昨日26日午後3時頃、出先から戻ってTVを付けると「KAZU1の吊り上げの様子」をLive で映していました。前回の吊り上げ失敗の反省も有るのでしょう、ゆっくりと吊り上げに掛かっている様でしばらく見ていましたが、目に見えて進展はありませんでした。夕刻7時前に「台船の脇にKAZU1が吊り上げられて形が見える様になりました。台船に縛り付け浅瀬に移動し、その後、台船の上に載せて網走港に27日に戻る様です。
海面に浮上したKAZU1(ネットより)
前回の吊り上げは、ここをクリック⇒5本のナイロン製ロープが細かった為、潮流に姿勢を崩したKAZU1の動きで後ろ2本が切れて吊り落とした(ようだ)と解説されていました。今回はその反省からロープを幅広にして、KAZU1の 前後を2本で吊り上げ台船に縛り付けて移動とか! 素人目には、これで大丈夫かと思うほどのロープでしたが、吊り落としは無かった様で何よりでした。
下の絵がその説明図です。なるほどロープは幅広です〈ネットより)
恐らく27日昼のニュースでは網走港の現場からLive でその後が見られるかもしれません。
国交省の地方の観光船に対する行政の在り方、事故原因の究明、吊り落としの原因、その追加作業の費用の負担等まだまだ続きそうです。
写真:作業台船によってつり上げられる観光船「KAZU I」(26日夕、北海道斜里町沖で、読売チャーターヘリから)=佐々木紀明撮影 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、カズワンの船体が27日午前3時20分、専門業者の作業台船上に引き揚げられた。台船は同日にも網走港(北海道網走市)に入港し、その後、船体は陸揚げされる予定。
カズワンは4月23日の事故から6日後、水深約115メートルの海底で発見された。5月24日、台船につり下げられて移動中、船体をつっていたナイロン製の帯の一部が切れ、斜里町ウトロ漁港沖約11キロの海底182メートルに落下。再び引き揚げ作業が行われた。海上保安庁などは船体を調査し、事故原因の究明を進める。
(引用終わり)