王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

赤城農水相 辞任

2007-08-02 06:00:21 | 政治
未熟なため迷惑掛けた=「辞任は1人で決断」-赤城農水相会見 (時事通信) - goo ニュース

昨晩から今朝に掛けてTV各局は「赤城農水相」の辞任記者会見の場を要領よく流している。爺もあちこちの話をつなげて考えた。

「辞任はどうも安倍総理に呼び出され(筑波にお帰りになったらと)引導を渡されて、それではと(手続き上)辞表を書いた」のが真実でなかろうか?! 更迭だな、これは。
更迭なら安倍総理の任命権発動だし、辞任なら赤城氏の意思だ。
どちらにしても大臣を辞めたわけだが「身内の片山氏や舛添氏からも〝何で今頃?辞めるなら選挙前だろう〟見たいな感想が聞かれた」
街中の人は「えーなんでー今頃」と当然の反応。爺もそう思った。

前日のぶら下がり会見で安倍総理は「赤城大臣は次期内閣改造では再任しない」と発言したのだから、もう1ヶ月かそこら庇い続ければ「それはそれで身内にたいする美談」になったであろうに。
ところで後任は1ヶ月ほどの命ではーと思ったらば「さすが?!若林環境相の兼任」だそうで。そうだよなー。

さて任命権者の安倍総理だが「責任を重く受け止め、しっかりと政策を実行してく」と先に更迭した3大臣の時と同じ言葉を口にした。

自民党と与党の論理を駆使して「安倍続投」で行くらしいが、それで国民は納得すると思っているのであろうか。
昔落語の名人と言われた師匠が高座でセリフに詰まったそうだ。客に向かい「大変失礼いたしました。勉強しなおして参ります」と挨拶して中座。そのまま二度と寄席に出なかったそうだ。
そこまで厳しくとは言わないが、4度同じセリフをいったら「勉強しなおし」が必要でなかろうか?

党三役人事、内閣改造、参院対策 安倍総理の言動から目が離せない。

朝日新聞:
赤城徳彦農水相は1日の辞任記者会見で、関連する政治団体の事務所費問題や同相の顔面に表れた吹き出物に関する説明不足が、参院選での自民党惨敗の一因になったと認めた。その上で、「私がとどまることで、安倍(晋三)総理や内閣にこれ以上の迷惑を掛けるわけにはいかない」と述べた。また、農水相は「私の未熟さや至らなさのため国民に多大な迷惑を掛けた。対応のまずさを反省し、おわび申し上げたい」と謝罪した。

 同相は辞任について「昨夜1人で静かに考え、この際、大臣の職を辞することでけじめを付けるべきだとの思いに至った」と述べた。同日午前の公務を終えてから首相に辞意を伝えるつもりだったが、一足早く首相官邸に呼ばれ、あうんの呼吸で辞表を提出したという。しかし、参院選の結果判明から辞任決断までに時間がかかったことに関して、明確な説明はしなかった。(以下省略) 
コメント (2)
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