全国学力テスト 記述・思考は苦手 秋田・福井、正答率高く(産経新聞) - goo ニュース
25日の朝と思う。ニッポン放送で24日文科省が全国学力テストの結果を発表したと話していた。
守屋前防衛省次官の接待ゴルフ、薬害肝炎のリスト隠し、比内地鶏偽装騒ぎ等目白押しなので学力テストの県別結果なんて目が届かなかった。
県別であるが一道一都二府四十三県だから四十七県(相当)である。
上位は「秋田、福井、富山、香川」といい「かなり下位は北海道、大阪は小中学校とも45位、沖縄は共に47位」と聞いた。
スポーツでも学力でも同じ基準で競争すれば1位から47位まで順位が付く。
問題はその順位が合理的な評価の範囲に収まっているのか?を評価、検証する事なのであろう。
しかし4月に実施された学力テストが日教組やかなりの私学校から反対があったのだからその評価は賛否両論に渉るのであろう。
ラジオでは県別の1)離婚率、2)生活保護所帯率、3)持ち家率を取り上げ
1)と2)が低く3)が高い県は学力上位の県と重なる
1)と2)が高く3)が低い県は学力下位の県と重なる
と語っていた(一部聞き落しがあるかも)
簡単にいえば:
両親揃っていて持ち家に住み暮らし向きが安定していれば学力が上向き、片親で借家に住み生活が安定しないと学力に問題がある。つまり親の生活水準で子供の学力が決まるという見方である。文部省も学校教育者もこの様な見方は否定するであろうが、爺は聞いていて妙に納得してしまった。文科省の発表でも就学援助率の高い学校は学力が低い傾向に言及している。
下位集団の県では教育関係者の金切り声が上がっている。
爺の神奈川県も30位台であったぞ! 皆さんのお住まいの所は如何でした?
よく考えると地域全体の生活水準の総和が学力に反映しているのかも知れない。
地方の時代とか。知事さん方、箱物行政を止めて総合的な政策の実施が問われているのですよ。
産経新聞:
小学6年と中学3年の原則全員を対象に実施した43年ぶりの全国学力テストの結果が24日、文部科学省から公表された。基礎知識を問うA問題の正答率は7~8割と比較的高得点だが、応用力を試すB問題は6~7割にとどまり、記述式や思考力を試す問題が苦手だった。都道府県別で差もみられ、小学校では秋田、中学では福井、富山などの正答率が高く、沖縄や大阪などの成績が悪かった。
正答率をみると小学校より中学、基礎問題より応用問題、国語より算数・数学で差が広がる傾向だ。特に中3の数学は反比例の問題や一次関数のグラフから読み取る問題などが不得意で、基本段階の学力が身に付いておらず系統的な学習を必要とする生徒が多かった。
国語では漢字の読み書きなどの正答率が高いが、記述式で無解答が目立った。日常生活の場面から出題、条件にそって文章にする問題などが苦手だった。
課題として文科省は「複数の資料を比較して、共通点や相違点を整理した上で自分の考えを発表するなど、目的に応じて活用する力を身に付けさせる必要がある」としている。
都道府県別の平均正答率は昭和30年代の調査に比べ、地域間格差が縮小し、教育の格差是正に一定の効果があった。
都道府県の大半は平均正答率から上下5ポイントの幅に収まったが、中学の数学の応用問題を中心にばらつきも目立った。
文科省は順位をつけた公表はしていないが、小学校では秋田、中学で福井、富山、秋田の正答率が高かった。
一方、小学校で沖縄、中学で沖縄、高知、大阪の正答率が低かった。特に沖縄は、各教科で平均からの差が目立った。
このほか大都市、中核市、市、町村、僻地(へきち)と地域の規模別に見ると、小、中学校ともに大きな差は見られず、文科省では「僻地教育の振興に効果があった」と評価している。ただ、応用問題では大都市と僻地の間で4~5ポイントの差があった。
国公私立別に見ると、(1)国立(2)私立(3)公立-の順だった。国語の基礎力では平均正答率の差が10ポイント以内に収まったが、中学数学の応用では公立の平均正答率60・6%に対し、私立が17・0ポイント、国立が22・9ポイント上回る大きな差がついた。
例外はあるものの就学援助率が高い学校ほど平均正答率が低くなる傾向がみられた。
用語解説】全国学力テスト
学力を把握・分析し、改善をはかる目的で文部科学省が今年4月、原則として国公私立の小学6年と中学3年の全児童・生徒を対象に実施。国立は全校が参加、公立は愛知県犬山市だけ不参加、私立校の参加率は約6割にとどまった。実施教科は国語と算数・数学。基礎学力を問うA問題と応用力を問うB問題に分けて出題。生活習慣などについても学力との相関関係を調べた。来年以降も毎年4月に小6、中3を対象に国語、算数・数学で行われる。(引用終わり)
25日の朝と思う。ニッポン放送で24日文科省が全国学力テストの結果を発表したと話していた。
守屋前防衛省次官の接待ゴルフ、薬害肝炎のリスト隠し、比内地鶏偽装騒ぎ等目白押しなので学力テストの県別結果なんて目が届かなかった。
県別であるが一道一都二府四十三県だから四十七県(相当)である。
上位は「秋田、福井、富山、香川」といい「かなり下位は北海道、大阪は小中学校とも45位、沖縄は共に47位」と聞いた。
スポーツでも学力でも同じ基準で競争すれば1位から47位まで順位が付く。
問題はその順位が合理的な評価の範囲に収まっているのか?を評価、検証する事なのであろう。
しかし4月に実施された学力テストが日教組やかなりの私学校から反対があったのだからその評価は賛否両論に渉るのであろう。
ラジオでは県別の1)離婚率、2)生活保護所帯率、3)持ち家率を取り上げ
1)と2)が低く3)が高い県は学力上位の県と重なる
1)と2)が高く3)が低い県は学力下位の県と重なる
と語っていた(一部聞き落しがあるかも)
簡単にいえば:
両親揃っていて持ち家に住み暮らし向きが安定していれば学力が上向き、片親で借家に住み生活が安定しないと学力に問題がある。つまり親の生活水準で子供の学力が決まるという見方である。文部省も学校教育者もこの様な見方は否定するであろうが、爺は聞いていて妙に納得してしまった。文科省の発表でも就学援助率の高い学校は学力が低い傾向に言及している。
下位集団の県では教育関係者の金切り声が上がっている。
爺の神奈川県も30位台であったぞ! 皆さんのお住まいの所は如何でした?
よく考えると地域全体の生活水準の総和が学力に反映しているのかも知れない。
地方の時代とか。知事さん方、箱物行政を止めて総合的な政策の実施が問われているのですよ。
産経新聞:
小学6年と中学3年の原則全員を対象に実施した43年ぶりの全国学力テストの結果が24日、文部科学省から公表された。基礎知識を問うA問題の正答率は7~8割と比較的高得点だが、応用力を試すB問題は6~7割にとどまり、記述式や思考力を試す問題が苦手だった。都道府県別で差もみられ、小学校では秋田、中学では福井、富山などの正答率が高く、沖縄や大阪などの成績が悪かった。
正答率をみると小学校より中学、基礎問題より応用問題、国語より算数・数学で差が広がる傾向だ。特に中3の数学は反比例の問題や一次関数のグラフから読み取る問題などが不得意で、基本段階の学力が身に付いておらず系統的な学習を必要とする生徒が多かった。
国語では漢字の読み書きなどの正答率が高いが、記述式で無解答が目立った。日常生活の場面から出題、条件にそって文章にする問題などが苦手だった。
課題として文科省は「複数の資料を比較して、共通点や相違点を整理した上で自分の考えを発表するなど、目的に応じて活用する力を身に付けさせる必要がある」としている。
都道府県別の平均正答率は昭和30年代の調査に比べ、地域間格差が縮小し、教育の格差是正に一定の効果があった。
都道府県の大半は平均正答率から上下5ポイントの幅に収まったが、中学の数学の応用問題を中心にばらつきも目立った。
文科省は順位をつけた公表はしていないが、小学校では秋田、中学で福井、富山、秋田の正答率が高かった。
一方、小学校で沖縄、中学で沖縄、高知、大阪の正答率が低かった。特に沖縄は、各教科で平均からの差が目立った。
このほか大都市、中核市、市、町村、僻地(へきち)と地域の規模別に見ると、小、中学校ともに大きな差は見られず、文科省では「僻地教育の振興に効果があった」と評価している。ただ、応用問題では大都市と僻地の間で4~5ポイントの差があった。
国公私立別に見ると、(1)国立(2)私立(3)公立-の順だった。国語の基礎力では平均正答率の差が10ポイント以内に収まったが、中学数学の応用では公立の平均正答率60・6%に対し、私立が17・0ポイント、国立が22・9ポイント上回る大きな差がついた。
例外はあるものの就学援助率が高い学校ほど平均正答率が低くなる傾向がみられた。
用語解説】全国学力テスト
学力を把握・分析し、改善をはかる目的で文部科学省が今年4月、原則として国公私立の小学6年と中学3年の全児童・生徒を対象に実施。国立は全校が参加、公立は愛知県犬山市だけ不参加、私立校の参加率は約6割にとどまった。実施教科は国語と算数・数学。基礎学力を問うA問題と応用力を問うB問題に分けて出題。生活習慣などについても学力との相関関係を調べた。来年以降も毎年4月に小6、中3を対象に国語、算数・数学で行われる。(引用終わり)