goo blog サービス終了のお知らせ 

王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

2日 ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長がウクライナ東部の最前線で負傷か

2022-05-03 09:51:05 | ロシア関連
元ネタは[ロンドン発]暗号化メッセージアプリ「テレグラム」の内部告発チャンネル「対外情報局(SVR)の将軍」との事であまりはっきりしませんがイジュームのロシア軍司令部で負傷したらしいとの事です。
参謀総長と言えば軍の制服組の国防相と並びナンバー2ですよね。
ショイグ国防相と並んで〈ネットより)

同参謀総長は29日夜、司令部に入り東部ドンバス重工業地帯の一中心地クラマトルスクの占領やウクライナ軍を包囲するための東部戦線の大規模攻撃を指揮していたそうです。ウクライナ軍が30日夜、同司令部を襲撃したが、参謀総長は「去った後」という話と「右足の上3分の1に榴散弾による傷を負った」と2説ありどちらが本当か判りません。しかしウクライナ軍の情報でも「イジュームで指揮を執っていたアンドレイ・シモノフ少将が戦死した」と有ります。いずれにしても参謀総長が現地指導するのは「同方面の作戦が上手く解決していない」との認識が有る事とウクライナ軍が「参謀総長の行動」を知った上で襲った可能性はある様です。
今日は3日午前ですから9日の「ロシア戦勝記念日」まで後6日しかありません。化学兵器と戦術核無しで戦って欲しい物です。

写真:ヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長〈ネットより)

木村正人 在英ジャーナリスト:

■「ゲラシモフは右足に榴散弾による傷を負った」
[ロンドン発]暗号化メッセージアプリ「テレグラム」の内部告発チャンネル「対外情報局(SVR)の将軍」が2日「ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長がウクライナの領土で負傷した。ゲラシモフ氏は骨折することなく、右足の上3分の1に榴散弾による傷を負った。破片は取り除かれ、命の別条はない」と伝えた。真偽の程は定かではない。

英大衆紙デーリー・メールやウクライナの英字紙キーウ・ポストもゲラシモフ氏の負傷を一斉に報じた。ゲラシモフ氏は4月29日にモスクワからウクライナ東部への要衝イジューム近くの司令部に移動し、東部ドンバス重工業地帯の一中心地クラマトルスクの占領やウクライナ軍を包囲するための東部戦線の大規模攻撃を指揮していたとされる。

キーウ・ポスト紙によると、ウクライナ軍はゲラシモフ氏の負傷を確認しなかった。米紙ニューヨーク・タイムズも1日、ウクライナ政府や米政府高官の話としてゲラシモフ氏が苦戦するロシア軍の攻勢を立て直すため、ウクライナ東部の危険な前線基地を視察したと報じている。

ウクライナ軍は4月30日夜にイジュームにあるロシア軍の前線司令部を攻撃したが、ゲラシモフ氏はすでにロシアに向けて出発したあとだった。この攻撃で将軍1人を含む約200人の兵士が殺害された。関係者の1人はニューヨーク・タイムズ紙に「ゲラシモフ氏がそこにいたのはロシア軍がすべての問題を解決していないという認識があるからだ」と話している。
■軍トップが前線に入るのは極めて異例
「SVRの将軍」は2020年9月に開設され、主宰者は海外で暮らすSVRの退役将官「ビクトール・ミハイロビッチ」と言われる。信頼できる政府筋を情報源にしているという触れ込みで、登録読者は27万9千人に達した。関係者とみられる人物が露当局に摘発されたあとも内部告発は続けられている。しかし告発内容が100%正しいかどうか真相は闇の中だ。

ウラジーミル・プーチン露大統領は所期目標だった首都キーウ(キエフ)攻略をあきらめ、チェチェン紛争やシリア軍事介入を指揮し「シリアの虐殺者」と恐れられるロシア軍南部軍管区トップ、アレクサンドル・ドボルニコフ上級大将を総司令官に任命、東・南部の戦線に兵力を集中させた。しかし兵站や大隊戦術群(BTG)間の連携問題は解消されていない。

ゲラシモフ氏はプーチン氏、セルゲイ・ショイグ国防相とともにウクライナ侵攻を主導した中心人物の1人。ショイグ氏はウクライナ侵攻が上手く行かなかったことからプーチン氏に冷遇されている。ゲラシモフ氏のような軍トップが前線に入るのは極めて異例。ウクライナ軍の情報ではイジュームで指揮を執っていたアンドレイ・シモノフ少将が戦死したとされる。

今回はゲラシモフ氏を狙った攻撃ではなかったようだが、ウクライナ侵攻後、ロシア軍の将官が次々と命を落としている。シモノフ少将の戦死が確認されればこれで9人目である。
【これまでに戦死したロシア軍の将官】
チェチェン特殊部隊のリーダー、マゴメド・トゥシャエフ少将( 2月26日)
中央軍管区第41統合軍副司令官、アンドレイ・スホベツキー少将(3月1日)
第41軍第一副司令官、ヴィタリー・ゲラシモフ少将(3月8日)
第29連合軍陸軍司令官、アンドレイ・コレスニコフ少将( 3月11日)
オレグ・ミチャエフ少将(3月15日)
アンドレイ・モルドヴィチェフ中将(3月18日)
第49連合軍司令官、ヤコフ・レザンツェフ中将(3月25日)
南部軍管区第8警備軍副司令官、ウラジーミル・フロロフ少将
■将官殺害には高いインテリジェンスが求められる
がウクライナの領土で負傷した。ゲラシモフ氏は骨折することなく、右足の上3分の1に榴散弾による傷を負った。破片は取り除かれ、命の別条はない」と伝えた。真偽の程は定かではない。

英大衆紙デーリー・メールやウクライナの英字紙キーウ・ポストもゲラシモフ氏の負傷を一斉に報じた。ゲラシモフ氏は4月29日にモスクワからウクライナ東部への要衝イジューム近くの司令部に移動し、東部ドンバス重工業地帯の一中心地クラマトルスクの占領やウクライナ軍を包囲するための東部戦線の大規模攻撃を指揮していたとされる。

キーウ・ポスト紙によると、ウクライナ軍はゲラシモフ氏の負傷を確認しなかった。米紙ニューヨーク・タイムズも1日、ウクライナ政府や米政府高官の話としてゲラシモフ氏が苦戦するロシア軍の攻勢を立て直すため、ウクライナ東部の危険な前線基地を視察したと報じている。

ウクライナ軍は4月30日夜にイジュームにあるロシア軍の前線司令部を攻撃したが、ゲラシモフ氏はすでにロシアに向けて出発したあとだった。この攻撃で将軍1人を含む約200人の兵士が殺害された。関係者の1人はニューヨーク・タイムズ紙に「ゲラシモフ氏がそこにいたのはロシア軍がすべての問題を解決していないという認識があるからだ」と話している。
■軍トップが前線に入るのは極めて異例
「SVRの将軍」は2020年9月に開設され、主宰者は海外で暮らすSVRの退役将官「ビクトール・ミハイロビッチ」と言われる。信頼できる政府筋を情報源にしているという触れ込みで、登録読者は27万9千人に達した。関係者とみられる人物が露当局に摘発されたあとも内部告発は続けられている。しかし告発内容が100%正しいかどうか真相は闇の中だ。

ウラジーミル・プーチン露大統領は所期目標だった首都キーウ(キエフ)攻略をあきらめ、チェチェン紛争やシリア軍事介入を指揮し「シリアの虐殺者」と恐れられるロシア軍南部軍管区トップ、アレクサンドル・ドボルニコフ上級大将を総司令官に任命、東・南部の戦線に兵力を集中させた。しかし兵站や大隊戦術群(BTG)間の連携問題は解消されていない。

ゲラシモフ氏はプーチン氏、セルゲイ・ショイグ国防相とともにウクライナ侵攻を主導した中心人物の1人。ショイグ氏はウクライナ侵攻が上手く行かなかったことからプーチン氏に冷遇されている。ゲラシモフ氏のような軍トップが前線に入るのは極めて異例。ウクライナ軍の情報ではイジュームで指揮を執っていたアンドレイ・シモノフ少将が戦死したとされる。

今回はゲラシモフ氏を狙った攻撃ではなかったようだが、ウクライナ侵攻後、ロシア軍の将官が次々と命を落としている。シモノフ少将の戦死が確認されればこれで9人目である。
【これまでに戦死したロシア軍の将官】
チェチェン特殊部隊のリーダー、マゴメド・トゥシャエフ少将( 2月26日)
中央軍管区第41統合軍副司令官、アンドレイ・スホベツキー少将(3月1日)
第41軍第一副司令官、ヴィタリー・ゲラシモフ少将(3月8日)
第29連合軍陸軍司令官、アンドレイ・コレスニコフ少将( 3月11日)
オレグ・ミチャエフ少将(3月15日)
アンドレイ・モルドヴィチェフ中将(3月18日)
第49連合軍司令官、ヤコフ・レザンツェフ中将(3月25日)
南部軍管区第8警備軍副司令官、ウラジーミル・フロロフ少将
■将官殺害には高いインテリジェンスが求められる
(以下省略)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日 マリウポリ 製鉄所から新たに200人超避難 地下シェルターでの生活語る

2022-05-03 09:21:15 | ロシア関連
スマホの速報によればマリウポリ市のアゾフスタリ製鉄所の地下に居た市民の退避で1日に続いて2日新たに200人を超える市民が退避できたと報じられました。2日合計で300人を越える様です。
まだ2日未明の話でwebには余り情報がありません。
無事ウクライナ側に着くと良いですね
スクリーンショットより

避難で来た市民


当初アゾフスタリ製鉄所の地下に市民は400人以上とか、もしそうならまだ100人以上残っている可能性が有ります。何とか細いながらも「人道回廊」が続いてせめて市民は退避出来る事を願っておきます。

写真:記事の動画よりスクリーンショット

FNNプライムオンライン:
ウクライナ南東部のマリウポリの製鉄所から、市民の脱出が続いている。
新たに200人以上が避難した。
マリウポリの製鉄所から、新たに避難してきた市民らを乗せたバスが2日、マリウポリからおよそ30km離れた村にできたロシア軍の仮設キャンプに到着した。
市民が、長期間にわたる地下シェルターでの避難生活について語った。
製鉄所から避難してきた人「缶詰6つでスープを作り、40人以上で分けて食べた。それが1日の食事」
製鉄所から避難してきた人「毎日爆撃があったから、地下はかなり破壊されていた」
ロシアメディアは、“今回214人が避難した”と伝えている。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、この前の日の1日に、製鉄所から女性や子ども100人以上が脱出したことを明らかにしていた。
2日は、日本時間の午後2時から避難が予定されていたが、ロシア軍の攻撃が再び激しくなり、難航していた。
一方、ウクライナ東部のルハンスク州では、歴史的な建物が砲撃を受け、火災が発生した。
ロシア軍は、5月9日の対ドイツ戦勝記念日に向け、東部2州の完全制圧を目指し、攻勢を強めている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日 NYダウ平均 84ドル高の3万3061ドル…値上がり見込み買い注文

2022-05-03 07:58:46 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】2日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前週末比84・29ドル高の3万3061・50ドルだった。
前週末の2日間で1560ドルばかり下げましたので、値戻り待ちの買い注文が優勢だったそうで84ドルとわずか値を戻しました。ナスダック総合も201ポイント高で共に値を戻しています。
東京の日経平均は6日朝までGW後半の為、休場です。

読売新聞オンライン: 
【ニューヨーク=小林泰明】2日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比84・29ドル高の3万3061・50ドルだった。
 
前週に大幅な下落が目立った反動もあり、今後の値上がりを見込んだ買い注文が入った。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は201・38ポイント高の1万2536・02だった。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする