王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東名渋滞で事故 母親と乳児死亡

2007-08-13 06:09:00 | 社会
東名帰省渋滞に観光バス追突、母親と乳児死亡・けが人多数(読売新聞) - goo ニュース

お盆の帰省ラッシュには交通渋滞とそれに関連する車の事故は避けられません。

昨日の朝、悲劇が起きてしまいました。

報道によれば昨日朝10時15分頃東名高速下り線の岡崎市付近で渋滞中の車列に観光バスが追突しました。
追突された最後尾の車には豊橋市の介護福祉士の若い夫婦と幼い子供さん二人が乗っていました。
奥さん即死、次女の生後六ヶ月の赤ちゃんは一報では重傷でしたが亡くなったようです。謹んでお悔やみを申し上げます。
その上(多分運転していた)父親と長女3歳は重傷の様です。
勿論、悪いのは追突した観光バスで運転手も「わき見運転していた」と語ったそうです。

さて一瞬にして一家が崩壊した被害者の事です。
自宅が豊橋ですから東名に乗って間もなくの事故ですね。6ヶ月と3歳の幼児を連れて、この時期の遠出ですから行楽とは考え難いですね。
夫婦どちらかの実家へ帰省でしょうか? 赤ちゃんの顔見世もあるかも知れません。
爺はここで一寸考えてしまうのです。
お盆、帰省ラッシュ、交通渋滞と三点セットで言われている中、この夫婦は6ヶ月の赤ちゃんを連れなんで車で走ったかとね。勿論悪いのは追突した運転手です。
でも家族全員の命を考えたら、今回は親族に不義理をするとか電車とタクシーを乗り継ぐとか秋になったらとか考えれば今でも4人笑って過ごせたのです。
運を頼りも生き方でしょうが無理な企画は立てないのも大事な生き方と思います。
改めてお悔やみ申し上げます。

読売新聞:
12日午前10時15分ごろ、愛知県岡崎市池金町の東名高速下り線で、静岡県富士市のバス会社「シンフジハイヤー」の大型観光バスが、渋滞中の車列に突っ込み、乗用車など計7台がからむ玉突き事故が起きた。

 この事故で、バスに追突された乗用車の愛知県豊橋市東森岡、介護福祉士中田真由美さん(31)が腹部を強く打ってまもなく死亡、中田さんの二女で生後6か月の光香ちゃんも頭を強く打って約4時間半後に死亡した。また、乗用車の12人が重軽傷を負ったほか、バスの乗客約25人も軽傷。

 同県警高速隊は、観光バスを運転していた静岡県富士宮市山宮、会社員望月孝男容疑者(58)を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて調べている。望月容疑者は、「渋滞情報の案内標識を見ていたら、前の車にぶつかった」と脇見運転を認める供述をしているという。(引用終わり)

写真:後ろの車が本件の事故車ですかね



コメント (7)
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