昨日14日午後 韓国のチョ・グク法相の辞任の速報が流れました。
幸か不幸か日本のTVニュースと新聞各紙は「台風19号の被害報道に大わらわ」で韓国の放送の辞任表明どころではなかった様です。
本来なら他国の法相の辞職等、あまり関係ない事ですものね!
但し韓国の左翼政権の文大統領が国内の反対勢力の声も聴かず先月法相に任命したばかりですから、「本人にまつわる玉ねぎ疑惑」の追及は一層激しくなりそうですし、任命責任者の文大統領への「任命責任(彼は大統領特権による任命なんですね!)の追及の声」が上がるのは間違えなさそうです。
辞任を表明するチョ・グク法相
さてこうなると文政権は「一度は後継者と見立てたチョ・グク氏の火消しに走るのか? 第2の候補を立てて政権延命と反安倍政策を続けるのか?」どうでしょう! 他人の不幸は蜜の味とか言います。
勿論、性格の良い浜爺は少しもそんな事は考えていません。
まあこれで「即位立礼の儀式」に要人を送ってきて「不仲の中を少しでも平らにしましょう」風の秘密ミッションはぶっ飛んでしまったでしょうね?
しっかり国際間の約束を守る事にすると韓国の文政権は振り上げた拳の降ろす先が無いのです。もっと強硬策に出ますかね?
台風19号被害の復旧が優先ですから余り関わりたくないですね。偶然の冷却期間になりますかどうか?
静かに成り行きを見守りでしょう。
写真:辞任を表明するチョ・グク法相
FNN PRIME:
本人や家族をめぐる数々の疑惑で韓国の国論を2分していたチョ・グク法相がきょう電撃辞任した。
辞任の理由としてチョ・グク法相は検察改革の道筋を付けた事と、家族をめぐる疑惑についてこれ以上文在寅大統領や政府に負担をかけられない事を挙げている。
チョ法相の就任後には賛成・反対双方が数十万人規模の集会を開催するなど韓国の国論を2分する問題になっていた。文大統領の支持率も就任以来最低を記録している。今回の電撃辞任が政権に与えるダメージを減らす事になるのか、逆に求心力の低下をもたらすのかが注目される。
チョ法相が辞任を表明した声明文は以下の通り
国民の皆様!
私は今日法務部長官職を辞任します。
検察改革は学者と知識人として私の一生の使命であったし、永らく悩んで追求してきた目標でした。「牽制と均衡の原理に基づいた捜査構造改革」「人権を尊重する節制された検察権行使」等は長い間の所信でした。
検察改革のために文在寅政権で最初の民情首席補佐官として、また法務部長官として2年半全力疾走してきたし、最善を尽くしました。
しかし考えることもできないことが広がりました。理由を問わず、国民にあまりにも申し訳ありませんでした。特に傷ついた若者たちに対し、本当にすみません。
家族の捜査によって国民に真に恐れ入ったが、長官としてただ幾日か仕事をしても、検察改革のために最後私の役目はつくして消えるという覚悟で、一日一日を耐えられました。
しかしもう自らの役割はここまでだと考えます。
去る10月8日長官就任1ヶ月をむかえて11種類の迅速推進検察改革課題を発表しました。 行政府次元の法令改定作業も本格化されました。 昨日は検察改革のための会議で文在寅政府検察改革計画を再確認しました。 もう与党や大統領府、政府が力を合わせて検察改革作業を必ず完遂するだろうと信じます。 もう検察改革は後戻りできない滔々たる歴史的課題になりました。どの政権もできないことです。
国民の皆様!
これ以上私の家族のことで大統領と政府に負担をかけてはいけないと判断しました。 私が席から降りてこそ、検察改革の成功的な完遂が可能となる時間が来たと考えます。 私は検察改革のための「焚きつけ」に過ぎません。「焚きつけ」の役割はここまでです。
あらゆる抵抗にもかかわらず、検察改革がここまで来たものは全部国民のおかげです。 国民は私を下ろして、大統領に力を集められることを切実に希望します。
検察改革制度化が軌道に乗ったことは事実だが、行かなければならない道が遠いです。 もう私よりさらに強力な推進力を発揮する後任者にバトンを渡して仕上げをお願いしようと思います。
家族皆が満身瘡痍になって個人的に非常に大変で非常に苦痛でした。 ところが検察改革を応援する数多くの市民の意と心のために持ちこたえることができました。
もう全てのものを下ろして、人生で最も大変で苦痛な時間を過ごしている家族のそばに戻り、慰めようと思います。私よりさらに傷ついた家族に対し、これ以上耐えろと言うことはできない状況になりました。
特に本来健康がとても悪い妻は一日一日かろうじて身を支えています。人生で最も大変で苦痛な時間を過ごしている家族のそばに今一緒にいることができないならば一生後悔しそうです。家族が自暴自棄にならないように、ただそばで家族の温かさでこの苦痛を共に耐えることが自然人としての道理だと考えます。
国民の皆様!
私の役割はここまでです。もう私は一人の市民に戻ります。しかし荒野でも検察改革の目標を忘れないで市民の心と共にします。
その間不足した長官を補佐して短い時間の間成果を出すために最善を尽くした法務部幹部・職員に深く感謝申し上げます。後任者が来られる前まで揺れることなく業務に充実するように願います。
最後に、国民の皆様が私を踏んで、検察改革の成功のために知恵と力を集められることを丁寧にお願いします。
ありがとうございます。
2019.10.14.
チョ・グク拝(引用終わり)