今週に入り「何だかスッキリしないなー?」と思う事の第3はバイデン大統領訪日を機に岸田首相の下で次々と決まる対米政策そして昨日はクアッドと称する日米豪印4国による対中包囲網の強化です。
もう一度この日経の記事は判りやすく出来ています。
クアッドの合意事項
そして具体的にはどうするのかは以下の如くです。
要するに西はウクライナのロシアの侵攻問題をウクライナ側に立って支援する。そして足元の東ではインド・太平洋の安全と平和維持の為、中国包囲網の中核として活躍すると岸田首相は米国および同盟国に約束しました。
当面「憲法9条が有りますから兵力の派遣は元より、武器の輸出も出来ません」そしてせめて出来る事は金の援助ですが「安倍前政権の金融垂れ流し策を変える事が出来ず、米国と真逆の経済政策を行い政策上の円安で為替差損が出ています。一部の輸入業者が儲ければ良いと言う時代ではなくなっているのですよね」。加えて新型コロナウイルス感染拡大で世界の物流・商流に乱れが出て輸入製品の値上げが続き、ロシアのウクライナ侵攻でその値上げが拡大しています。そんな中で、どうやって国内の経済力を挙げ、「国として金を稼ぐか」しっかりした方針を出す事! 「力による国境の変更を認めない」なら核武装はともかく「通常兵器でヨーロッパのフィンランドやデンマーク並みのROE(交戦規程)にするのかしないのか? するとすれば何が問題なのか?等を広く国民に聞かなければいけません。北はミサイルを発射し、ロシアと中国は大型爆撃機の連合編隊で日本周辺を威力偵察飛行をしています。「遺憾である」と言っているだけでは済まない事態になっています。
国論をなるべく過半数が占めるようなバランスの取れた、行き届いた政策を立案して欲しい物です。お願いします。
日経新聞:
2022年5月25日の日本経済新聞朝刊1面に「日米豪印で海洋監視」という記事がありました。4カ国の首脳は中国を念頭に海上警備の体制を強化する方針を共同声明で示しました。どのような内容について協力を決めたのでしょうか。
2022年5月25日の日本経済新聞朝刊1面に「日米豪印で海洋監視」という記事がありました。4カ国の首脳は中国を念頭に海上警備の体制を強化する方針を共同声明で示しました。どのような内容について協力を決めたのでしょうか。
ここが気になる
「クアッド」は日米豪印の首脳や外相らが経済や安全保障を協議する枠組みです。4カ国はインド洋と太平洋を囲むように位置し、民主主義や法の支配など共通の価値観をもちます。各国は経済だけでなく軍事面でも力を増し脅威となっている中国へ対峙します。
クアッドは中国の進出が活発な東・南シナ海の監視で協力します。違法漁船など沿岸警備に関する情報をインド太平洋地域の国で共有する構想です。ウクライナ侵攻や中国の海洋進出を踏まえ、「現状変更への反対」という言葉をクアッド首脳の共同文書として初めて盛り込みました。一方でロシアと中国への名指し批判は見送りました。
また、日米豪は中長期的にインドの協力を引き出すために経済分野の成果を重視しました。サイバーセキュリティーや宇宙分野に関する協議体を立ち上げます。電力や通信など重要インフラの防護や気候変動対策に役立てると合意しました。インド太平洋地域のインフラ構築に5年間で500億ドル以上を支援する約束です。
(引用終わり)