ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

釣りに行けない日は自宅でハンドメイド!(その4)

2020-05-24 23:12:50 | ハンドメイド
自粛要請が解除されましたが、まだ釣りには行きにくい状況です・・・

それでも、久しぶりに釣具店チェックに行ってみました。

今回のお買い上げはこちら!

渓流用のミノー、スプーン、激安スピナーと、ワームなどにセットするボーン素材のラトラーを購入。
ボーン素材のラトラーはシケーダ(蝉)パターンのフライやルアーのチューニングに使用する予定です。

早速、ルアーのチューニング開始・・・

まず「チヌーク激アツ 4g」にクレンサルカン#6をセット!

クレンサルカンの小さなサイズはなかなか熊本の釣具店では置いていませんが、旅行で訪れた札幌の釣具店で見つけて買っておいたものです。

新しくなったダイワの渓流用ミノー「ドクター・ミノーⅡ 42S」は、トレブルフックを「カルティバ ST-11 #14」に交換!

オリジナルでセットされているのシルバーの#14フックも悪くはないのですが、「カルティバST-11」でショートバイトを絡めとるようなフッキングを狙います。

そして、今回のチューニングの主題である98円の「激安スピナー」!

箱に種類の違う商品を詰め込んで販売されているバルク商品ですが、その中でもブレードのパーツが使えそうな物をチョイス!

激安価格を実現するために徹底的に簡素化されたパーツ類と、安普請の大き目なフックがセットされていますが、これらのパーツを全て分解します・・・

大き目なフックは交換、ブラス製のウェイト部ももう少し重めの物に交換します。

シャフトのワイヤーは、こんな形状に加工してスナップホルダーとして再利用!


クレビスのエッジ部分もヤスリで角を削ってチューニング・・・


そして、ブレードには蛍光塗料でドット模様を入れます。

ブレードに赤いドットがあると釣れる気がするのは、昔、スピナーの大御所ブレットン赤点付きで釣ってきた経験により刷り込まれているからです。

手持ちのハンドメイド用材料からチョイスしたパーツを揃えてみました。

シャフトはステンレス線0.6mmを使用、ブレードとクレビス以外は別のパーツに交換します。

ステンレス線を曲げてフックハンガー部分を加工します。

ピシーズの「クラフトプライヤーCP2」があるとアイの加工が簡単にできます。

フックハンガーにはスプリットリング#00を入れて、100円ショップで調達したビーズと激安ルアーから取り外して取っておいたウェイト部をセット。


メタル製ビーズを2個入れて、クレビスとブレードをセット!

メタル製ビーズを2個入れる事でブレードの回転を良くするのが狙いですが、パンサーマーチンスピナーのチューニングでも同様の施工をしています。

ステンレス線を曲げてラインアイを作れば、チューニング完了!

オリジナルよりもウェイトが増しているので遠投性と沈下性が向上、ビーズの追加によりブレードの回転性アップ!
トレブルフックはサイズの小さなものに交換していますが、スプリットリングでセットしているので現場でシングルフックへの交換も可能です。

釣りに行けない日でも自宅でルアーメイキングしていると気が紛れますが、心の底では「あぁ~、早く釣りに行きたい」

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釣りに行けない日は自宅でハンドメイド!(その3)

2020-05-10 23:44:06 | ハンドメイド
ステイホームでのハンドメイドルアー製作継続中です・・・

こちらは「桂材」を削り出して製作途中だったトップウオータープラグですが、ウェイトを入れる作業からのスタートです。

木材の比重があるため、スプリットショットを2個を埋め込んだら丁度ウェイトバランスが取れるようになりました。

ラインアイ用ステンレス製ヒートンをセットし、3フックのセッティングでフックハンガー用の穴を開けたら、瞬間接着剤で「目止め」をします。

下地ができたら、こちらも鉄筆でスケール模様を入れたダイソーのアルミテープを貼ります。

リップの無いトップウォータープラグなのでボディ製作工程としてはここまででですが、肝心の目玉をどうしようか思案します・・・

ボディが140mmと大きいので目玉も大きくしたいところですが、ヘッド部分のアールがキツイのでメタルジグなんかに貼るシールタイプの目玉にしました。

そして筆塗りでウレタンコーティング!

背中のカラーは「桂材」の素地にウレタンコーティングをしただけの茶色を生かしています。

フックハンガー用ステンレス製ヒートンにスプリットリング#4と、フックはカルティバST-41TN#2を3フックでセッティング!
140mmの水平浮きで、斜めにカットしたカップ部分で水面を波立てて進む「マリア チカボッカ」みたいなアクションで大場所でのシーバス狙いに使ってみたいと思います。

ハードウッド(桂材)なので、重量はどれくらいになったのか量ってみたら・・・

図らずも35g(1・1/4オンス)と、MLクラスシーバスロッドの適応重量上限値にピッタリ!

ハードウッド素材で、こちらのチヌ用ポッパーも製作してみました。

ヒートンでラインアイとフックハンガーをセットする方式ですが、スプリットリング#2、フックはカルティバST-46#10をチョイス!

ボディにはスミスのスケール模様入りのアルミシールを貼り、目玉は激安餌木に付いていたブルーの目玉をリサイクル!

こちらのルアーも背中はウッド素地にウレタンを塗っただけの茶色を生かしていますが、素地とアルミシールの境目はダイソーのイラストレーションマーカー「メロンイエロー」で塗ってグラデーションを付けています。

ハンドメイドで材料を成形してルアーにすることで、そこからさらに広がる「釣りの世界」があります。
あれこれと考えをめぐらせながら自分でルアーを作っているその時間も、すでに「釣り」の時間だと思います。
たとえうまく泳がなかったとしても、魚を釣るための機能が具備されていれば「絶対釣れないルアー」とゆうものは存在しないはずです。

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釣りに行けない日は自宅でハンドメイド!(その2)

2020-05-06 23:36:15 | ハンドメイド
今年のゴールデンウィークは釣りには行かずにステイホーム!

そんな自宅での過ごし方とくれば、当然ながらハンドメイド!

とゆう事で、ハンドメイド用のタックルボックス「通称:パンドラの箱」を開けば・・・

出てきました、ハンドメイドルアー予備軍の面々!
多くが「朴の木」で製作途中のまま放置されていたウッド製ハンドメイドルアー予備軍です。
画像は2008年時点のものですが、右列下のルアーを製作しただけでそのまま手つかずの状態・・・

この中から、バルサ材で製作途中だった右上のミノーをチョイス!
バルサ材でルアーを製作する場合、ラインアイやフックハンガーとなるワイヤーを挟んで張り合わせてボディを成型する方法が一般的ですが、このミノーは削り出したバルサ材に直接ヒートンでラインアイやフックハンガーを取り付ける仕様です。

削り出したバルサ材に瞬間接着剤を浸み込ませて「目止め」を行い、セルロースセメントでコーティングする工程までは既に完了していたのですが、バルサ材の浮力が強すぎて埋め込んだスプリットショット1個だけでウェイトバランスが取れなかったので製作が頓挫して予備軍入りになっていました・・・

製作を再開するにあたって、まずはウェイトバランスのチューニングですが、以前埋め込んだスプリットショットをほじり出して2号丸錘に交換しました。
それでもやはりウェイトが足りなかったので、スプリットショットをさらに4個追加してようやく丁度良いウェイトバランスに調整完了。

それから、ヒートンが簡単に抜けないようにセットするボディ側の補強を行っています。
画像では判りにくいのですが、ラインアイのヒートン廻りはエポキシ接着剤で補強、フックハンガー用のヒートンを装着するテール側には3mmのラミン丸材を埋め込みエポキシで接着、ベリー側には埋め込んだ錘を固めたエポキシ部分に穴を開けてヒートンをセットする様にチューニング。
バルサ材にハードウッドをインサートしてヒートンをセットする方法は、バルサ50シリーズのペンシルベイトなんかでも採用されていましたね・・・

下地ができたら、鉄筆でスケール模様を入れたダイソーのアルミテープを貼り、筆塗りでウレタンコーティング!

リップはハンドメイドルアー用の既製品を接着、目玉は昔ハンドメイドミノーを製作する際によく使っていたガラスアイを入れています。

真鍮製オープンアイタイプのフックハンガー用ヒートンにスプリットリング#4と、フックはカルティバST-41TN#2をセット!

全長140mmのシーバス用ミノー(コノシロパターン用)の出来上がりです。

背中のカラーは、昔乗ってた自動車用のタッチアップ塗料(I-94 いすず833トルーパーブルー)を希釈して筆塗りでグラデーションを出していますが、いかんせん筆塗りなのでラメのマニキュアで塗りムラをごまかしています。

本当はコーティングも数回ディッピングし、塗装もエアブラシなんかで綺麗に仕上げたら良いのでしょうが、自分で使うルアーなので機能優先・・・

重量を量ってみたら、なんとジャスト1オンス(28g)!

けして狙った訳ではありませんが、ルアーとしては何ともスタンダードな重量に仕上がりました。

ハードウッド製でこのウェイトだとアクションにキレが出にくいのですが、バルサ材ならではの浮力で「ラパラ・マグナムハスキー」みたいなウォブリングアクションが出れば良いのですが・・・

さらに、カットした木材の端材で、こちらのマイクロクランクベイトも製作!

ホームセンターで入手した極小ヒートンでラインアイとフックハンガーをセット、リップはサーキットボード基盤を使用しマニキュアで塗装しただけのお手軽ハンドメイドルアーです。

以前製作していたマイクロクランクベイトと並べてみました。

中央が今回製作したルアーですが、リップ角度をやや立てているのでシャロークランクベイトのバリエーション追加!

ハンドメイドルアー製作、まだまだ続きます。

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