ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

日本刀「同田貫正国(どうたぬきまさくに)」を観に行ってきました。

2015-06-28 22:49:40 | その他
今日は、梅雨の合間の貴重な「晴れ!」

家族揃って「玉名市歴史博物館こころピア」に、日本刀の「同田貫正国(どうたぬきまさくに)」を観に行ってきました。


以下、「同田貫上野介正国(どうたぬきこうずけのすけまさくに)」の解説です。(玉名市HPより)

刀工「同田貫上野介正国」は祖菊池氏に出で、全国に名を知られる菊池延寿の流れをくむ刀工です。慶長年間(1596~1615)加藤清正公に禄千石にて召抱えられ、菊池郡稗方より此地同田貫(玉名市亀甲172)にて、刀を鍛えました。その作風は剛堅にして折れず曲がらず同田貫「カブト割り正国」と賞讃され、重要文化財として指定されるものが数多くあります。加藤家改易後、その子孫が全国に流浪して刀を鍛えました。九代正勝に至り、細川家に召抱えられ、再び此地玉名市亀甲にて刀を鍛え、その子十代宗広に至り同田貫は、初代正国当時の神髄をとり戻し、十二代宗秀まで刀を鍛えたといわれています。

正国は、後に上野介を名乗るようになります。

オンラインゲーム『刀剣乱舞(とうけんらんぶ)』のキャラクター「同田貫正国(どうたぬきまさくに)」のもととなった刀剣は、実は玉名で作られたものです。

元々、この博物館に一振展示されていましたが、『刀剣乱舞(とうけんらんぶ)』のブームに伴い全国から刀剣女子が訪れるようになったことから、急遽、収蔵品の刀を三振追加展示したそうです。

その特別展示も6月末まだだそうで、せっかくの機会なので観に行くことにしたのであります。

こちらは、「九州肥後(ひご)同田貫(どうたぬき)上野介(こうずけのすけ)」安土桃山時代

敗戦後、進駐軍の「刀狩り」により押収され渡米していた刀だそうですが、長い年月を経て日本に里帰りした一振りです。(常設展示)

こちらが追加展示された「九州肥後同田貫上野介」安土桃山時代

刃長72.2センチ、反り2.0センチ

もう一振りの「九州肥後同田貫上野介」安土桃山時代

刃長71.5センチ、反り2.3センチ

銘の部分をアップで!


正国の兄である清国の作「肥州住藤原清国作 一(ひしゅうじゅうふじわらのきよくにさく いち)」 室町末期~桃山時代も展示されていました。

ロビーでは、学芸員さんが「同田貫正国」をはじめ日本刀について詳しい説明をしてくれます。
今日も何組かの「刀剣女子」が訪れていました・・・

また「同田貫正国」の模擬刀を持たせてくれて写真撮影も出来る様になっています。

せっかくなので、なりきりポーズ!


博物館を出た後は、近くの玉名温泉に立ち寄り温泉浴でまったり・・・

梅雨の晴れ間の、充実した1日となりました!

コメント
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