昨日19日夜、ラグビーW杯 NZ 対 アイルランド戦が行われました。
浜爺はNZ オールブラックスの試合開始前の「ハカ」を見たいと思っていました。広い会場で行われた「ハカ」は youtube で編集されたこれまでの「ハカ」の映像程の脅威とか迫力を感じませんでした。
しかし勝負の方はオール分ラックスの強さを余すことなく見せましたね!!
開始6分でPGを決め、続きて9番 SHが立て続けにトライを決めました。
後で知りましたが、身長175センチですから日本勢でもこの体格の選手は居ますよね。しかーし、主将だそうです!
見るからに俊敏そして小柄ですが力に満ちていました。
NZは「マイボール」の選手がタックルで倒されると、たちまちラックを作り綺麗にボール出しの後、倒されると又ラックとボール出し着実に前進します。
何だか世界ランキング1位対4位の試合には見えないなー(アイルランドがもっと格下に見え)と思っているうちに何と15番 FBがトライです。
驚きました。
10番SOのゴールキックも素晴らしかったです。
面白くて手に汗を右っているうちに22-0で折り返しました。
後半に入りアイルランドも意地を見せ2トライの反撃を見せましたがNZも4トライを追加、78分頃には交代した23番 FBが100キロを超える巨体で走り宙を飛んでトライを決めました。
この後ノーサイドで終わってみればNZの 46-14 と大勝です。
ベスト4進出が決定です。
さすがは世界一だと思いました。
さて今夜は日本勢による南ア戦ですね。
良い勝負を見せて欲しいと思います。頑張って下さい!!!
写真:FB がトライ 喜びの雄たけび!
日刊スポーツ:
<ラグビーワールドカップ(W杯):ニュージーランド46−14アイルランド>◇準々決勝◇19日◇東京スタジアム
ニュージーランド(NZ)が、3連覇に向けて圧倒的な強さを見せつけた。1次リーグB組1位のNZは、日本に敗れてA組2位となったアイルランドと対戦。
昨年11月に敗れた相手を序盤から攻守で圧倒し、7トライを奪って46−14と大勝した。NZは3大会連続8回目のベスト4入り。オーストラリアを40−16で破り3大会ぶり5回目の準決勝進出を果たしたイングランドと、26日に横浜・日産スタジアムで決勝進出を争う。
◇ ◇ ◇
NZの強さは、圧倒的だった。初戦の南アフリカ戦以来のベスト布陣で、開始直後からアイルランドに襲いかかった。前半6分にモウンガが先制PGを決めると、SHのA・スミスの連続トライで突き放した。前半を22−0で折り返し、後半も4トライ。「前半で勝負を決められた」とNO8リード主将は胸を張った。
雪辱に燃えた。16年にテストマッチ111年目で初めてアイルランドに黒星を喫した。昨年11月にはノートライに抑えられ敗戦。世界ランキング1位も明け渡した。屈辱的な敗戦で、母国でも「W杯は厳しい」という見方まで流れた。「みんな負けたことが心に残っていた」とハンセン監督は選手の思いを代弁した。
試合開始前から、異様なムードだった。スタンドを緑に染めたアイルランドファンの歌に伝統のハカの声を消され、場内は騒然となった。今も「一方だけが行うのは不公平」の声は根強く、特にアイルランドは否定的。かつては対戦時に自粛したこともあった。この日は、自チームの勝利を願うファンに妨害された。
もっとも、NZの強さは変わらなかった。ハンセン監督は「アイルランドファンはキックオフ前も歌を歌って楽しんでいた。自分たちは静かだが、やることをすれば問題ない」と言い放った。11カ月前のメンバー12人をそろえた相手を、大幅にメンバーを入れ替えて粉砕。「W杯では勝って学べる経験をしないと意味がない」と不敵に言った。
準決勝はオーストラリアに大勝したイングランドが相手だが「今はリラックスが必要。イングランドのことは明日まで考えない」と話した。サッカーのW杯などと違って大会に優勝賞金はなく、出るのは優勝トロフィーのエリス・カップだけ。地元紙によれば優勝で協会から1人1650万円の報奨金が出るというが、真に守りたいのは王国の名誉。過去3年で1勝2敗のアイルランドに雪辱し、NZが3連覇に突き進む。【荻島弘一】(引用終わり)