彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

華厳寺訪問

2020年10月22日 | 史跡
華厳寺は鈴虫寺という呼び名で有名なお寺です。

28年の研究、検証によって一年中鈴虫の音が聞こえるために鈴虫寺と呼ばれるようになったそうです。
お寺の歴史は、享保8年(1723)に鳳潭上人が華厳宗再興のために建立しました。
華厳宗は奈良の盧舎那仏(大仏)に代表されるくらい隆盛を極めた宗派ではありましたが、仏の観念から物事を観るという難しい宗派でもあり、華厳寺も今は臨済宗のお寺とのことです。

さて。
今回、鈴虫寺には初めて訪問したのですが、なぜか前日に急に「鈴虫寺に行かないといけない」と思いました。
ここはとにかくお願いが叶うお寺とのイメージはありましたが、「行かないといけない」と強く思うことは初めてなので自分でも不思議に思っています。
その思いのまま朝早くに電車に乗ったのですが事故のため山科駅で足止め。
しかし、山科だったので地下鉄とバスを乗り継いで向かいます。すると、バスの連絡も良く思ったより早く到着しました。

ネットなどで見ると山門前の階段が行列になっているとも書かれていましたが、それもなく普通にお寺の受付ができました。

受付の後で法話を拝聴するのですが、すでに始まっていたのでゆっくり入り、鈴虫の音をBGMに耳を傾けます。
御守りとお札の違い、お札の向きの話、手を合わせることの意味などを聴きました。

お話のあと、御守を購入させていただき、お庭を周り京都市街の展望を楽しみます。











そして山門横の幸福地蔵菩薩様のところに向かいます。

お地蔵様は、既に浄土に行ける霊験をお持ちなのですが現世や地獄を廻られて人々を救ってくださると言われています。
普通のお地蔵様は裸足なのですが、鈴虫寺のお地蔵様は草鞋を履いておられて願いを叶えに来て下さると伝えられています。
特に恋愛については80%近い満願成就率なのだそうです。

先程購入した御守りを両手で挟み、手を合わせた状態で住所と氏名を言った後でお願いを言うそうです。
僕は彼女と出会ってから、お願いはいつも同じなのでそこに「苦労させずに笑顔で過ごせる」と言う願いを込めました。

もしかしたら、僕自身が何かの形を欲したのかもしれませんが行けて良かったと思っています。

あと、法話の時に出してくださるお菓子、今は持ち帰りです(以前はお茶と一緒に出たそうてます)。美味しかったです。




御朱印




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