王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

9日 【速報】プーチン大統領「戦争宣言」せず ウクライナ侵攻を正当化

2022-05-10 09:32:53 | ロシア関連
昨日9日午後4時(日本時間、モスクワで午前10時)に恒例の「対ドイツ77回戦勝記念式典」が行われる事を知っていました。NHKが午後7時のニュースで速報を映像付きで流したのを見ました。モスクワ市内の時計が10時を指した絵を出した後、プチン大統領が席に着き、国旗と軍旗が護衛指揮官に先導され定位置に着くと
国旗と軍旗の入場(日テレニュース24より)

ジョイグ国防相がオープンカーで広場に入り閲兵し、兵士がウラー(万歳)で答礼の後、最高司令官たるプーチン大統領に準備の完了を報告し、握手の後、プーチン大統領の演説が始まりました。速報はそこまででしたが、今朝は動画で解説抜きに絵を見ました。ウラーを叫ぶ各兵科の兵士は選び抜かれまことに見栄えがしました。
さて、プーチン大統領の演説ですが:
今年2月に始めたウクライナ軍事作戦は国を守るための「やむを得ない、唯一の正しい決定だった」と、侵攻を正当化した。隣国ウクライナに北大西洋条約機構側が最新兵器を提供しロシアの安全保障に脅威を与えたと批判。侵攻を「戦争」とは言及しなかったとロイターは論評しています。
プーチン大統領はウクライナと名指しで非難するのは避け、ドンバスでは
さらなる懲罰的な作戦の準備が公然と進められ、クリミアを含むわれわれの歴史的な土地への侵攻が画策されていた。加えてキエフは核兵器取得の可能性を発表していたので、防衛の為軍事作戦に出たという事でしょう! 天候を理由に航空機のショーは中止となり、核兵器使用の言及も無く、戦争宣言もありませんでしたから、総じて抑制的だったと論評されています。ドンパス地方でのウクライナ軍による反抗、アゾフスタリ製鉄所の占領が出来ない点で「わが軍勝利と言えない上、わが軍劣勢も伝えません」から通常兵器による戦闘は長期化しそうです。
ウクライナ国民の巻き添えによる被害はまだまだ続きそうです。

写真:式典で演説するプーチン大統領

FNNプライムオンライン:
ロシアの首都モスクワで9日、対ドイツ戦勝記念日の式典が行われ、プーチン大統領が演説を行ったが、注目されていた「戦争宣言」はしなかった。
記念式典は日本時間午後4時からモスクワの赤の広場で始まった。プーチン大統領は、演説冒頭で「我々はいまだドンバスのために、ロシアの安全のために戦っている」と強調。「キーウでは核兵器の取得に関する話が進んでいた」、「NATO(北大西洋条約機構)が我が国に近い領土を開発しようとしていて、我々にとって直接的な脅威になっている」と述べ、NATOを批判しウクライナへの軍事侵攻を正当化した。
また、式典についてロシア大統領府は、天候の原因で航空機によるパレードが中止になったと発表した。当初、核戦争の時に大統領らが指揮をとる特別機「イリューシン80」なども飛ぶ予定だった。
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10日 日経平均 大引け 続落、2カ月ぶり安値 景気懸念、自動車と商社に売り

2022-05-10 09:25:34 | 為替 ドル 株式
10日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比152円24銭(0.58%)安の2万6167円10銭で終えた。3月16日以来約2カ月ぶりの安値。
後場に入り10日の中国・上海株式相場が朝安後に上昇に転じたことを支えに下げ幅を縮め、152円安で大引けました

日経新聞:
10日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比152円24銭(0.58%)安の2万6167円10銭で終えた。3月16日以来約2カ月ぶりの安値。 米金融引き締めや中国の景気停滞への警戒感から株価指数先物に売りが出た。一時2万6000円を下回り、下げ幅は540円を超えた。自動車や商社株の売りが目立った。売り一巡後は、10日の中国・上海株式相場が朝安後に上昇に転じたことを支えに下げ幅を縮めた。 
(以下省略)

ここからは前引け:
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比244円81銭(0.93%)安の2万6074円53銭だった。米国の金融引き締めや中国の景気停滞への懸念が重荷となり、朝方から売りに押されて下げ幅は一時540円を超えた。
寄り付き一巡後は500円を超え下げましたが、。食品や電気・ガスなど内需株への買いが支えとなり、売り一巡後は下げ幅を縮め、244円安で前引けました。

日経新聞:
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比244円81銭(0.93%)安の2万6074円53銭だった。米国の金融引き締めや中国の景気停滞への懸念が重荷となり、朝方から売りに押されて下げ幅は一時540円を超えた。取引時間中としては3月16日以来、およそ2カ月ぶりに節目の2万6000円を下回る場面があった。食品や電気・ガスなど内需株への買いが支えとなり、売り一巡後は下げ幅を縮めた。
(以下省略)

ここからは寄り付き:
[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比170円28銭安の2万6149円06銭と、続落してスタートした。前日の米株安を嫌気する形となった。その後も下げ幅を広げている。 
今朝早朝閉まったNY株のダウ平均とナスダック総合の大幅下落につられ東京の日経平均もIT関連株を中心に大幅安で寄り付きました。寄り付き一巡後500円安を付けています。引き続き前場と後場を追ってみます。

ロイター:
[東京 10日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比170円28銭安の2万6149円06銭と、続落してスタートした。前日の米株安を嫌気する形となった。その後も下げ幅を広げている。 トヨタ自動車やソニーグループなど主力株のマイナスが目立つ。東京エレクトロンなど半導体関連株は総じてさえない。    指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループは軟調となっている。 
(引用終わり)
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9日 NYダウ平均 653ドル安の3万2245ドル、年初来安値を更新…金融引き締めに警戒感

2022-05-10 07:18:59 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】9日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前週末比653・67ドル安の3万2245・70ドルとなり、年初来安値を更新した。値下がりは3営業日連続。
今朝早朝閉まったNYのダウ平均は3営業日連続の値下がりで、前週末比653ドルと大幅値下がりとなり年初来安値を更新しました。
FRBの金融引き締めに対sる警戒感が強く、売り注文が優勢だったそうです。
ナスダック総合も521ポイント安で大きく値下がりしました。まもなく始まる東京の日経平均にも影響しそうです。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰明】9日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比653・67ドル安の3万2245・70ドルとなり、年初来安値を更新した。値下がりは3営業日連続。
 高インフレで米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速するとの警戒感が強く、売り注文が優勢だった。前週の5日には1000ドルを超える大幅な下落を記録していたが、投資家心理が改善せず、売りが先行する状況が続いている。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は521・41ポイント安の1万1623・25だった。
(引用終わり)
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