王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

御福餅 お前もか!

2007-10-31 00:07:03 | 社会
三重の御福餅、JAS法違反=製造日改ざんなど偽装27年間 (時事通信) - goo ニュース

元祖?赤福が問題になった時、爺は類似品で「お福餅」が有ると書いたが、「御福餅」は赤福の製造中止によって販売量がうなぎ上り、売り切れが出る賑わいが報道された。しかし「御福餅」の経営側は「(赤福が大変な折自社を)宣伝に走る様な積りは無い」としおらしい発言をしていた。

実は「御福餅」も製造日を改ざんしていたという事の様だ。
ただ幾らかの救いは別の報道では「製造日偽造は関係筋に自主申告した」そうだ。

この話と前後して「船場吉兆」の福岡店が和菓子の製造日を偽造して創業者と同じ名前の湯木取締役が泣きながら謝っていた。
出来の悪い一族の枝葉であろうか?
本店の京都吉兆の総料理長は海外で和食の真髄を広めている事で有名で爺もTVで見た事があるが名前が違った気がする。
味は一流としても経営は大分問題が有りそうである。
赤福と御福餅そして船場吉兆も「バブル時代の大量生産大量販売」の悪弊から抜けていないように思う。 もったいないと思う心が有るなら販売予測を厳密にして作りすぎない事が「生ものを扱うお店の心」であろう。


時事通信:
農水省は30日、伊勢の土産物「赤福餅」の類似商品を製造・販売する和菓子屋「御福餅本家」(三重県伊勢市)が製造日を改ざんするなど、日本農林規格(JAS)法に違反する行為を行っていたと発表した。同省と県は29、30の両日、同社に立ち入り調査を実施。食品衛生法違反の疑いもあるとみて、調べを進めている。

 同社によると、こうした改ざんは1980年から27年間も続けられていた。赤福に続き老舗が相次いで偽装に手を染めていたことになる。

 同省によると、御福餅は商品製造日の翌日を製造年月日と印字する「先付け」行為を日常的に行っていた。また、原材料を重量順の「砂糖、小豆」ではなく、「小豆、砂糖」と不適正に表示していたという。 (引用終わり)
コメント (4)
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