王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

菅総務相 自己ビルで事務所費計上

2007-08-26 07:32:50 | 政治
菅氏、自己ビルで事務所費 05年に2千万円(共同通信) - goo ニュース

爺の仕事場の南区は菅総務相の選挙区なのです。しかもその事務所は爺の仕事場から直線で200メートル程の距離。男の足なら3分ほどです。
貼付の写真はこのニュースを読んで、爺が撮ってきたものですよ。

菅さんは(会長が菅さんが挨拶になんて紹介するもので)爺の入っている小さな職域の団体の新年会や総会に時間がある時は本人が、無い時は秘書が必ず「お祝い」とか「寸志」とかを持って挨拶に来ます。
どぶ板活動ですが小銭と情報と時間が要ります。

それかどうか、長年菅さんの秘書をやっていたS氏は今春引退する自民党系市会議員の後を受け新市会議員に当選しました。この様に地元での集票装置を確保するのだなーと妙に納得行きましたよ。

さて今回の菅総務相の事務所費問題ですが、指摘した側も領収証を示して釈明する菅さんも今ひとつ大きな要素を語りません。

それは大臣になるほどの国会議員であれば「自分の事務所」を持っていてしかるべきと思うのです。南区通町の2階建てのビルは中古ですが奥行きもあり一階ごとに
数室は取れますし、パティションで仕切れば効率良い事務所が出来ますよ。あのビルは元々は地元の建築業者の自社ビルだったのですから。
爺はあのビルは菅さんの事務所と頭から思い込んでいました。
話は長くなりましたが、菅さんはあのビルの一階部分は全て「私の事務所です」残りの2階部分は関連団体に貸しました--と言い切ればよいのですよ。もう少し具体的に言えば:ビルの中で「自分の事務所」を持っていて彼の個人秘書達や事務員が出入りする場として合理的と考えられる広さのと専用の電話やFaxの回線、PC機器などがあり、その他のスペース(例えば2階)を、「後援会」と「自民党の地方支部」の2団体に貸していれば辻褄は合いますね。

自社ビルに「自分の事務所」を持たず、あれだけのスペースを関係2団体に貸してその中で自分の政治活動をしていたら、幾ら領収証があっても不自然でしょう。

27日には第二次安倍内閣の顔ぶれが決まるそうですね。
身体検査で問題ある人は大臣になれないそうですから、菅さんの留任或いは横滑りは難しくなったでしょうね。

菅さんも泥舟に乗り込まず結果オーライかもしれませんよ。インドまで出かけて泥舟には乗らないと叫んだ「マダムスシ」もいます。
泥舟でも乗ってみたい人もいるとか。 人生いろいろみたいですね

27日に注目しましょう

共同通信:
菅義偉総務相が代表の自民党神奈川県第2選挙区支部と政治団体「菅義偉後援会」が、菅氏の所有するビルを「主たる事務所」としていたのに、05年分の政治資金収支報告書に計約1956万円の事務所費を計上していたことが25日、分かった。菅総務相は同日、東京都内で記者会見し「政治団体に賃貸しているので、支払いを受けるのは当然」などと述べた。後援会の事務所があるのは、横浜市南区のビル。(引用終わり)

写真:爺が朝7時過ぎに撮ってきた菅事務所
コメント (2)
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