王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

前原氏 「テロ特措法延長」 反対に異論

2007-08-05 06:15:51 | 政治
テロ特措法、延長反対に異論=「政権担当能力問われる」-民主・前原前代表 (時事通信) - goo ニュース

爺は前原氏の話す場面をTVでじかに見ていないから「高度に政治的な発言」が「聞き手の記者の頭で整理され紹介されている」と感じるのだが、前原氏は「何を言いたいのであろうか?」
ロイターとの対談でも「参院で多数を得たから(責任ある野党という意味で?〝特措法に賛成する〟という事は難しい」と発言している。
では「反対なのか?」と思うと「(テロとの戦いは)日本が(米国に)協力する事が重要」だから政府・与党は知恵を出せ」と注文をつけている。
賛成してやるから「賛成し易い様、色をつけろ」との主旨であろう。

一方小沢党首は「テロ特措法に反対」を早々と表明。
駐日米国大使との会談は「爺のブログを読んだ為、来週にも執り行う様だ」わははは(笑い)
内容はどうあれ、将来の首相候補が呼ばれたのに駐日大使と会わないのは良くないのだから。

さて参議院で安定過半数を制するには「社民党、共産党、国民新党、他」の協力が要る。「テロ特措法延長に賛成」する党が有るであろうか?
小沢氏の舵取りは難しい。
「絶対反対なら責任能力なしと看做されるし、無条件賛成なら革新性が疑われる」

「前原氏の注文は何であろうか?」延長期間を短縮する:10ヶ月、9ヶ月、6ヶ月位ーー次回は討論を通じてもっと短縮される事を国民と米国に判らせる。
いやいや「補給する燃料代と派遣軍の戦費を調達するため、保有ドルの売却を米国に認めさせる(勿論秘密で良いが)」なんてどうであろうか?
彼の本意は「先に協議が整いそうになった時の国会での事前協議或いは丁寧な説明?」しかし今となってはその程度で済むのであろうか?

小沢氏の舵取り、前原氏の旗振り、役割分担が出来ていれば良いがこれでは菅・鳩山両人の出番が無い
自民党から目が放せないが民主党からも目が離せない。 一粒で二度美味しい?
面白くて面白くて

やがて悲しくならないように頑張って欲しい

時事通信:
民主党の前原誠司前代表は4日午前の読売テレビの番組で、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長について「必要だと思う」と述べ、反対する方針を表明した同党の小沢一郎代表に異論を唱えた。

 同法の延長問題は、参院の与野党逆転下で迎える秋の臨時国会の最大焦点。前原氏は「(延長反対で)米国との関係をまずくするのは、まさに政権担当能力が問われる」として、対米関係重視の観点から前向きに対応すべきだとの考えを示した。

 一方で前原氏は、民主党が過去の与野党協議で国会の事前承認を求めた経緯を説明するとともに「(自衛隊活動に)どういう効果があったのか、政府は説明責任を果たしてこなかった」と指摘。「与党も今までのように、ポンと出して認めろということではなく、知恵を出してもらいたい」と譲歩を求めた。(引用終わり)

ロイター:
民主党の前原誠司・前代表は2日、ロイターのインタビューに応じ、秋の臨時国会で争点のテロ対策特別措置法の延長問題について「今までと同じ単純な延長なら、参院で与野党逆転したから賛成に回るということにはなりにくい」と指摘。テロとの戦いには日本も加わって協力していくことが重要との立場から同氏は、政府・与党が「知恵」を出すことが重要だと語った。(引用終わり)
コメント (4)
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