さらに姑息な釣果優先の「特攻チーム」も編成されており、まさに「どんだけ~っ」な状態であります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枢機卿(すうききょう)

2008-03-24 23:35:41 | タックル
枢機卿:ローマ-カトリック教会の教皇に次ぐ聖職位。教皇の最高顧問。教会行政や教皇選出などに携わる。【カーディナル】

若き貧乏アングラーだった私にとって、ABUのリールは釣具屋のショーケースの中だけで会える憧れの存在でした。やがて、就職し給料をもらう身分になった若き貧乏アングラーは、給料の大半を注ぎ込み、憧れのリール達を「大人買い」して行ったのでありました。

33は渓流とバス釣り用、54は池田湖や江川ダムでのトラウト用でグリグリメソッド多用によりオシュレートから異音が出るほど使い倒し、155はシーバス用に使用しておりました。ダイキャスト製ボディーは剛性が高く、カリカリとゆうラチェット音は釣場での孤独なアングラーの心を励ましてくれている様でした。
さすがにハイテクリール時代の波と共に、枢機卿たちの出番も少なくなりましたが、若きアングラーの道程に、その存在は忘れられない物となったのでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若気の至り(その3)

2008-03-24 23:03:37 | 昔々
昔、巨大なトラウトを狙って池田湖通いをしていた時代、トラウトゲームの世界ではハンドメイドミノーが一世を風靡していました。
バスプロでも有名な泉氏のH・M・K・Lや、リベット、ムラセミノー等、それはそれは綺麗でリアルなミノーが、魚だけでなくアングラーの心も捕らえて離しませんでした。

中でも私の心を捕らえたのは、遠藤アートクラフト製のウッドベイトとゆうミノーでした。当時ハンドメイドミノーの素材はバルサが中心で、アルミ貼りにエアブラシでカラーリングとゆうのが主流でしたが、ウッドベイト製作者の遠藤氏は家具職人でもあり、外材のアガティスとゆうハードウッドを使用し、鱗模様や鰓の造形もラパラナイフによる一刀彫りとゆう変り種でした。

元来、手作りが好きな私自身もウッドベイトをモデルにしたミノーを、ホウの木で多数作成しました。このタイプのミノーは鱗模様を一本一本ナイフで彫り込んでいくため作業には根気が要りますが、背中のカラーリングは掘り込んだ鱗模様のウッドに直接塗料を含蓄させる方法でエアブラシが不要のため、コンプレッサーやピースコンが買えなかった私にはうってつけの方法でした。
ただ、コーティング作業で毎晩夜なべしてセルロースセメントのディッピングを繰り返していたのを思い出すと、あの頃は若かったなぁと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若気の至り(その2)

2008-03-22 12:26:28 | 昔々
その昔、ルアー(フライ)フィッシングが今ほどポピュラーでなかった時代には、当然のことながらインターネットなどある訳がなく、情報元といえばまだ数少なかった雑誌(当時はフィッシングと隔月刊のアングリング程度)と、その道のパイオニアの方々とのクラブを通じた交流等に限られていました。
当時、私もJLAAの九州北支部に所属しており、ルアー釣り業界で有名なY・T氏も同じ支部に所属していました。
やがて、九州各地のエリアでも様々なターゲットが開拓されるようになり、鹿児島の池田湖でモンスター級のトラウトが釣れることが話題になると、私たちも当然のように池田湖通いに明け暮れていました。
その結果、ミノーイングで1986年3月にブラウントラウトの76cm、1987年1月には77cmのブラウンを釣り上げることができ、当時のアングリングに掲載されましたが、同誌に本栖湖で釣れた82cmのブラウンが掲載され、上には上がいるもんだと感心したのを覚えています。
77cmのブラウンは剥製となり、今でも我家の玄関でにらみを利かせています。

大きな魚を釣ると、その魚は思い出となり、何度も何度も繰り返し思い返し心の中を泳ぐため「ライフフィッシュ」と呼ばれると聞いたことがあります。
残りの人生の中でも「ライフフィッシュ」と呼べるような魚と出会いたいと思う今日このごろです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若気の至り(その1)

2008-03-22 10:51:15 | 昔々
最近はあまり行かなくなりましたが、昔(かなり昔?)はバス釣りにはまっておりました。中でもトップウォーターでの釣りが大好きで、ゴムボートに始まりフローターを経てアルミボート(ジョンボート10f)まで購入する程の熱の入れようでルアーやタックルにかなりの散財をしておりました。
久しぶりに、昔使っていたタックルボックスを開けてみたら当時の記憶が蘇ってきました。当時はアムコのタックルボックスに溢れるほどルアーをストックするのがアングラーの憧れで、上段のトレイは狭かったので仕切りのプラスチックを削って詰め込んでいます。
写真のチャンピオングリップはスミスのスーパーストライカー(最初はこの名前で売り出されましたが商標権の関係でスーパーストライクに改名)のオリジナルで、バス釣りのブーム再燃時には、スーパーストライクFO-60にオークションで高値がつくような時代もありました。
バスを取り巻く環境も時代とともに変わってきていますが、また機会があれば、昔のタックルでのんびりとトップウォーターゲームを楽しんでみたいと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山都町ヤマメ釣り

2008-03-21 23:43:19 | フレッシュウォーター
今日は年休で会社を休んで、山都町の渓流へヤマメ釣りに行ってきました。

この川の19年度の年券を去年買っていたので、19年度年券の釣り納めです。
既に解禁から約3週間たっており、残っている魚も少ないと思われるため、今日は川虫を餌にしたミャク釣りで攻めてみました。
去年釣りに来たときから川の様子がかなり変わっており、全体的に浅くなっていたので魚の警戒心も強く、アタリもコツッと軽く触るだけの激シブでしたが、どうにか型を見ることができました。

この川のヤマメは放流してから日が経っているのか、どの魚もヒレピンできれいでした。
次はフライで攻めてみよう・・・

〔使用タックル〕
竿:ダイワ早春(中硬)53 水中糸:フロロ0.6号 ハリス:フロロ0.3号
餌:川虫(カワゲラ、ヒラタカゲロウ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大矢野コウイカ

2008-03-15 00:30:51 | エギング
熊日釣りニュースによると大矢野でコウイカが釣れているとのことで、それならばと早速マイポイントにコウイカのエギングへ行ってきました。

イカ釣りの師匠である会社のⅠ氏のアドバイスによると、コウイカには小さめの餌木が良いとのことで2・5寸の餌木をチョイス、但し飛距離とボトム狙いを考慮してリーダーに2号の丸錘を通した、いわゆるキャロライナリグで攻めてみることにした。(後で聞いたらダウンショットリグの方が良いとのこと)

土曜日にもかかわらず、狙いのポイントは空いており早速キャスト。ボトムをとり大きく2段シャクリを入れボトムステイさせていると、すぐに餌木を引っぱって行く小さなアタリでヒイカがヒット・・・?その後ヒイカ1杯を追加し、狙い通り本命のコウイカ2杯を釣ったところで納竿としました。

夕食は、コウイカ&ヒイカの刺身とイカ入りチャンポンを美味しくいただきました。

〔使用タックル〕
ロッド:ダイワインフィートEG79 リール:カルディア2506 ライン:PE0.8号 
餌木:ヤマシタエギスッテ2.5寸

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする