昨日7日午前9時過ぎに日本海のEEZ(大和堆)で水産庁の漁業取締船「おおくに」と北の漁船が衝突・沈没した事件が起きました。
昼頃から情報が出てきましたが水産庁は「調査中とかその内容は明らかに出来ない」とかで要領を得ないものでした!
そして北の漁民が「10人ほど救助されたとか20人、そして瞬間では数十人が海に?」とか訳の分からない報道が続きました。
数十人と言えば「パッと見て20人以上少なくとも3-40人、場合によっては5-60人か?」を指す語感ですよ。
おおくには1300トン こんな立派な姿です。
一方北のいか漁船はこんなのが普通の様です。(ネットより)
中にはこの位のサイズも有ります。(ネットより)
これで5-60人も乗って操業できますかね?
別紙の情報では20メートル級の鉄鋼船だったとあります。もっと大きな船だったのですかね?
よくやく見つけました。水産庁が公表した写真より
立派な大きさですね!
さて現場では取締船の投入した救命いかだに漁民が乗り移りました。こんな様子です。(水産庁公表)
そして1時過ぎには別の北の漁船に順次乗り移り午後2時頃には海保の「60人でOKか!?」との質問にジェスチアーで(OKと)答え現場を去りました。
結果としては「現場における双方の自主的行動で取り敢えずの問題は解決しました」海が荒れていて 40人以上水死 なんて起きたら 「国内でも非難の声が上がったかもしれません??」 まずは良かった良かった。ホッ! 冷や汗 >
この手の事件が8月から起きており水産庁の漁業監視船は武装してない?ようなので日本のイカ漁船の現場退避と自身の身の安全が図れなかった?様です。
そしてこの件に対処した海上保安庁の巡視船は武装はしていても「交戦規程が曖昧か無いに等しい為?」北の拳銃か小銃一丁の前に沈黙。 唖然 >
2か月立て続けの「不祥事です!」
水産庁は農水省、海保庁は国交省そして今回は出番が有りませんでしたが海自は防衛省と横の連絡はどの様になっているのでしょうかね?
公海上の臨検が必要なら「それに合った法整備と必要な武装はせねば体当たりを喰らって自沈はさせたものの乗組員は付近の仲間に収容され逃走」では日本の官憲としての仕事の出来は半分でした。
目下、「打つ手もなく北のイカ漁船に逃げられたと見せかけておいて、この間に必要な法整備と実務上の準備をするのが上策です」
EEZは戦後日本の新領土(海)ですからね。命がけで守らないと石を投げてでも体当たりしてでも抵抗する輩に対抗できません!!
写真:おおくにの救命艇に救命いかだの漁民を誘導?する様子
朝日新聞:
日本海の「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海域付近で、北朝鮮漁船が水産庁の取締船と衝突・沈没した事故で、第9管区海上保安本部(新潟市)は7日午後、現場海域で救出された漁船の乗組員が別の北朝鮮船に乗り込んだと発表した。北朝鮮船から「乗組員60人全員を救助した」という趣旨の連絡があり、同船は現場から立ち去った。9管と水産庁は捜索・救助活動を終了した。
9管によると、7日午前9時7分ごろ、違法操業漁船の取り締まりをしていた水産庁の取締船「おおくに」と北朝鮮の漁船が衝突。同9時半ごろ、北朝鮮船が沈没した。「おおくに」は救命いかだ2艇を出し、海上に投げ出された漁船の乗組員らに乗り移るよう誘導して救助した。
その後、現場海域に別の北朝鮮船が到着。海保によると、北朝鮮船は1隻で、いかだに乗った乗組員らは午後0時55分ごろまでに、この船に順次乗り移ったという。(引用終わり)