ダイワのリール保有数が多い私ですが、実はシマノのリールもちゃんと持っています。
その中の1台が「02ツインパワー4000PG」で、主に河川のシーバス釣りに使用していました。
暫くシーバス釣りには行ってなかったのですが、久々にこのリールを取り出してハンドルを回してみたら、時々引っ掛かりが・・・???
ギア周りのゴロ感と違って摩擦感のある引っ掛かりで、回転させるほどに重さが増してきて、やがてローターの中から黒いカスが落ちてきました。
シマノのスピニングはフリクションベールとゆうローターのブレーキ構造で、パーツリスト品番53にフリクションリングとゆう部品がありました。
展開図の形状からしてゴム製リングみたいで、このフリクションリングでベールオープン時にローターの回転を抑制しているみたいです。
黒いカスが落ちてきたところから見ても、経年劣化でこの部品が溶けていることが想定されます。
シマノのHPで調べたらフリクションリングの部品代は315円(税込み)なのですが、交換手数料は1500円となっていたので、とりあえず部品だけ注文してみることにしました。
注文していた釣具店に部品が届いたので、取ってきました。
察しのとおり、やはりゴム系のリングでした。
早速修理に取り掛かり、まずはローター(何故かシマノでは回転枠?)の取り外しですが、ここで問題発生・・・
スプール軸に取り付けられているベアリングガイドに小さな固定スクリュー(M2×5)がセットされており、0.89mmの六角棒レンチが必要なことが判明。
そういえばシマノのリールはそうだったっけと思い出しても後の祭り、あいにくこんな小さな六角棒レンチは持っていません・・・
仕方なく、六角棒レンチを買いに行ってきました。
ホームセンターに行ったら、1件目はセット売り(545円)しか無かったので、2件目を廻ってやっと単品を155円で調達・・・
工具も調達できたので修理再開!
固定スクリューを外し、スプール軸ベアリング取り外し完了!
次に、固定ネジとナットを外してローター(回転枠)を取り外すと・・・
案の定、フリクションリングがベトベトに溶けてローターの内側に固着しています。
内ゲリレバーの周りも溶けたゴムがべっとりで、これが引っ掛かりの原因でした。
固着したゴムをCR-C666を含ませた綿棒で丁寧に拭き取って、本体側に残っていたちぎれたリングも取り除きます。
これが溶けていたフリクションリングの残骸です。
どうも、ベールスプリングに注油していたグリースが内ゲリレバーまで廻ってゴムが溶けてしまった?と思われます。
本体側とローターに付いていたゴムのカスを綺麗に取り除いたので、次は新しいリングを取り付けるためにローラークラッチ組を取り外します。
ローラークラッチ組を誤って分解しないよう、パーツリストを良く見てリール本体に固定しているボルト(銀色のタップ)3本のみを外します。
ローラークラッチ組と、リングを押さえ込んでいる内ゲリアタリの部品を外したら、調達した新しいフリクションリングを本体に取り付けます
溶けていた黒いゴムと違って、新しいリングは青色で素材も変更になっているみたいです。
本体にフリクションリング取り付け完了!
後は分解と逆の手順でアッセンブリーして、無事に修理完了!
所用時間は約40分程度で、工具代を除けばメーカー修理より1345円安くできたことになります。
ローターを組んだ後ハンドルを回転させると、元の状態に回復しています。(当たり前か・・・)
ただベールを起こすと、まだフリクションリングと内ゲリレバーのアタリが取れていない為かブレーキが少々重たい・・・
何度かベールを起こしてフリクションベールを作動させアタリを取って行ったら、ようやくベールがトリップする様になりました。
後で調べて判ったのですが、このフリクションリングは劣化によるトラブルが多発していた模様で、青いリングはどうやら改良品みたいです。
素材の耐久性を上げたため、ブレーキのアタリが強くなってしまったのでしょうか・・・
あと2台、シマノのリールを保有しているのですが、大丈夫か!?
その中の1台が「02ツインパワー4000PG」で、主に河川のシーバス釣りに使用していました。
暫くシーバス釣りには行ってなかったのですが、久々にこのリールを取り出してハンドルを回してみたら、時々引っ掛かりが・・・???
ギア周りのゴロ感と違って摩擦感のある引っ掛かりで、回転させるほどに重さが増してきて、やがてローターの中から黒いカスが落ちてきました。
シマノのスピニングはフリクションベールとゆうローターのブレーキ構造で、パーツリスト品番53にフリクションリングとゆう部品がありました。
展開図の形状からしてゴム製リングみたいで、このフリクションリングでベールオープン時にローターの回転を抑制しているみたいです。
黒いカスが落ちてきたところから見ても、経年劣化でこの部品が溶けていることが想定されます。
シマノのHPで調べたらフリクションリングの部品代は315円(税込み)なのですが、交換手数料は1500円となっていたので、とりあえず部品だけ注文してみることにしました。
注文していた釣具店に部品が届いたので、取ってきました。
察しのとおり、やはりゴム系のリングでした。
早速修理に取り掛かり、まずはローター(何故かシマノでは回転枠?)の取り外しですが、ここで問題発生・・・
スプール軸に取り付けられているベアリングガイドに小さな固定スクリュー(M2×5)がセットされており、0.89mmの六角棒レンチが必要なことが判明。
そういえばシマノのリールはそうだったっけと思い出しても後の祭り、あいにくこんな小さな六角棒レンチは持っていません・・・
仕方なく、六角棒レンチを買いに行ってきました。
ホームセンターに行ったら、1件目はセット売り(545円)しか無かったので、2件目を廻ってやっと単品を155円で調達・・・
工具も調達できたので修理再開!
固定スクリューを外し、スプール軸ベアリング取り外し完了!
次に、固定ネジとナットを外してローター(回転枠)を取り外すと・・・
案の定、フリクションリングがベトベトに溶けてローターの内側に固着しています。
内ゲリレバーの周りも溶けたゴムがべっとりで、これが引っ掛かりの原因でした。
固着したゴムをCR-C666を含ませた綿棒で丁寧に拭き取って、本体側に残っていたちぎれたリングも取り除きます。
これが溶けていたフリクションリングの残骸です。
どうも、ベールスプリングに注油していたグリースが内ゲリレバーまで廻ってゴムが溶けてしまった?と思われます。
本体側とローターに付いていたゴムのカスを綺麗に取り除いたので、次は新しいリングを取り付けるためにローラークラッチ組を取り外します。
ローラークラッチ組を誤って分解しないよう、パーツリストを良く見てリール本体に固定しているボルト(銀色のタップ)3本のみを外します。
ローラークラッチ組と、リングを押さえ込んでいる内ゲリアタリの部品を外したら、調達した新しいフリクションリングを本体に取り付けます
溶けていた黒いゴムと違って、新しいリングは青色で素材も変更になっているみたいです。
本体にフリクションリング取り付け完了!
後は分解と逆の手順でアッセンブリーして、無事に修理完了!
所用時間は約40分程度で、工具代を除けばメーカー修理より1345円安くできたことになります。
ローターを組んだ後ハンドルを回転させると、元の状態に回復しています。(当たり前か・・・)
ただベールを起こすと、まだフリクションリングと内ゲリレバーのアタリが取れていない為かブレーキが少々重たい・・・
何度かベールを起こしてフリクションベールを作動させアタリを取って行ったら、ようやくベールがトリップする様になりました。
後で調べて判ったのですが、このフリクションリングは劣化によるトラブルが多発していた模様で、青いリングはどうやら改良品みたいです。
素材の耐久性を上げたため、ブレーキのアタリが強くなってしまったのでしょうか・・・
あと2台、シマノのリールを保有しているのですが、大丈夫か!?