安達盛長の墓(伊豆市修繕寺 梅林入口)
安達盛長は、鎌倉時代の有力御家人・安達氏の祖。
源頼朝の乳母・比企尼の娘である丹後内侍を妻にしていたことから流人だった頃から頼朝に仕える最古参の家臣であり、頼朝が三嶋大社に源家再興を祈願した百日参りをしたときには警護も行っていました。
一説には頼朝と北条政子の仲を取り持ったのも盛長といわれています。
頼朝没後の十三人合議制の一人にも名前を連ねています。
そして源範頼の舅という関係でもあります。
墓所のひとつが修善寺温泉梅林入口傍にあるのですが、娘婿である範頼と同じ修善寺にあること(盛長自身はあまり修善寺温泉に関わっていない)に意図的な何かを感じてしまいます。