王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

22日 中国共産党大会が閉幕 習近平氏の異例の3期目入り 胡錦涛前国家主席が突然退出という一幕も

2022-10-23 09:25:59 | 中国関連
昨日北京で第20回全国人民代表大会が終了しました。
大会終了の事実と習近平国家主席が(どうやら)67上68下(67歳なら中央委員に昇格、68歳なら退任)の慣例を破り三期目の国家主席に就任したようです。事前のここをクリック⇒不穏ないくつかの事件を,
ここをクリック⇒乗り越え/抑え込み? めでたく閉会の様ですが、閉幕式の途中で、胡錦濤前国家主席が退席させられるハプニングがありました。
この記事は動画ですので、ネットから静止画像を捜しました。どうやら本人の意思に反して退席させられているように見えます。
何か嫌がって見える映像(ネットより)

追って「チャイナセブン」の名前と役職が今日古すぎ判る予定です。
浜爺の大好きな台湾系youtube 開鍵時刻で、このあたりの裏話が出るのを楽しみにしています。
さて、大会では習主席により:
ー「二つの確立」については、「決定的な意義をしっかりと把握し、習近平同志を核心とする党中央の権威を擁護しなくてはならない」として、「二つの確立」を党員に守る
ー「一国二制度の方針を揺るぐことなく貫徹する」としたうえで、「台湾独立に断固として反対する」という文言が新たに盛り込まれました。
ー「清零冠病(0コロナ対策)の変更は触れられませんから、都市封鎖は続くようです?
いまさら専門家の指摘を受けなくても、ここ3年に及ぶ「0コロナ対策、つまり物理的な都市封鎖」により国民というか人民が生活苦であえぎ、加えて「房子販売業(マンション業者)の倒産」に端を発した不動産バブルの崩壊、地方銀行の放漫経営による倒産/或いは預金封鎖、若者の就職難加えて対中経済制裁によるICチップをはじめ精密部品の欠乏による輸出の不振、ウクライナ紛争による物流の混乱等が重な5月のGDPの極端な下振れ、そして大会前には直近のGDPの発表を大会後に伸ばした(恐らく引き続き伸びがないのでしょう?!)。無理に最高権力者として居座らない方が良かったかもしれません?
当人を含む9000万人の共産党員は良くても残り13億数千万人の人民は「共同富裕」に与れますかね??
まあ静かに見守りすりしか有りません。
日中国交回復でざっと50年、台湾を簡単に袖にして、中国の大戦略(悪いのは旧軍部、人民に罪はない)に乗せられた結果が、今になっています。
「悪いのは共産党、人民は悪くない」で中国に向かい合わないといけないかもしれません。

写真:退出させられる胡錦濤前国家主席(いずれもネットより)

TBS:
5年に1度の中国共産党大会が閉幕しました。この中で習近平国家主席の権威をさらに高める「二つの確立」を守るよう、党員に求めました。

こちらは、中国や海外のメディアが集まる党大会のプレスセンターです。私も含めて、閉幕式を取材していた各国のメディアがこちらを出入りしています。さて、その閉幕式では習氏の異例の3期目入りが確定しました。

習近平国家主席
「大会は円満に成功を収めた。思想を統一し、自信を固め、方向を明確にし、闘志を奮い立たせるという目的を達成した」

焦点となっていた習氏の権威をさらに高めるスローガン「二つの確立」については、「決定的な意義をしっかりと把握し、習近平同志を核心とする党中央の権威を擁護しなくてはならない」として、「二つの確立」を党員に守るよう求めました。

また、台湾については「一国二制度の方針を揺るぐことなく貫徹する」としたうえで、「台湾独立に断固として反対する」という文言が新たに盛り込まれました。

そのうえで「祖国統一を推進する」と台湾を強くけん制する内容となっています。

こうした中、閉幕式の最中に胡錦涛前国家主席が突然、退出するという出来事がありました。理由はわかっていませんが、きわめて異例の出来事で憶測を呼んでいます。

一方、人事ですが、中央委員の名簿が発表され、現在の最高指導部、いわゆる「チャイナセブン」のメンバーのうち、李克強首相と栗戦書全人代委員長、汪洋全国政治協商会議主席、韓正副総理の4人が外れることが確定しました。
(引用終わり)
新しい最高指導部の顔触れはあす昼過ぎに明らかになる見通しです。
コメント
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