王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

28日 夕刻 カムチャツカ半島の火山で大規模噴火 津波の影響なし 気象庁

2022-05-29 10:56:16 | 環境
昨日28日午後5時10分頃カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火が起きたそうで、午後11時30分 気象庁は日本への津波の有無を調べていましたが「日本への津波の影響はない」と発表しました。
まずはホッとしましたね。
この辺りです

報道によれば今月に入り24,25日にも大規模な噴火が有ったそうです。
インドネシア辺りでの大規模な噴火では「噴煙の為、付近の農作物が2年にも亘って不作とか聞いた覚えが有ります。今行われているロシアのウクライナ侵攻で、ロシアは元よりウクライナの小麦やトウモロコシの不足や物流阻害で
値上げや品不足が起き、アフリカ周辺では飢餓が増すとか伝えられています。この噴火もそんなことの一つに繋がらない様、願っておきます。

写真:カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火

NHK:
日本時間の28日夕方、カムチャツカ半島の火山で発生した大規模な噴火について、気象庁は日本への津波の有無を調べていましたが、午後11時30分、「日本への津波の影響はない」と発表しました。
 気象庁によりますと日本時間の28日午後5時10分ごろ、カムチャツカ半島のベズィミアニィ火山で大規模な噴火が発生しました。

噴煙は上空およそ15キロに達し、人工衛星ひまわりの画像でも噴煙が確認できます。

大規模な噴火が起きると、地震による津波とは異なり気圧の急激な変化で潮位が上昇することがあるため、気象庁は潮位の変化を監視していましたが、国内外の検潮所で目立った潮位の変化は観測されず。午後11時30分、「日本への津波の影響はない」と発表しました。

気象庁は南太平洋・トンガの海底火山での大規模な噴火で日本でも潮位の変化が起きたことから、噴煙が上空15キロに達する噴火が起きた場合、潮位変化が確認されていない段階でも情報を発表することにしています。
「噴煙 一時上空およそ15キロの高さまで」
カムチャツカ半島にあるベズィミアニィ火山で発生した大規模な噴火について、現地のロシア科学アカデミーで火山の噴火状況を監視しているグループの担当者は、NHKの電話取材に対し「噴煙は一時、上空およそ15キロの高さまで上がったが、今は5キロの高さになっている。きょうだけで複数回、噴火があった」と話しています。
そのうえで「住宅地や住民に危険は及んでいない」としています。

また、現地の非常事態省のホームページによりますと、噴煙は南東の方向に広がったとしていますが、近くに観光客などはおらず、これまでのところ、噴火による影響は確認されていないとしています。
ベズィミアニィ火山とは
世界の火山について調査をしているアメリカのスミソニアン自然史博物館のホームページによりますと、ベズィミアニィ火山はロシアのカムチャツカ半島にあり、標高は2882メートルです。

1955年以降、たびたび噴火が確認されていて、2010年以降は溶岩ドームが大きくなるなど火山活動が活発だったということです。

今月24日や25日にも規模の大きな噴火が起きたということです。 
(引用終わり
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ロシア軍が東部リマンを制圧か 激戦のセベロドネツクには市民1万人

2022-05-29 10:01:34 | ロシア関連
ウクライナ東部の戦線が正念場を迎えている事は、先に述べた所ですが、ここをクリック⇒いよいよセベロドネツク市が危ない様で、その西側のリマン市はロシア国防省によればロシア軍により制圧された様でこの朝日新聞28日午後10時半の記事は両方をバランスよく指摘し、何と日本語に付近の地名を置き換えた地図を添えています。
大きく見るため、以下にもう一度コピペします

ウクライナ第2の都市ハリキウから南西へ100キロのイジューム市を経て、その先のリマン、セベロドネツクとリシャチェンスク市を結ぶ線を制圧しないとロシア軍は部隊を更に南部のマリウポリ市と結べないばかりか、戦闘部隊への補給も続かない為、双方にとって正念場となっている訳です。ウクライナ軍もロシアの対独戦勝記念日以降、1週間ほどはM777砲の活躍もありロシア軍戦車部隊のせん滅などが報じられましたが23日以降、苦戦が報じられています。その一方でロシア軍も50年以前に第1線で活躍した骨董的T62戦車迄、鉄道輸送し戦車の補給をせざるを得ないとの情報も有り、まさに正念場の様です。
鉄道輸送中のT62(5月25日ウクライナのTwitterから)

マリウポリ市のアゾフスタリ製鉄所の撤退を見て、ウクライナ指導部には「玉突き水涸れるまで戦った将兵に”万歳突撃を刺せる”思想が無い」事を知りましたから、適宜柔軟な対応をすると見ていますが、出来れば頑張って欲しい物です。一部には、ここにロシア軍東部兵力を集中させ「せん滅を意図している」との見方をする人も居るようですが、贔屓の引き倒しかも知れません。
もう少し心配しながら見守らないといけない様です。

写真:ウクライナ東部戦線の都市図(日本語版は珍しい)

朝日新聞:
ロシア軍がウクライナ東部ルハンスク州の完全制圧へ攻勢をかけている。焦点の拠点都市セベロドネツク周辺で、ウクライナ軍との激しい攻防が続く。一方、ロシア国内では公然と軍の撤退を訴える声が出た。
 ウクライナ軍参謀本部は28日朝の報告書で、ロシア軍が包囲を狙うセベロドネツクについて「ロシア軍は作戦の成功に至っていない」と説明した。ただ、米シンクタンク戦争研究所は27日、「ロシア軍はセベロドネツクでただちに前進できそうにない」と分析する一方、「数日内の包囲は可能」との見方を示した。1万人以上の市民が残っているとされ、住宅の90%が破壊されて死傷者も増え続けている模様だ。
 ロシア軍はルハンスク州の9…
(以下省略)
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