王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ゼレンスキー氏、クリミア奪還目指す…米欧提供の武器そろう6月以降に反転攻勢

2022-05-07 10:42:07 | ロシア関連
日本のマスコミはこの記事の様に突然外電を参照してウクライナがクリミア半島の奪還を目指すと言う「恐ろしい事を当たり前の様に途中経過なし」に報道します。外電でもCNN,BBC,APやロイターなどは画像或いは動画付きでと中継を流しますから「何とか報道について行けます」。
5月5日頃ハリキウ(ウクライナに次ぐ第2の都市)の周辺部でウクライナ支配領域が広がりロシア軍はウクライナ軍の猛反撃で40キロも東に逃げたそうです。
これが5月6日頃の勢力図です〈ネットより)

地図右上のハリキウから南東のイジュームを通り南部のマリウポリ迄占領を完全にしロシア軍は東部ドンバス地区の分離占領を完成したかったのですが、5月に入り米欧諸国の武器弾薬、特に155ミリりゅう弾砲がハリキウ並びにイジューム近くに 配備が終えた様で、その精密゚射撃にロシア軍の最新戦車T-90も頭上から砲弾を見舞われ、炎上しています。
台湾系youtube開鍵時刻他の動画のスクリーンショット

155ミリりゅう弾砲の映像

ここをクリック⇒イジュームではロシア軍参謀総長が戦術指導に出かけウクライナ軍の反撃で負傷して引き上げました。
それほどの激戦地と言う事です。現在ではこの周辺にも155ミリりゅう弾砲は届いていると思われます。
射程は40キロ以上、無人機の偵察に加え特殊砲弾で100発100中の様ですから40キロは避けないと全滅は免れそうもありません。イジュームをウクライナ軍が奪還すれば、ロシア軍の南行きは困難です。
この様な東部の防衛にも先が見えてきたので、冒頭の様な「大胆な!見解が出てきたようです」。もしそうなればロシア軍の戦術核の登場の様な気がしますウクライナの政治的プロパガンなら良いのですが、本気だと怖いですね。
まず5月9日にモスクワとマリウポリでどんな「戦勝記念日のパレード」をやるのか静かにも守りたいと思います。

写真:対戦車ミサイルジャベリン(ロイター) 

読売新聞オンライン:
ウクライナ大統領府のオレクシイ・アレストビッチ顧問は5日、戦況に関する報告で、「米欧から提供される武器がそろう6月中旬以降」にロシア軍への反転攻勢に乗り出すとの考えを示した。
 アレストビッチ氏は「ウクライナ軍の前進が可能になる」と述べ、東部地域などで露軍の撃退を目指す考えを示唆した。米欧の軍事支援を受けるウクライナは強気の姿勢に転じている。
 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日、ロシアが2014年に併合した南部クリミアの奪還を目指す方針を明らかにした。
 ゼレンスキー政権は3月29日のトルコ・イスタンブールでの停戦協議では、早期停戦を優先し、ロシア軍にクリミアや東部の親露派武装集団が実効支配する地域からの撤退を求めなかった。
 ロシアは侵攻後に制圧した南部ヘルソン州などでの実効支配を強化し、ウクライナの領土分断を図る構えを鮮明にしている。双方が犠牲者を出しながら、激しい攻防を続ける可能性が指摘されている。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6日 NYダウ平均 98ドル安、下げ幅一時500ドル超…前日に続き売り先行

2022-05-07 07:29:24 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比98・60ドル安の3万2899・37ドルだった。値下がりは2日連続。前日に1000ドル超の大幅な下落となったが、6日も売りが先行し、下げ幅は一時、500ドルを超えた。
今朝早朝閉まったNYダウ平均は、98ドル安と2日続きの値下がりとなりました。前日インフレ懸念と金融引き締めに先行き懸念が広がり1063ドル下げの影響が消えません。週明け9日の東京の日経平均が、下げは米国の事情と判断し上げを続けられるでしょうか?

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰明】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比98・60ドル安の3万2899・37ドルだった。値下がりは2日連続。前日に1000ドル超の大幅な下落となったが、6日も売りが先行し、下げ幅は一時、500ドルを超えた。
市場では、インフレが収まらず、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速するとの警戒感が強い。景気後退への懸念から、売り注文が優勢だった。クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスや、小売り大手ウォルマートなど消費関連銘柄の下落が目立った。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は173・03ポイント安の1万2144・66だった。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする