王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

前厚生局長 金品受領

2007-08-31 07:01:03 | 社会
懲戒処分に代わる対応検討 金品受領の前局長に厚労相(共同通信) - goo ニュース

くそ暑い夏の間は「早寝早起き」を励行していた。昨日は久しぶりに夜が涼しい。
窓を開けると外の空気の方が室内より低くエアコン無しで心地よかった。

久しぶりに夜10時前報道ステーションを見ると冒頭TV側と前厚生省九州局長との(どうやら自宅での)対話場面が写る。
会話の主題は:前局長松嶋賢(まさる)氏59歳が在職中に「枚方療育園」の前理事長から十数年にわたって高級国産車を3台無償で譲り受けたり、前理事長が上京したりした折には10万円単位の小遣いを貰っていたらしい。総額は3百万円位と言っていた。画面の外で娘が〝そんなには成らないんじゃないー〟とかちゃちゃを入れていた。
別の情報では自宅の新築や改築に300万円ほどの祝いを前理事長から貰っていたとか。

TV側の「金品の見返りに 前理事側に便宜を図っていたのでないか。公務員の倫理規定にはんするのでないか」との追求に松嶋氏は「申請はそもそも県から上がってくる物で私に裁量の余地が無い。前理事長とは妻同士がいとこなので親類の付きあいとして頂いた」と答えた。
同氏は「障害者自立支援法」制定の要といわれた人で「枚方療育園」との業務上の接点が多い事は否めない。
爺の様な単純人間から見れば、長い事掛けて松嶋氏は業者に「つば付けられたか金玉を握られてしまった」

松嶋氏は60歳を待たずこの8月24日?に厚生省を退職している。これも不自然で疑惑逃れで無いかと多分これも更迭される辻厚生次官に質問している記事があった。答えは勿論「誰もが予想した人事でーー」という事。

新厚生大臣舛添要一氏は徹底究明すると発言した。
もう退官した人間だからどうしようも無いなんて新次官の進言など聞かず結果を出して欲しい。これが元でもっとでかい悪事を掘り出して良いのだから。

今度自民党の政調会長になった石原伸晃氏の顔が浮かんでしまう。大事な問題の度に要職に当たるのだけど、綺麗な言葉使いだけが目立ち、肝心の結果はさっぱり駄目、反対から見れば、だから族議員や官僚たちは安心して石原氏の舵取りに任せられるわけだよ

舛添さん 「外交は舛添に任せろ!」だけでなく「厚生も舛添に任せろ」と言い切ってください。
年金の問題はあるし、医療、介護、産婦人科医・小児科医の減少等などきちんとした方向付けをすれば、安倍総理の後の後くらいには総理大臣の席が近づいてきますよ。本当にしっかりお願いします。


共同通信:
厚労省九州厚生局の松嶋前局長が、社会福祉法人「枚方療育園」の前理事長から乗用車や現金を受け取っていた問題で、舛添厚労相は30日夜、訪問先の広島市内で記者団に「こういうことが絶対にできないようにしないといけない。(前局長は)退職していて処分はできないが、知恵を働かせて、事情聴取を含めて、全力で実態解明したい」と述べ、懲戒処分に代わる何らかの対応を検討する考えを示した。
(引用終わり)

写真:松島氏(zara氏のブログより)
コメント (4)
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