昨日12日10時半頃、正確な時間を知りたくてTVを付けたら、偶然イプシロン6号の打ち上げが成功した映像でした。ああ良かったなーと思った瞬間 速報との事で「爆破指令が出た」との事でした!! おそらく上昇の過程で何かが起きたのだろうと思いました。残念!!
今朝の情報では2段目ロケットに点火したあたりからコースが外れだしたため、爆破指令を出し、フィリピン沖に落下したようで人的被害は無かったようで不幸中の幸いでした。
民間の人工衛星を複数搭載していた様ですが、商業化の点でも待ったが掛りそうです。北朝鮮がやたらミサイルを発射しまくるので、ついこのイプシロン6号も「幾ら位お金が掛かるのか?」と思いましたら、この機体で開発費205億円 打ち上げ費用 38億円だそうです。日本では恒常的に餓死者が出ている状態でないので、この程度の金は問題ないと思うのですが、北は1発 発射ごとに250億円ほど金が掛かるとしたら,「その金を民生用に使ったら?!」と思わずにいられません。まあ、国として優先事項が違うので、何とも悩ましい事です。さてH2Aは大型化し更なる搭載量が期待されています。
イプシロン6号も失敗の原因を突き止め、無事軌道に乗るのが当たり前と(国民の)みんなが思えるように技術を磨いてください。お願いします。
写真:打ち上げた瞬間のイプシロン6号
読売新聞オンライン:
宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は12日午前、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた固体燃料ロケット「イプシロン」6号機に地上から指令破壊の信号を送った。打ち上げ後、何らかのトラブルが発生したとみられる。イプシロンの打ち上げが失敗したのは初めて。文部科学省は同日、対策本部を設置し、原因究明を開始した。
イプシロンは、H2Aと並ぶ日本の基幹ロケット。6号機は全長26メートル、重さ96トン。基幹ロケットの打ち上げ失敗は2003年11月のH2A6号機以来となる。
イプシロン6号機は12日午前9時50分頃、打ち上げられた。だが、JAXAは間もなく、海上で指令破壊するよう地上からロケットに信号を送信した。JAXAの広報担当者は現場の報道陣に対し、イプシロンについて「爆破されたか、どこに落ちたかなどは分からない。原因などは不明だ。(指令破壊信号を送った時の)高度や位置もまだ分からない」と説明した。
(引用終わり)