昨日13日夜7時45分 ラグビーW杯 A組 日本対スコットランド戦が横浜の日産スタジアムで行われました。鶴見川の流量を調節する貯水槽の上に立っていて開催は決まっていましたが上手く運営できるか?なんて声も朝の内は有りましたが無事開会ですね!
開始6分前後でスコットランドが1トライ1ゴール 0-7で始まりました。
このペースで行くのかな? と嫌な気持ちになりましたが何と何と日本はこの松島のトライ成功
と稲垣後立て続けに2トライで14-7と逆転。そして福岡のトライ
とゴール成功で21-7 で前半を終了しました。
そして後半2分少々で福岡による2度目のトライ
と1ゴールで28対7としました。 ところがところがここからスコットランドが猛攻撃 日本のタックルをかわし2連続トライとゴールで28-21と1トライ1ゴールの差に追いつきました。 冷や汗 >
100キロを超す巨漢が走るスピードに乗せ体当たり、また防ぐ方が任意いがかりでタックルとまさに「グランドの格闘技」と呼ぶに相応しい激闘です・
日本勢は最後3分は自陣内でラックを組みボールを保持してノーサイドの笛を待ちました。後1プレイの声でタッチラインにボールをけりだしノーサイド 史上初の8強に進出を決めました。 嬉しいですね!
でもここは通過点なんですね。 皆の心も解説者も20日の「南ア戦」の事を考えたり述べたりしていました。それも頑張って欲しいものです。
この瞬間は会場のファンも大喜びでした。
写真:ノーサイド 8強進出の瞬間
産経スポーツ:
ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(13日、日本28−21スコットランド、日産ス)歴史の扉をこじ開けた! 1次リーグA組で世界ランキング8位の日本が、同9位のスコットランドに28−21で勝利。無傷の4連勝とし、同組首位で悲願の8強入りを果たした。1987年の第1回大会から出場し、世界の壁にはね返され続けてきた日本。アジア初の開催国となった今回、9度目の挑戦がついに実り、試合後の世界ランクは過去最高の7位に浮上した。20日に東京・味の素スタジアムで行われる準々決勝では、前回2015年大会で金星を奪ったB組2位、世界5位の南アフリカと顔を合わせる。
熱気は最高潮に達していた。28−21と7点リードで迎えた後半39分。日本は自陣深くでのラックでボールをキープし続け、6万7666人のカウントダウンが響く。後半40分を経過。FB山中が蹴り出すと、腕を突き上げた。横浜の夜空に桜の凱歌(がいか)「ビクトリーロード」が響き渡った。
「非常にうれしい。台風で被害に遭った人たちに、僕たちの戦いで少しでも勇気を与えられた。今日は気持ち、フィジカルの強さで勝った」
主将のFLリーチが日本の快挙に胸を張った。台風19号の影響で開催も危ぶまれた大一番。中止となれば引き分け扱いで日本の決勝トーナメント進出はきまったが、そんなことは誰の脳裏にもない。過去1勝10敗と苦しめられたスコットランド撃破に全員が燃えた。
前半6分に相手SOラッセルにトライを奪われたが動じなかった。新しい武器であるタックルを受けながらつなぐ「オフロードパス」で攻撃のリズムを作る。0−7の前半17分、左サイドでWTB福岡が倒れ込みながらWTB松島につなぎトライ。快足の“ダブルフェラーリ”が反撃を告げた。
今大会初先発だったWTB福岡は、その後に2トライの大活躍。チームは波に乗った。追い詰められたが7点差のまま、終盤20分間を戦い抜いた。
ティア1(第1勢力)と呼ばれるW杯8強クラスに対し、日本が所属するティア2は「W杯には出場できても1次リーグは突破できない」という評価がつきまとう。1995年大会はニュージーランドに17−145の“歴史的大敗”を喫した。現イングランド代表監督のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、59)の下、前回2015年イングランド大会は“史上最大の番狂わせ”と呼ばれた南アフリカ撃破など3勝を挙げるまでになったが、勝ち点差で1次リーグ突破を逃した。
後任となったジェイミー・ジョセフHC(49)が日本をさらに鍛え上げ、チームスローガンの「ワンチーム(1つのチーム)」の精神で全員が気持ちを一つにして、悲願の8強入りを成し遂げた。
「この特別な瞬間に居合わせて、日本という国のためにコーチをしてうれしいと思った」(以下省略)