このAFPの記事は現地時間23時過ぎの時間五なっています。ググってみるとスウェーデンは目下サマータイムで、東京は7時間進んでいますから17日午前6時過ぎの速報の様です。
12日にフィンランドがNATO加盟を表明した時から、スウェーデンのNATO加盟表明も時間の問題とみられていましたが、その通りの運びとなりました。
英国は、NATO加盟が決まる4か月から1年半ほどの間、フィンランドと同様、スウェーデンとも11日には軍事的安全保障に調印しています。
ジョンソン首相とアンデション首相(BBC)
両国のNATO加盟にはトルコのエルドアン大統領が両国によるクルド民族支
持策を理由に反対していますが、NATOの事務総長ストルテンベルグは加盟の見通しはあると明言しています。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナの侵攻を機にNATOの加盟国拡大に手を貸してしまいました。スウェーデンもロシアの原油供給やLNG供給の停止策に対し代替案やノルウェー経由での輸入など対策を練っている様です。
日本もロシアとの安全保障を考えるなら、もう少し真剣に代替案を用意して国会で議論すべきでしょうかね?
写真:スウェーデン・ストックホルムで記者会見するマグダレナ・アンデション首相(2022年5月16日撮影)
AFP/BB News::
【5月16日 AFP】スウェーデンのマグダレナ・アンデション(Magdalena Andersson)首相は16日、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請すると正式に表明した。ロシアの侵略を抑止することが狙いで、数十年にわたり維持してきた軍事的非同盟政策の歴史的な転換となる。
アンデション首相は記者会見で、政府が加盟の意思をNATOに通知することを決定したと説明。通知は同国のNATO大使が間もなく行う予定だと述べた。