王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢氏 「テロ特措法延長」に反対 

2007-08-07 10:08:22 | 政治
米の戦争に加担せず…民主・小沢氏、テロ特措法延長に反対(読売新聞) - goo ニュース

報道によれば民主党の小沢党首が「米国の戦争に加担しない」との事で「テロ特措法の延長に反対」したそうだ。

爺は3日と5日のエントリーで「小沢氏が本気で政権を取る気ならば反米を旗印にして左派の人気を稼いでも問題は前進しない」と気遣った。

ところが8日の駐日米国大使との会談を前に、またまた「ゲームの掛け金」を吊り上げる行為に出た。
相手は米国である。ブラフ(張ったりをかます)をかければ降りるような柔な相手ではない。
また小池防衛相の渡米を「テロ特措法延長の困難を説明に」とか解説するTV局もあるがそれほど甘い、自民党と米国でもあるまい。小池氏が本気なら当然「外務大臣麻生太郎」が同行しなければならない。

小沢氏にとって大事な事は「目前の小さな話に勝っても、米国の敵と認定され政権担当能力無しと認定されて大負けしてしまう」懸念である。
今回参院選で民主党に投票した国民の多くは「民主党が自民党に代わり政権が担当できるか?」期待と多大の疑いを持って見守っている。

ところで別の報道によれば8月4日朝のTV番組で民主党の新人参議院議員「牧山弘恵」が今回の選挙費用が「法定選挙費用の数倍も掛かった」と発言したそうだ。

発言が事実であれば当然失格であるが「早速あれこれ言い訳に終始している」
彼女は爺の住む横浜で民主党の地方区の候補であって100万票以上集めてダントツ当選した。
彼女が失格したら「公明党の松あきら」が繰り上がり当選なのであろうか? 

小沢氏はわが党の「若手期待の議員」がこの程度である事を知るべきである。

目先の事に勝ちに行くか? 大局を見て少し譲るか? 益々目が離せない。
追伸:
午後のTV朝日の新人初登院の民主党女性議員として姫井氏と大河原氏はインタヴューの対象になっていましたが、牧山氏は無視されていましたよ

読売新聞:
民主党の小沢代表は6日、党本部で菅代表代行、鳩山幹事長と会談し、テロ対策特別措置法の期限を延長する改正案について「ブッシュ米大統領は『アフガニスタンでのテロに対する米国の戦争だ』と明言している。米国の戦争に加担することは民主党としては反対だ」と述べ、米国の対アフガン政策に反対する立場から同法の延長は認められないとの考えを示した。

 小沢氏の発言を記者団に明らかにした鳩山氏は「もっと役に立つ貢献の仕方を考えるべきではないか、という趣旨だ」と語った。(引用終わり)

写真:牧山参議院議員
コメント (4)
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