王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

亀田大毅 完敗 切腹?

2007-10-12 12:29:35 | スポーツ
生中継のTBSに電話殺到/ボクシング(日刊スポーツ) - goo ニュース

爺は昨日夜までばたばたしていてTBSの内藤対大毅のフライ級タイトルマッチを見たのは8時になっていました。

試合はどんなものかと様子を伺うと何とこれからではないですか!
前回兄の興毅の時も長々とセレモニーがありましたが、今回はどんな趣向だったのでしょう? 7時から見ていたファンに同情申し上げます。

試合は素人の爺が見ても内藤の勝ち。大毅は前に出るものの内藤の左ジャブと言うか左手の頭押さえに前進を阻まれます。あれだけ内藤の左が前に出ているのですから、その空いた左脇に攻撃をしなければいけませんがそれだけの技術が無かったようです。
若さをボクシングに代え総合格闘技の様な技を繰り出し12回は内藤を抱え上げ投げ捨てていました。

当然減点を取られていましたね。

TBSとお抱えの解説者赤井英和他は劣勢に言及せず、最後まで一発が出ればーと繰り返していましたね。

切腹はどうなった?と書きたかったのですが、ひょっとして大毅が「朝にかけて立派に切腹してると失礼になる」ので昼のニュースを待ちました。切腹については一言も無い事を確認しました。
TBSの煽りに決まっていますが、次回からは負けたら「切腹」でなく「丸坊主になる」とか「チン毛を剃る」とか実行出来る事を約束して欲しいものです。

チャンピオンにランキング14位が挑戦するという「マッチング」が怪しいといえば怪しかったかもしれません。
こんな事をしているとボクシングファンが離れてゆく事を心配します。


日刊スポーツ:
<プロボクシング:世界フライ級12回戦>◇11日◇東京・有明コロシアム◇観衆6000人

 内藤大助(33=宮田)-亀田大毅(18=協栄)の試合を生中継したTBSは大毅が表彰式の最中に無言で引き揚げる様子と、内藤の勝利者インタビューまで放送した。終了後、同局には視聴者から電話が相次いだ。関係者によると大毅に対し「切腹させろ!」という声が多かったという。(引用終わり)
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イランで日本人学生 誘拐?

2007-10-12 06:28:48 | 海外
邦人学生の無事確認 大阪出身、横浜国大生か 無法地帯の南東部、イランで誘拐(産経新聞) - goo ニュース

昨日の昼前からイランで邦人が誘拐されたらしいと言う一報を見ました。その後徐徐に様子が分かってきました。
今では横浜国大の4年生が学校を休学して、ネパールで4-6月ボランティア活動した後、(バックパッカーとして西アジアを旅して)パキスタン経由で陸路イラン南東部に入国した所、地域の麻薬密売組織に誘拐され拘束されている事。組織はイラン政府に逮捕されている組織首領の息子の釈放を要求しているらしい事まで判明しています。

爺は邦人が仕事の関係でイランの辺境にでも出向いて不慮の誘拐にでも遭ったらお気の毒の限りだなーと思っていました。

所がこの学生は自分の都合でパキスタンのクエッタから辺境地帯を縫う様にして陸路(恐らく乗り合いバス)でイランのバム遺跡を見物?に行く途中であった様です。
何とも初心(うぶ)というか脳天気呼ぶか、暴走行為と見るか人様々でしょう。

爺はもう少し考えてから行動したらどうであったかと残念に思う次第。

どうやってパキスタンのクエッタ迄たどり着いたか分かりませんが、パキスタン、アフガニスタンそしてイランの辺境地区は必ずしも政府の管理が行き届かないのは大学生なら知っていて良い事でしょう。休学する前からの事実です。そうでなくても9.11以降テロリストと目されるグループとアフガニスタン・パキスタンその他各国政府との抗争。イランの核開発に対する米国やイスラエルの応答。さらにイランによるイラクにおけるシーア派の援助、イラン内部でのシーア派とスンニー派の対立等‥

思い出されるのは2004年民間のボランティアーとしてイラクのバクダードに入り誘拐された3人の日本人です。
この時には自衛隊の撤退まで要求された。「自己責任」という言葉がしばしば使われましたね。爺はどちらかと言うと「自己責任」が重いのでないかと感じていました。その時の官房長官は誰でしたかね?

今回は危険な状況を知っていて、そこに飛び込んだのかどうかは未だ分かりません。しかしイラクの問題3人組に対する学習の効果も中東の危険地区に対する警戒感もどちらかと言えば薄い若者の気がします。
展開がどうなるか分かりませんので、無事な釈放を願うばかりです。これ以上の感想は結果が出てからにします。
交渉の推移を見守りましょう。


産経新聞:
イラン南東部ケルマン州で旅行中だった日本人の大学生の男性(23)が武装集団とみられるグループに誘拐された事件で、高村正彦外相は11日午前、イラン政府側から男性の拘束場所、犯人グループ像の特定がほぼ済んでいるとの情報を得ていることを明らかにした。10日夜の時点で男性が無事であることも確認したと述べた。男性は大阪府出身の横浜国立大の4年生との情報もある。外務省は緊急対策本部を設置、男性の解放に向け、イラン政府との調整を急いでいる。

 高村外相は10日夜、イランのモッタキ外相に事件解決に向けた協力を要請。これについて高村外相は「モッタキ外相から『だいたい、どこにいるか場所は特定されている。どういうたぐいの犯人グループかもだいたい、つかめている』と聞いた」と表明。同時に「(誘拐された)本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。昨日の午後10時半に無事であることを確認できた」と述べた。


 高村氏は「拘束された本人から2度、テヘランの日本大使館に電話があった。その後、無事であるかどうか分からなかったが、昨日の午後10時半に無事であることが確認されている」と語った。男性は「パキスタンからイランに入国した」と話しているという。(以下省略)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする