ベンジャミン・フルフォードの「暴かれた9.11疑惑の真相」を読んでいます。
第一版が昨年2006年9月11日に扶桑社より出版されました。
発売された途端、そんな事あるわけねーよ!風の批判。
或いはウイリアム・ハンコックの「神々の指紋」同様、たまたま自分の主張に都合の良い事実のみを取り上げて自説を語る---と同じ手法!とか厳しい意見がありました。
参議院でも代表質問が終わり、「海自によるインド洋上の無料給油」も新法で対応する様ですね。
この際、9.11テロが契機で「洋上給油」や「イラク戦争」が起きた事を思い起こすには良い折かと思います。
B5版220頁の量ですが活字が大きく写真が多用されたいますから読みやすい本です。CDが付いていて事件の中で著者の主張の重なる部分を映像で伝えます。
一章から三章までは「民間機の突入自体に疑惑を呈し、突入したとして航空機火災では起こりえない数々の証言を提供する」
事件当日4機の航空機がハイジャックされ2機が世界貿易センター(WTC)ビルに激突、1機が国防総省(通称ペンタゴン)に、残る1機はホワイトハウスを目指したが勇気ある乗客の抵抗でペンシルバニア州に墜落したものです。
それに対しフルフォードは米国政府発表とは異なる意見を拾い上げ紹介します。
WTC突入の2番機には窓が見えない、胴体腹部にミサイル?が(CDにも写るがそうと言えばその様かも?)
ペンタゴンの突入した機は5メートル幅の大穴を開けた。幅40メートル、高さ12.5メートルの機が硬いコンクリートの壁に当たり穴が開くか? 缶詰の様に押し潰され残骸は飛び散るであろう!?
ペンシルバニヤ州の痕跡は大型機の物ととても思えない(ほど小さい)
WTCに突入した機の燃料が燃えてもせいぜい1000℃、通し番号を付けた部品の融解温度が1500℃、焼け跡から部品が一つも見つからないとしたら1700℃以上の高熱が出なければ考えられず、高性能火薬の存在を疑わせる。WTCビルの構造は航空機の突入による衝撃と火災ではバラバラに上から崩れ落ちる事は考えられないそうである。なぜかフライトレコードとデーターレコードも発見されていないそうだが消防隊員の発見したとの証言は消されているそうだ。
他の二機についても疑念が提供されている。
「テロを事前に知っていた人々」の章ではブッシュ大統領の名が挙がる。
事件当時ブッシュはフロリダの小学校に居たそうだ。補佐官が2-3秒事件を耳打ちしても20分間現場を動かなかったそうだ。こういう場合直ちに場所を移動して安全策を計るそうである。又後日語る「小学校で航空機が最初のビルに突入するのを見た」と。この時点では一番機の映像は公表されたいなかった。
「犯人とされた人々」の肖像の章では一連の事件で19人のテロリストが全員死亡したが、7名は未だに生きている。うち一名はアメリカに一度も入獄した事の無い人物だ。一部では犯人のパスポートが現場で発見されたとか。鋼鉄の部品が燃え尽きるのに判読できるパスポートが上手い具合に出てくるものだ。
実行犯の多くはとても高速の民間航空機を上手に操縦できる腕前ではない。
又敬虔なイスラム教徒が、実行前に酒を飲んだり、ストリップバーに出入りしたりで印象が合致しないとか。FBI捜査の予断といい加減さを指摘する。
爺に面白かったのは「ヤラセ国家アメリカの歴史」の章である。
建国以来、でっち上げ事件を種に戦争を仕掛け続けてきた。
比較的近いところでは1964年の「トンキン湾事件(北ベトナムの魚雷艇が米駆逐艦を攻撃したとして、北爆にのめりこんでゆく)」のでっち上げ事件。
その少し前62年の「ノースウッズ」作戦。民間機に見せかけた軍用機を飛ばし、その後軍事基地に着陸させる。それに見立てた代わりの無人機を飛ばし空中で爆破しカストロの仕業として、評判を落とさせるとしたもの。ケネディー大統領の時代に未遂で終わったが、著者はこの計画が9.11の下敷きになっていると示唆する。ケネディーは関係者全員を罷免したが、これが彼の暗殺につながるのだと。
さて本題に戻ろう。
アルカイダも元は米国がソ連のアフガン侵攻に対抗するためCIAがイスラム原理主義を植え付け軍事援助してきた組織である。その中のティム・オスマンが今のオサマ・ビンラディンである。
湾岸戦争を機に反イランであって米国支援していたイラクを捨て攻撃したパパブッシュ。イラクは原油を輸出できなくなりサウジと米国石油資本は大儲け。
以上の様に指摘している。
そう言われて見れば9.11を契機にジュニアブッシュはテロを支援するイラク、「大量破壊兵器の存在」を口実にイラク潰しに掛かった。戦争は出口が見えなくなったが、石油と軍需産業に関わるブッシュ一族、チェイニー副大統領、ラムズフェルド元国防長官、ウオルフォヴィッツ元国防副長官、彼らにまといつくファンドグループはみな大儲け。うはうはで美味しくって美味しくってよだれが止まらない。
自民党の言う「国際社会に貢献」とか民主党の小沢氏の言う「国連のオーソライズ(権威付けされた)海外派兵」がどれだけヤバイ事か静かに考える良い機会である。
涼しくなって秋の夜長にこの本を読みながら考えてみるのも意味あります。
一読をお勧めします。
第一版が昨年2006年9月11日に扶桑社より出版されました。
発売された途端、そんな事あるわけねーよ!風の批判。
或いはウイリアム・ハンコックの「神々の指紋」同様、たまたま自分の主張に都合の良い事実のみを取り上げて自説を語る---と同じ手法!とか厳しい意見がありました。
参議院でも代表質問が終わり、「海自によるインド洋上の無料給油」も新法で対応する様ですね。
この際、9.11テロが契機で「洋上給油」や「イラク戦争」が起きた事を思い起こすには良い折かと思います。
B5版220頁の量ですが活字が大きく写真が多用されたいますから読みやすい本です。CDが付いていて事件の中で著者の主張の重なる部分を映像で伝えます。
一章から三章までは「民間機の突入自体に疑惑を呈し、突入したとして航空機火災では起こりえない数々の証言を提供する」
事件当日4機の航空機がハイジャックされ2機が世界貿易センター(WTC)ビルに激突、1機が国防総省(通称ペンタゴン)に、残る1機はホワイトハウスを目指したが勇気ある乗客の抵抗でペンシルバニア州に墜落したものです。
それに対しフルフォードは米国政府発表とは異なる意見を拾い上げ紹介します。
WTC突入の2番機には窓が見えない、胴体腹部にミサイル?が(CDにも写るがそうと言えばその様かも?)
ペンタゴンの突入した機は5メートル幅の大穴を開けた。幅40メートル、高さ12.5メートルの機が硬いコンクリートの壁に当たり穴が開くか? 缶詰の様に押し潰され残骸は飛び散るであろう!?
ペンシルバニヤ州の痕跡は大型機の物ととても思えない(ほど小さい)
WTCに突入した機の燃料が燃えてもせいぜい1000℃、通し番号を付けた部品の融解温度が1500℃、焼け跡から部品が一つも見つからないとしたら1700℃以上の高熱が出なければ考えられず、高性能火薬の存在を疑わせる。WTCビルの構造は航空機の突入による衝撃と火災ではバラバラに上から崩れ落ちる事は考えられないそうである。なぜかフライトレコードとデーターレコードも発見されていないそうだが消防隊員の発見したとの証言は消されているそうだ。
他の二機についても疑念が提供されている。
「テロを事前に知っていた人々」の章ではブッシュ大統領の名が挙がる。
事件当時ブッシュはフロリダの小学校に居たそうだ。補佐官が2-3秒事件を耳打ちしても20分間現場を動かなかったそうだ。こういう場合直ちに場所を移動して安全策を計るそうである。又後日語る「小学校で航空機が最初のビルに突入するのを見た」と。この時点では一番機の映像は公表されたいなかった。
「犯人とされた人々」の肖像の章では一連の事件で19人のテロリストが全員死亡したが、7名は未だに生きている。うち一名はアメリカに一度も入獄した事の無い人物だ。一部では犯人のパスポートが現場で発見されたとか。鋼鉄の部品が燃え尽きるのに判読できるパスポートが上手い具合に出てくるものだ。
実行犯の多くはとても高速の民間航空機を上手に操縦できる腕前ではない。
又敬虔なイスラム教徒が、実行前に酒を飲んだり、ストリップバーに出入りしたりで印象が合致しないとか。FBI捜査の予断といい加減さを指摘する。
爺に面白かったのは「ヤラセ国家アメリカの歴史」の章である。
建国以来、でっち上げ事件を種に戦争を仕掛け続けてきた。
比較的近いところでは1964年の「トンキン湾事件(北ベトナムの魚雷艇が米駆逐艦を攻撃したとして、北爆にのめりこんでゆく)」のでっち上げ事件。
その少し前62年の「ノースウッズ」作戦。民間機に見せかけた軍用機を飛ばし、その後軍事基地に着陸させる。それに見立てた代わりの無人機を飛ばし空中で爆破しカストロの仕業として、評判を落とさせるとしたもの。ケネディー大統領の時代に未遂で終わったが、著者はこの計画が9.11の下敷きになっていると示唆する。ケネディーは関係者全員を罷免したが、これが彼の暗殺につながるのだと。
さて本題に戻ろう。
アルカイダも元は米国がソ連のアフガン侵攻に対抗するためCIAがイスラム原理主義を植え付け軍事援助してきた組織である。その中のティム・オスマンが今のオサマ・ビンラディンである。
湾岸戦争を機に反イランであって米国支援していたイラクを捨て攻撃したパパブッシュ。イラクは原油を輸出できなくなりサウジと米国石油資本は大儲け。
以上の様に指摘している。
そう言われて見れば9.11を契機にジュニアブッシュはテロを支援するイラク、「大量破壊兵器の存在」を口実にイラク潰しに掛かった。戦争は出口が見えなくなったが、石油と軍需産業に関わるブッシュ一族、チェイニー副大統領、ラムズフェルド元国防長官、ウオルフォヴィッツ元国防副長官、彼らにまといつくファンドグループはみな大儲け。うはうはで美味しくって美味しくってよだれが止まらない。
自民党の言う「国際社会に貢献」とか民主党の小沢氏の言う「国連のオーソライズ(権威付けされた)海外派兵」がどれだけヤバイ事か静かに考える良い機会である。
涼しくなって秋の夜長にこの本を読みながら考えてみるのも意味あります。
一読をお勧めします。