王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

薬害肝炎 厚生省は非告知

2007-10-21 05:51:50 | 社会
イニシャルリスト見つかる=感染者名を知りながら放置か-薬害肝炎非告知・厚労省 (時事通信) - goo ニュース

昨日夕方TVのニュースを見ていると舛添厚労相が出て「2002年当時、報告されていた薬害肝炎感染者のリストが見つかった」と発言していた。
これは当時の厚生大臣坂口力(公明党)が「報告されていない」としてきた事であるから今後の調査では主務官庁の怠慢が指摘されるかもしれない。

舛添大臣のお手柄かと思ったら「その経過は未だ分からない」と発言していたから、大臣が「探せー!」と号令して見つかったものでもないらしい。

既に全国の地裁5箇所ほどで「薬害肝炎の訴訟がなされ」、判決が出ている。
この内4地裁では国と製薬会社の責任を一部認める判断に原告も国も控訴して争っている。
2002年当時国が薬害肝炎患者の氏名を知っていたとすれば、控訴審の審理に新しい事実が付け加えられる事になるのであろう。
ぜひ真実を追究して「薬害肝炎患者の救済」に役立てて欲しい。又厚労省の大臣以下担当者に問題は無かったのか?
しばらくは舛添大臣の手腕に期待して待ちましょう。


時事通信:
汚染された血液製剤を投与され、2002年に厚生労働省に報告された肝炎発症例の418人に対し現在も感染が告知されていない問題で、一部の感染者のイニシャルなどが書かれたリストが同省内で見つかったことが20日、分かった。うち1人は実名だったという。

 同省はこれまで、02年に旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)から418人の氏名などを特定する情報は報告されていなかったと説明。しかし、当時の担当者が感染者氏名など詳細を知りながら、告知などの対応を放置していた可能性もあるとみられ、今後、担当者や同社関係者から事情を聴くなどして調査を進める。 
(引用終わり)
コメント (2)
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