そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ODA   英語

2014-07-07 13:00:00 | 語学
近隣の国から、日本人が “嫌な人” イメージで
見られていることを確認させるような報道が続く中で
うれしいニュースを見つけました。

先月ブータンのパロという町に、日本人男性(故西岡さん)の
栄誉をたたえる記念館(資料館)が開館されたという記事です。

西岡さんは1964年に農業技術指導者として日本から
派遣され、28年間をブータンで過ごし、コメや野菜の品種改良や
農業機械化の支援を献身的に行ったそうです。

ブータンの人々から 『農業の父』 と呼ばれ、 彼らの
生活水準を上げてくれたと感謝されているとのこと。
今年は2014年。 
日本がブータンで政府開発援助(ODA)を始めてから
50年の記念に、“そういうことなら西岡さんでしょ” 
とブータンが建ててくれました。

政府からの派遣といっても、彼の28年間にわたる献身や
誠意が伝わったからこその記念館です。
このように地味だけれど、グローバルな仕事があるのですね~。

ODAを略さずに書くと

「Official Development Assistance」
(オフィシャル ディヴェロプメント アシスタンス)

オフィシャルが公的な、デヴェロプメントが開発
アシスタンスが手助け。
お堅い日本語で “政府開発援助”

派遣されて手助けする人は、あくまでもアシスタントです。
リーダー及び主役ではありません。
ここら辺の立ち位置を上手くしないと、空回りの原因にも
なりかねないのでしょう。

若い頃は発展途上国への青年協力隊の仕事には
全く興味がありませんでした。
今にして思えば、
選択肢の一つにしてもよかったのかもしれません。

しかし、今となっては無理です。
トイレを始め水回り関連の充実は・・・
私にとって、譲れなくなってきていますので。




コメント (2)
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